呪術廻戦が100話、ゆらぎ荘が200話達成です。
おめでとうございます。

ついにサムライ8が終わりましたねー
ちょっと前までは「終わったらサム8ロスになるかなー寂しいなー」と思ってたんですが、何かあんまりショックじゃない自分にショック。
アンへの扱いの酷さでトーンが落ちちゃったのかな。

感想を書き始めてからあっという間に4ヶ月以上経ちますが、「感想を書こう」という気持ちで読むと、漠然と読むよりも深く読み込めて楽しめるんですよね。
私はサムライ8も1話で散体してたんですが、感想書き始めてから理解できるようになりましたからね。半分ぐらい。


約束のネバーランド 172話

巻頭カラーの書き込みすごいですね。
盤上のコマも色んなキャラが描かれていて凝ってるし、小道具も満載。
週刊連載の気合の入れようじゃないですよ。
こういうゴチャゴチャした室内を描けるのって、才能+好きな気持ちだよなぁ。

一方本編。申し訳ないけど「うわ怖ッ、エマ様出た。」というのが最初の感想。
周りのメンバーが合理的な案を出す中、エマの掲げる理想論を頑張って実現させていくのがこの漫画のキモではあるのですが、ラートリー家の立場的に不可侵不干渉は厳しいでしょ。

というのもラートリー家は「食用児を管理する」という事で今の地位を確立出来ているワケで、食用児がいなくなって管理する人間がいなくなったら、今の立場は維持できないのでは?
エマがどんな約束を交わしたか分かりませんが、ラートリー家だけ鬼の世界に残ったら普通に考えて鬼に食われません?
理想論は分かるけど、一族絶滅のリスクと天秤にはかけられないでしょー。

これでピーターさんが「分かりました、エマ様の理想の為に」とか急に言い出したらめっちゃ怖いし、その後イザベラが「偉いわエマ」とか言って後ろから出てきたら本気でホラー。

一方、ピーターさんが「うるさい死ね」ってエマを殺そうとしたら今回1話使って説得した意味もないですしね。
次週どうなったら良い形に着地できるのか、全然分からないです。

白井カイウ / 出水ぽすか 3月4日発売

鬼滅の刃 199話

いやぁ無惨様、生き汚いですねぇ!
これで倒せちゃったら、無惨様「お前は私を倒すのに日の呼吸13の型が必要だと思っているようだが……別になくても倒せる  」みたいな状態になるんですけど、もうそれで良いぐらいしぶとい。
ゴキブリよりしつこい。

それにしても、みんなが巨大化した無惨様を止めようとする決死のシーン、隠の人が車で突撃してるの見て笑っちゃいましたよ。
チェンソーマンが悪い。というかパワーが悪い。

ワンピース 975話

うおー面白い。
長く沈んでいた状況が、ついに色々結んで好転していきそう。長かったー!

錦えもんは確か切れ者キャラだと思ってたんですが、まさかの普通に勘違いというね。
でも何というか「計算通り」ってなるよりも、今回みたいな展開の方がギャグ的に面白かったですね。
さすが尾田先生、絶妙に不思議なバランス感覚だ。

呪術廻戦 100話

100話おめでとうございます。
振り返ればあっという間ですねー。

十劃呪法による強制弱点化って、斬撃だけじゃなくて打撃にも効果あるんですね。
今回はかなり爽快感のある七海さん無双でした。
でも釘崎が「レベルが違う」ってなってるの、強さ描写的に妥当なんだけどちょっと残念。
伏黒も虎杖も相当強くなってるからなー。
同格ぐらいにはなって欲しいなー。

それにしても「ここに来るまで何人もの補助監督が殺されていました」か……。
分かっちゃいたけど伊地知さん……

芥見下々 3月4日

Dr.STONE 144話(Z=144)

「展開的に千空の大圏航路が採用されるだろうけど、ギャンブルを通して無理な航路を解決するアンサーが見つかるのかな」と思ってたので、普通にギャンブルが終わった事で逆に驚きました。

いや、それぞれのキャラクターをバッチリ活かしつつ、心理・技術・計算を如何なく駆使して1話に纏められているので、単純にギャンブル回としてのレベルは高かったです。
でも、プレイヤー4人とも既にガッツリキャラ立ちしてるしな……。
ちょっとハードル高く設定し過ぎた?
いや、でも稲垣先生は無駄な描写はしない人だし、次週にまた何かあるのかな……

次回はGPS活用の大圏航路ですか。
ていうか先週からGPSの名前が出てますが、GPSって測位衛星ありきの技術なんですけど、そこらへん描写されてましたっけ?

