巻頭カラーはハイキュー。
夜桜さん、2回目のセンターカラーおめでとうございます。

アンデッドアンラックが面白過ぎて、そしてサムライ8が私の心をかき乱し過ぎて、過去最高に長いです。
全部で7,000字超える長さになったので、お時間ある時に読んでください。

3月19日追記

アクタージュの劇解釈について追記。
結果的に9,500字超えました。長くて申し訳ないのですが、それだけ今週は面白かったという事で……

という事で、早速どうぞ。いつものように掲載順です。


ハイキュー  386話

「地中海の潮風が俺を海原へ誘う」って、なんだこの巻頭カラー(笑)
西谷さんは本当に”らしい”というか、行動力の塊だなぁ。
でもちょっとバレー続けてないのは意外でした。
この人はバレーに執着するタイプじゃなくて、自分のしたい事に全力をかけたいタイプなんですね。

作中の「びっくりが追いつかない」は正にその通りで、プロの試合は高校の部活とは次元が違うぞっていうのを絶え間なく見せつけてくれる。
読者としては「すげーなー、面白いなー」って読んでればそれで正解かなと思ってて、割と最近は頭空っぽで読んでます。
面白い。

古舘 春一 体調不良で日向がコートを離れ、烏野高校排球部は主力を欠いたまま鴎台との決着へと臨む──…! 途方もない悔しさと共に中継画面越しのコートをみつめて、日向はそこに何を見出すのか…春高バレー編完結!!

ワンピース 974話

内通者はカン十郎でしたか!
釜茹での処刑も一緒だったので、まさか赤鞘九人男の中にいるとは思いませんでしたよ。
しかもその理由が「心を失って演じる事だけが快楽なので、光月の家臣という役を守って死ぬつもりでした」って、エグいキャラ造形してきますね……。

かなり閉塞のある状況ですが、ここで最悪の世代3人が集結とはアツい!
過去編からずっと読者のフラストレーションが溜まってきているので、ここらへスカッとさせてくれる予感がします。

鬼滅の刃 198話

うわぁ、本当に全員がギリギリの乱戦状態……。
衝撃的だったのはガブリと噛まれる伊黒さんで、一人だけ無惨に攻撃してないんですよ。
多分これ「純粋に炭治郎を守るだけの目的で割り込んできた」っぽいんですよね。
こんな身を挺して庇ってくれるキャラじゃなかったじゃないですか。死んじゃダメだ……

ぼくたちは勉強ができない 151話(問151)

今週は「どこまで時間が遡るんだろう」ばっかり考えてましたが、まさかの大学生展開!
多少の過去改変は入ってそうですけど、これで他ヒロインの悲しい展開を極力回避しつつ、攻略ヒロインとの時間に集中できますね。
IFルート展開の中では、割とベストに近い選択だと思います。

大学生になって男女一緒に手を繋いで寝たらもう100%ヤってると思うんですけど、幽霊とはいえ女の子が見てるから我慢したのかな。
成幸君すごいな……
むしろ本当に幽霊が邪魔なら、濃厚な3Pセックスを見せつける事で追い出せると思うんですけど、それをしないのが成幸君の優しさなのかもしれません。(本当にやったらトラウマ化して悪霊になりそう)

次回予告では水着選び?
このペース配分だと、単行本1冊ぐらいの分量はやりそうですね。
イチャイチャラブコメを前半でやって、後半で付き合う過程を描いて、最後にラブラブ展開かな?

僕のヒーローアカデミア 264話(No.264)

トゥワイスの心情描写が過不足なくて、悲しみと絶望が伝わってきますね。
うわー辛いな。ストレートに辛い。

「自分を見て欲しくて認められたい」場合、独善的で利己的な行動に移るのが悪人の発想だと思うんですが、トゥワイスの場合は「認められない辛さが分かるから相手に優しく接する」という、根っからの善人発想なんですよね。
本来ならこういう人こそ慕われるべきなんですけど、本当に運と環境が悪かった……。

そしてこの段階において「俺のことはとっくにどうでも良い。俺の魂はただ連合(みんな)の幸せの為に」って心の叫びもキッツイ。
トゥワイスはどこまで優しいんだ……

一方、ホークスさんも辛いですよ。
ずっと顔に影が差して表情が見えないようにやりとり続けて、「あなたは良い人だから」で悲しい表情が映るの、描写が上手くてガツンときました。

ホークスさんはプロヒーローとしての仕事に徹してるので、今回のようにトゥワイスが反撃してくる事は予想済みのはず。
当然対策は用意していると思うので、これで手間取ったら「何だそりゃ」になりますね。
もしくは、トゥワイスが想定を上回る大覚醒を見せるか?
いずれにしても、この戦いは悲しい結末になりそう。

約束のネバーランド 171話

ここでのレウウィス登場には「やられた!」ではなくて「えぇ……」って気持ちの方が正直強かったです。
当時の描写的には完全に死んでたし、復活の伏線も多分なかったはずで、唐突に生えてきたなーという印象です。

狩庭撃破から確か1年7ヶ月経過したと思うんですけど、その間潜伏しているのも謎だし、ムジカの味方をしている背景も不明。
次回以降でもちろん明かされるんでしょうけど、今の所は何とも微妙な感じです。

そして逃げてから1話でエマに補足されるピーターさん。
うーん、白井先生、どういう意図の流れなんですかコレ。
ここで倒されるなら1回逃げた意味が無いですし、作中におけるエマの扱いを考えると、1対1になったからと言って逆転できるとは思えないんですよねー。
エマによる説教パート突入?いや、それもないはず……

白井カイウ / 出水ぽすか 3月4日発売

夜桜さんちの大作戦 28話(作戦28)

間髪入れずにセンターカラー。
掲載位置的に延命確定で良いですかね?おめでとうございます。
前回のハードな印象とは全く違った柔らかいタッチのカラーで、権平先生のセンターカラーにかける気迫を感じました。

さて内容。
今回良かったです!
ずっとただのスパイ漫画展開だった中、久しぶりにこの漫画の3大構成要素である許嫁・夜桜一家・スパイをうまく絡めた回で、満足度高かった。

普通なら疑っちゃう所でも最後まで太陽を信じた六美も良いし、なんだかんだ凶一郎に感謝してる太陽と、それに戸惑う凶一郎も新鮮で面白かったです。
特に太陽と凶一郎の独特の関係性をクローズアップした描写、今回初じゃないですか?

魔女の守人 7話(#7)

まずは先週の感想で従者のナータさんを完全に亡き者にしていたこと、深くお詫び申し上げます。
何の説明もなく生きておりました。
私の読み込み不足が招いた結果だと反省しております。

やっとゲン戦が終わったと安心したのも束の間、まさかの逃走!嘘だろ!?
しかも「もし魔女を助けられたら下僕でもなんでもなってやる」という微妙な仲間フラグ付き。
たたでさえキャラの魅力ない敵に4話も付き合った読者に対してこの仕打ち、控えめに言って地獄では。

逃走する時の言い訳もひどくて、依頼した司祭がかわいそう。

司祭「魔に変化すると厄介なのでマナスファを殺して」
ゲン「俺らに任せろ。お前はメタボ加速させとけ(暴言)」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ゲン「行ってきた。まだ戦えたけどマナスファの首輪が外れたので報告しようと思って戻ってきた
司祭「なんやこいつ」

ただ中盤からの逃避行と「大丈夫……なのか?」の描写については、閉塞感と絶望感が伝わってきて良かったです。
最後の学者っぽい人登場で、魔に関しての世界観が広がりそうですね。
この漫画、世界観設定は良さそうな片鱗が結構見え隠れしているので、次回どう展開するか、しっかり見たいです。

ところですっかり忘れてたんですが、「魔女はその従者が殺さないと強力な魔になる」という設定、ゲンはどういう算段でファフナにマナスファを殺させようとしたんですかね。
対魔女・騎士戦闘に慣れてる事を何度もアピールしてたんで、何か用意はしてたと思うんですけど。

Dr.STONE 143話(Z=143)

大海原の見開きやべぇ……。
週刊連載でこんなのできるのか。
船員紹介でグッと情報量を詰めておいて、見開きで解放感出すという構成もあって、圧倒的なスケール感。
Boichi先生やっぱり画力ハンパないですね。

稲垣先生は全ての展開に意味を出してくるので、今回のギャンブル展開の意図は何だろう。
ゲン・龍水・コハクは既にキャラ立ち完了しているので、キャラの掘り下げ目的ではないはず。
作劇的には秋に間に合わないといけないから千空の大圏航路採用だと思いますけど、プロである龍水が無理だと断言した航路をどう攻略するのか。
この攻略方法のアンサーに繋がるような勝負結果になるのかな?