ハイキュー  387話

うおぉ、ここで影山の原風景を描写して最後にサブタイトル「最強の敵」か。
構成練りまくってきてますね!

普通に考えたら影山のこんな描写、漫画の前半とか、せめて部活時代にやっちゃうよね。
それを今の今まで温めてたってのは、古館先生への尊敬と共に、この最終章は元々の構想としてあったんだろうなと感じます。

古舘 春一 体調不良で日向がコートを離れ、烏野高校排球部は主力を欠いたまま鴎台との決着へと臨む──…! 途方もない悔しさと共に中継画面越しのコートをみつめて、日向はそこに何を見出すのか…春高バレー編完結!!

ゆらぎ荘の幽奈さん 200話

Twitterでリクエストとか正気か!?
と思ったら注意事項で「公序良俗に反したら無効」だけ太字で笑う。
少年誌として完全に当たり前の注意事項にも関わらず、「じゃあ意味ないじゃん」と言わんばかりにガッカリした気持ちになるの、何でだろうな……

さて本編。
現在のジャンプを代表する、真の男女平等がここにある……!
ミウラ先生のすごい所は男でも平等にお色気を描くだけじゃなく、ノリノリで楽しんでるのが明らかに分かる所ですよね。
読んでて微笑ましくなっちゃう。

マッシュル 9話

ここの所ずっと「思ったより悪くなかったな」が続いている漫画。
バトルパートはメリハリ効いてカッコ良いし、ランスの動機を説明しつつ、戦いをキチンと1話で決着させてる。
しかも落としたビンがダミーだったり、潔くコインを渡したりと、ランスの好感度も違和感なく上げてる。
え、普通に上手くないですか。

ランスも現体制に不満を持った上で神覚者を目指してるので、最終的には良い仲間になってくれそう。
仲間になっても全然抵抗感無いですからね、今回の描写だと。

掲載順もずっと良い感じですし、一定数の読者にしっかり支持されてる感じがしますね。
あくまで予想ですけど、総合的な分かりやすさが新連載陣の中ではダントツなんですよね。
絵もみやすいし、複雑な設定もなく「魔法世界を超筋力で生き抜く」と話も明確。
ジャンプは購読層の幅広い雑誌なので、読者を選ばない間口の広さがウケているのかもしれません。

僕のヒーローアカデミア 265話(No.265)

常闇君の終焉(ラグナロク)強い……。
暗闇限定ではありますけど、素晴らしい活躍。
そして何より、活躍させたらすぐ後衛に下げようとしているのが良かったですね。
最初は学徒動員に違和感があったものの、神鳴君しかり ピンポイントで要所でのみ力を借りている感じで納得です。

ホークス、手心を加えてるのは明白で、トゥワイスの仲間思いの性格を考えると投降するワケないですし、彼のプロ根性なら本来は即殺するでしょう。
でも敢えてそうせず、ずっと諦めてもらうように努めて冷徹に説得しているように見えました。
荼毘の襲撃、トゥワイス目線ではホッとしつつも、ホークスにはこれ以上辛い目にはあって欲しくないので、かなり複雑な気持ちです。

ブラッククローバー 244話(ページ244)

重力魔法ヘビーインファイト!
漫画的には良い意味で予想外なんですが、原理が謎過ぎる。

魔法で拳の重量と重力加速度をアップさせて殴ってるの?
でもそれだと水平方向に殴れてる理由が分からないんだよな……。
アスタ方向に落下ベクトルを変更する仕組みにすれば水平に殴る事は可能なんだけど、そうすると今度は拳を戻す動作も素早くできている理由が説明出来ないんですよね。
なんだこの魔法……

アンデッドアンラック 10話(No.010)

「専用装備ゲット」というメインプロットを回しながら
・ムイのキャラ立ちとシェンとの関係性確立
・他の円卓メンバーの関係性描写と考察材料提供
をしっかり入れてくるの、さすがの情報量ですね。

アンディ専用服、無敵ではなくて再生なのがミソですよね。
どうやら編集部(=戸塚先生?)的にも連続モザイク記録を更新していきたいようなので、お色気ラブコメが1話1パンチラを義務にするが如く、1話1モザイクをノルマに頑張ってください。

他の円卓メンバーの描写も気になるの点が多かったです。
技術者の人が男の子に古代遺物を付けてるのも気になります。よく見ると男の子、四肢がないのか……。
そしてビリーがタチアナに長い棒で寿司食わせてるのはなんなんだ(笑)
多分タチアナ側が厄介な否定能力持ちなんでしょうかね。
10話にして戸塚先生への信頼が完成してしまっているので、これだけでワクワクするなー