コハクの女房感とセクシー衣装も良かったんですが、何より最後のコマ、ニッキーのおっぱい良いよね……

マッシュル 8話

唐突なシリアスパートですが、意識的に画力上げてきてる?
ギャグパートの脱力絵に対して、シリアスなので迫力ある絵を描こうというメリハリは伝わりました。

ただこの漫画初の本気バトルパート、どう楽しめば良いのか分からない……。
魔法使い側の設定も語られてないし、マッシュも既に筋力では説明できない領域に踏み込んでいるので、両者とも何が出来て何が出来ないのか分からないんですよね。

ただマッシュに関しては、1話でドラゴンを追い払うプロの警備隊員を難なく一蹴してるので、どれだけ優秀でもたかが魔法学校の1年生に負けるとも思えないです。
優秀な1年生>プロの警備隊員は、現実的にはあり得ないでしょ。

チェンソーマン 62話

「あー面白いなー」って読んでたら気づいたら終わってた。

吉田ヒロフミ、漫画上ではポッと出のキャラなのに強い!
さすがマキマさんに名指しで呼ばれるだけある。

もうデンジとビームがコンビで動くだけで尊いんですけど、クギが刺さって絶対絶命のシーンなのにデンジの「体がハリツケになってくよオ~!?」で笑っちゃいました。
デンジのキャラクター、本当に独特で面白いですね。

あとタツキ先生、あんまりコベニをいじめないであげてね……。

藤本タツキ 3月4日

アンデッドアンラック 9話(No.009)

今回すっごい。圧倒的な情報量と世界の広がりが清々しい。なんだこれ……
読んでる間リアルに「うまッ」「マジか」「えぇー」とか声出まくってしまった。

中盤からの怒涛の設定開示も最高でしたが、 前半でメンバーの性格や関係性などをチラ見せする所も良かったですね。
タチアナがジーナを「おば様」と慕ってた所も何か嬉しいんですが、斬られた手が一瞬で復元したのは何の否定能力?
「え ボク死ぬの?」ってなってるビリーも呑気で面白いんですが、序列3位ですからねこの人。
キャラを立てつつ、細かい所はいい感じに読者の想像を掻き立てます。

しかしこの漫画、構成力が高いと言い続けてましたが、今回で単話だけでなくシリーズ構成としての上手さも実感しましたね。
理(ルール)追加による改変が定期的に行われている世界設定を踏まえると、組織加入直前の敵を”不変”能力者にして「変わる事、変わらない事」をテーマとして先に主要人物に語らせておくの、シリーズ構成的にベストなんですよね。

今回の怒涛の設定追加に後出し感が一切ないのも、シリーズ構成と情報の出し方が上手いから出来る事だと思います。「世界に新ルールが追加される」「神の存在」なんていう壮大な設定を出しておきながら、今までの様々な描写が伏線としてバッチリ繋がっていったので、今回の情報で一気に視界が開けた感覚すらある。
1話から今回の9話まで相当吟味して情報を適切に出さないと、今回の”そういう事だったのか感”は出せないですよ。
「新人のレベルじゃない」という表現すらもはや失礼で、ジャンプ連載陣全体で見ても抜群のストーリー力では?

設定の出し方も過不足なくて、考察する人はすれば良いし、別にしない人は流してて良いよという加減具合も絶妙。
私なんかはその気になれば無限に考察できますよ。

  • UMAバーンは不燃を捕獲してから戦わせるとか、攻略順を妄想させる。
  • 各ルールを司るUMAと、それに対応する否定者が存在する可能性を示唆。
  • UMAコールとは?スポイルとは?
    名前からどのような能力があるか想像するだけで楽しい。
  • UMAの”捕獲”と”討伐”の違い。なぜランゲージだけ討伐なのか。
  • 古代遺産の存在。ジーナ戦のディスクもそれか?
  • 過去98回の理(ルール)追加について。3ヵ月に1度のクエストと考えると98回は少ない。
  • 理の追加がない原初の世界とはどういうものか。
    罰という表現だが、「創造主が世界を作り上げる過程を妨害している」という考え方も可能。