先週別枠で描いた考察記事にあるように私は『捕獲対象のUMAは既存の理or理ですらない説』を唱えてるんですが、UMAクローゼスの登場で多少この説は補強されたかな。

衣服の役割って
「活動上の役割(保護や機能性)」
「社会上の役割(礼儀や文化)」
「美的役割(羞恥心とファッション)」
がありますけど、それら全部ひっくるめて追加ルール”服”にするのはちょっと違いますからね。
ここまで細分化しちゃうと、98回のルール追加では収まらないでしょうし。

あとやっぱり風子が不運アイテム化してないの、良いですねー!
自分から不幸を活用したり、クローゼスのルール推測した上でアンディを信頼して動いたり、本当にちゃんとしてる。
一般人として違和感ない範囲でちゃんと考えて動けてるの、結構難しいんですよね。

あと後半に挟まれたボスの「それでこそ 待ったかいがある」のセリフ、どういう意図なんだろう。
どうやら風子は始末する方針だったようなので、消去法で「アンディを待っていた」事になると思うんですが……。
でも50年前は捕獲・実験しかしてないみたいだし、”探した”ではなく”待った”という言い方も気になるんですよね。
50年前と何かが変わるのを待ってた?

次週はUMAスポイルか。
腐敗のUMAなんですかね?でも「腐敗死体が徘徊」っていう事は、操る能力もセットになっている?
次週からシェンと協力して本格的なUMA戦になるので、本当に楽しみです。

★表紙画像はまだですが、4月3日に早くも第1巻発売ですよ!
何とか買い支えて連載を継続させたい……!

ぼくたちは勉強ができない 152話(問152)

ここ数週間ガッツリ感想書いていたんですが、普通のラブコメになったので平常運転……と思ったら「最近Hになってしまった(カップが)」にすごい速度で反応しました。

おいおいHカップマジか。マジか成幸。
なり、成幸お前ッ、男子大学生が我慢できる領域ではないだろ……ッ!

しかも今回は事前に明言されている通り理珠ルート。
このルートの成幸は「Hカップの10代女子に好き放題できる」という世界的にも上位1%未満であろう勝ち組の権利が確約されている事になりますよね。
怒りと憎しみが止まらない。

チェンソーマン 63話

トーリカの蹴り一発で気絶してるビーム君、可愛いから許す。

いやぁそれにしても、「ワケが全然分からないんだけどページを次々めくる手が止まらない」って感覚、久しぶりですね。
初見では何が起こったのか全く分からなかったので、何回も読み返しちゃいましたよ!

  • おじいちゃんが契約に使うと言っていた子供が今回生贄にされた
    ⇒おじいちゃんは地獄の悪魔を使う。
  • 59話のマキマさんの描写から「人形の残骸からサンタクロースの登場を確信している」という確定情報と、「人形が契約している悪魔も使える」という推測情報。

これから導き出されるのは、『師匠がサンタクロースで、おじいちゃんを人形にして地獄の悪魔を使用した』?
分かりませんね。

藤本タツキ 3月4日

アクタージュ 106話(scene106)

そうだよね、劇公演って1回じゃないもんね。
2日目以降はテンポ良く進んでいく中、千代子ちゃんも視野が広がって余裕ができたみたいだし、全員が前向きに成長していってるのは見ていて気持ち良かったです。

しかし視点が違っても羅刹女の公演は読者的には3回目。
どのように読者を飽きさせずに描写するか、さあちょっと難しいですよー

ミタマセキュ霊ティ 30話(code30)

冒頭からハゼレナ可愛いですね。
茶良先輩のチャラさや女の子への緩さなどのウザ要素は良いとして、それが最後の「ごめんなサイクロンビュンビュンビューン」を言うキャラには一切繋がってないので、鳩胸先生どうした!?ってなりました。

鳩胸つるん 3月4日発売

夜桜さんちの大作戦 29話(作戦29)

おぉ、初期のノリだ。
個人的には1話の印象から見たかったものを見せてもらえたなという感覚。
新キャラ紹介で話作るのは良いんですけど、それより先に既存キャラ同士を絡ませたり深掘りして欲しかったんですよね。
せっかく夜桜一家が沢山いるんですから、紹介回を1~2話だけとか、勿体ないですよ。
今回みたいな感じで夜桜一家を色々絡ませて掘り下げていって欲しいですね。

AGRAVITY BOYS 14話

予想通りアグラビチームが弱い。
と見せかけて、クリスがまだ本領発揮していないあたり、大逆転があるのは想像に難くないですね。

しかしヴォルグさん、イケメンだったり腹黒ツッコミだったり本当に動かしやすい良いキャラしてるんですが、最初に見た時は「オネエキャラかな」って思ってました。

魔女の守人 8話(#8)