また、これまでのバトルは「相手の否定ルールを把握してメタを張る」対人能力戦闘でしたけど、次のUMA戦闘は恐らく「複数人の否定能力を駆使して対抗する」対モンスター戦闘になるので、かなり読み味が変わりそう。
否定能力のコンボで相手ルールを封殺するとか、かなり高レベルな事してくれそうで超楽しみですね。

考察が進み過ぎたので、別記事でまとめてみました。↓

★表紙画像はまだですが、4月3日に早くも第1巻発売ですよ!
何とか買い支えて連載を継続させたい……!

呪術廻戦 99話

七海さん怖ッ。
1コマで今週の全部持っていってしまった。
効果線もない普通の背景でセリフも無い。
別に大ゴマってワケでもないのに、表情だけで完全なブチキレに入ってるのが静かに分かるのすごいな……。

芥見下々 3月4日

ブラッククローバー 243話(ページ243)

先週も思ってたんですが、ゴーシュ、普通に死ぬ怪我だよな……。
グレイが変身魔法の無力感を認識してたり、これはパワーアップフラグですかね。

ちょっと勿体ないと思うのは、今シリーズのブラクロって修行のパワーアップ描写が不十分なまま敵の強大さをアピールしちゃってるので、「修行意味なかったな感」が邪魔しちゃって、素直に「敵スゲー」にならないんですよね……

アクタージュ 105話(scene105)

うーん、流れ的に納得したい気分だけど、ちょっと分からないぞ?
「悟空の制止を台本扱いにすることで、夜凪サイドを助けた」のは分かりました。
でも「悟空が羅刹女を一回止める事で、羅刹女が”牛魔王を許してしまう自分”を許して救われる」という流れが、この芝居で本当に読み取れますかね?

しっかり読み返して気付いたんですが、夜凪サイドの悟空(王賀美さん)は一貫して悟空のままなんですけど、千代子サイドの悟空(阿良也)は制止の瞬間だけ牛魔王になって、その後すぐに悟空に戻っているんですね。
そういう描写の違いで、悟空の制止に解釈の余地を出そうとしている、という表現みたいです。

でもやっぱり悟空の行動背景が分からない。
「火焔山を鎮めてくれ」とお願いしておいて、折角それを受けてくれたのに制止するの、本当に悟空の心の動きとして自然なんですかね。
「惚れた男への思いが殺し合いで忘れられない」からって、悟空が止めるのは納得感がない。
そして観客は、そんな心の動きがセリフ無しで読み取れるんでしょうか。
私は黒山さんの補足があっても心の動きが解釈できなかったです。観客は本当に大丈夫?

3/19追記 観客の反応と悟空(阿良也)の行動背景について

悩める私に対して、Twitterでアドバイスを頂いたので追加掲載します。(ご本人了承済み)

観客があの演技で分かったのかどうかについては、「殆どの観客は分かってない」。
「でもそれはそれとして見たいものを見せ続けてくれたから観客は満足している」という考え方です。

ちょっと私には盲点だったんですけど、必ずしも全ての観客が全てを把握している必要はないんですよね。
「解釈の“余地“が生まれた」という微妙な表現になっていたのも、この発想の根拠になっていると思います。
あくまで解釈の”余地”であって、“明確なアンサー”を示したワケではないよという事ですね。

悟空の行動原理にもようやく少し納得ができました。
黒山監督が悟空 ( 阿良也 ) に対して「羅刹女の2つの顔と正面から向き合い続けたお前なら」と言っていますが、この2つの顔とは「牛魔王に向けた愛の顔、悟空に向けた怒りの顔」の事ですね。

千代子サイドの悟空( 阿良也 )は羅刹女の2つの顔と向き合った事で羅刹女を理解し、救いたいと思った。
夜凪サイドの悟空(王賀美さん)は羅刹女には向き合っていない為、救いたいという発想には至らない。
……という違いがあるのですね。
私は王賀美さんの悟空の印象が抜けないまま考えていた事もあって、この発想には辿り着けませんでした。

そう考えるとちゃんと作中で理解の材料は与えられています。分かりにくいけどね!
真黒さん、ありがとうございました。

AGRAVITY BOYS 13話

アル君の命万能説メッチャ面白い……!
ヴォルク、クリスとはまた別種類のツッコミ役でキャラ立ててきましたね。
ツッコミはクリスに任せっきりだったので、新キャラが効果的に機能している!