ここで修業編!?うそだろ……。

ここまで付き合った読者は別にファフナの弱さを課題に感じてないと思うんですけど。
唐突なファフナ下げ描写からの修行展開に混乱しかないです。
まだみんな大好き「騎士剣刀術」もそんなに見てませんし。
むしろここでファフナを下げられても、1話で瞬殺された兵士の弱さや、魔女と二人掛かりでも倒しきれないゲンのダメさがストップ安になるだけです。

「戦術の無知さ」とか指摘されてますけど、ゲン戦もマナスファが魔法を使えるようになったら即席の炎の剣(鞘)で1発KOでしたからね。
そりゃ戦闘の前半はターン制棒立ちバトルで防御コマンド連発してましたけど、それは作者の下手さであってファフナの弱さとは思ってないです。

というワケで急に土下座ポーズをさせられながら「人生を狂わせた」「俺は弱い」「クズ野郎」と自虐セリフを連発させられるファフナに、「修行展開をさせたい」という”大いなる意思”の強引さを感じるしかないのでした。

坂野先生言い過ぎですよ……。
こうなったらもう一番の被害者はファフナと言ってもいいぐらいだよ……。
読者がこの漫画に感じている問題は、ファフナが強くなって改善するものではないですよ……。

サムライ8 42話(最終話)

アタの刀が届かない描写のあと
「H粒子が停止しかけている。奴の周りが不動に近づき時空がズレ始めた」
(お、時間停止か?)

「こいつの周りだけ時間が進んでいるのか!?」
(なんでやねん)

H粒子って重さ0だった物質に重さを与えたり均衡を崩したり、要は“動の物質”みたいな描写をしてたので、このH粒子が停止する事で時間が進むってのは……もうよく分からんですね。

先週予想してましたが……あぁ、やっぱり八丸は現世に留まれないんですね。
不動明王が「お前には大きな役目がある」って言ってたので前向きに捉えてたんですが、まさかアタを倒して終わるとは……残念。

仇は取ったし(最後に敢えて「親の仇だ」とスケールダウンをさせたのはこの為?)、八丸の意思はアンや他の仲間たちに受け継がれましたし、「八丸の物語」としては今回でケリがついた気がします。
残り少なかった話数で「何を終わらせるか」考えた場合、この着地点は良かったかな、と。

「前から構想があったのかな?」と思うぐらい、最後のアンのビジュアル良かったですね。
このまま第2部が始まっても違和感がないぐらい。
大久保先生も画力かなり上がったし、単行本が売れて第2部連載再開!となったら、反省を生かして次こそ良い再スタートが出来そう。
という妄想もしてしまったり。

さてこの漫画、振り返ると色々反省点はありますが、何度も強調していた「どう見えるか、どう見せるか」というテーマは漫画で表現するには難しかったと感じています。
岸本先生は人の関係性や性格を文章で表現するタイプなので(しかもややクドい)、テーマとの相性も良くなかったのかなと思います。
全体的にクドくて何が言いたいか分からなくなっちゃうので。

設定周りは間違いなく斬新で、大作になるべく熱量を持って練り込まれてたけど、だからこそ分かりにくかったのが残念。
2019年の読者には早かった。

初期に関しては大久保先生の絵も見辛かったのが更に追い打ちでしたね。
でも今は本当にメキメキ上達した!
それだけに、流星剣の絵をもっとちゃんと見たかったなー

岸本先生も初の原作は色々勝手が違って大変だったと思います。
大久保先生も”漫画の画力”が劇的に上がっていったので、このまま長期連載やってたらトンデモ無いレベルになってたかも?

いずれにしても岸本先生と大久保先生、お疲れ様でした。
再びコンビか、もしくは単独か分かりませんが、次回作も楽しみにしています。

岸本斉史 / 大久保彰 3月4日発売

ZIPMAN 15話(015)

鋼志郎が最高の頭脳みたいに言われてますけど、少なくとも彼のバトルIQの高さを1度も見ていないのであんまりイメージできませんでしたね。
今回も”新たな組み合わせ”って言っても乱発してるだけでしたし。

千奈ちゃんを囮にして撃破っていうのは「皆でやる」と改心した鉄芽の反省が早速生かされてましたね。
正直、「どうせ二人で説得して目が覚めるんだろー」と思ってたので、その想定は超えられたなと思いました。
じゃあ面白かったのかっていうと……ちょっとまだ……アレですけど……


★3/26発売。
ワンピースのゲームって出来が良いの多いよね。

①ロロノア・ゾロ追加衣装 “ゾロ十郎” ②サンジ追加衣装 “おそばマスク”)) 同梱)

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