ゆらぎ荘の幽奈さん 199話

いや、単体としては非常に良い話なんですよ。
コガラシ君はカッコ良いし、コガラシ君の無茶を叱る雲雀はちゃんと彼女だった。
幸せな光景です。

でも何かもう負けヒロインを1話で1人ずつ成仏させていくZIPMAN方式に見えてきた……。

ミタマセキュ霊ティ 29話(code29)

冒頭からオチまで、純然たる狂気回。
ライオン化についての理由を一切出さないまま終わったのすごいな……
私だったら我慢できなくなって、こじつけでも絶対理由付けちゃうよ。

鳩胸つるん 3月4日発売

ZIPMAN 14話(014)

前々回あたりから想定した通りの展開が始まりましたけど、今の時点で実力が同じなら、孫悟空の時に見せた全融合やったら出力100倍で瞬殺できるんじゃないの?
兄弟だし、手が出せないのかな。
でもこの展開で躊躇されても、興味をキープするの辛いな……

サムライ8 41話

分かっていたはずの散体が今回で分からなくなった……
疑問点を纏めるとこんな感じ。

  • 八丸は既に情報集積体だから、強制散体の黒刀をくらっても平気なのでは?
  • 散体は死ではなく上層次元への移行なのに、今まで心が折れたやつしか散体していない。
  • ていうか情報集積体って何だ

「散体は死ではなく情報集積体の一部になる事」らしいですけど、直後にアタが強制的に散体させる黒刀を即死攻撃として使用してきて、くらった八丸達が散体して戦闘不能になるの何故なの……。
今回の設定通りだと、既に情報集積体になった八丸は黒刀を食らっても、既に散体しているので問題ないのでは?
乗っ取っただけで肉体は1~7角のコピーだから散体したんですかね。
でも散体=情報集積体って精神と魂の話なので、肉体依存ではないと思うんですけど……分からん。

あと本当に散体が死ではなく上層次元への移行だとしたら、これまで散体した人達の描写と一致しないんですよね。
負けたり心が折れたりした人だけ散体してて、確かな義をもった人ほど散体しないのはおかしくないです?
三打のお父さんは妻を刺し殺して心が折れた事で、上層次元へ移行したの?

「情報集積体になるので死なない」というのも怪しい話で、不動明王と同列って事は、今回みたいに相手の体を乗っ取らない限り現実世界に顕現できない、とかないですかね。
もしそうだと「死んだら天国に行きます」と実質同じような意味になるような気がする。

今回八丸が「散体は死ではない」と気付く発端となった「アンの兄が死んだ後も志は生きていた」についても、これ兄の死因が散体なら理屈が通るんですが、この人普通に切腹して死んでるだけですからね。
関係あるようで関係ないんじゃないかな。

仮に「アン兄が死んでも志が生きている=つまり散体しても死なない」が成り立つなら、この世界では侍とか散体とか関係なく、「死んだら情報集積体になれる世界」だという事になってしまう。
つまりそれって、さっき述べた通り「死んだら天国に行きます」と同じ理屈では……

とにかく全ての疑問が最終的に「情報集積体が何なのか説明されていないので分からない」という根源に立ち戻ってしまうので、考察の結論が付かないんですよね。

ただここに来て作画の大久保先生が覚醒してて絵がウマい。
復活後のキリっとした八丸はカッコ良いし、アンの表情も情感豊かです。
最後の八丸パパ・アン・兄が手を合わせる描写も感慨深く描けてますよね。

次週、読者全員の予想通りステータス∞の八丸が大活躍すると思いますが、大久保先生の作画が楽しみです。

岸本斉史 / 大久保彰 3月4日発売

★表情パターンめっちゃ良いので見て。
他のキャラはまだリリースされてないみたい。
そういえばねんどろいどって巨乳キャラどうするんでしょうね。

ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

にほんブログ村 漫画ブログへ