ジャンプ32号の感想ですよ。
こうやってザッと書いてたら、やっぱりコメディ系が多くなってきましたね。
ジャンプってたまに蟲毒的に類似ジャンルの新連載を連発してくるので、多分そういう時期なのかな。

さて、いつものように掲載順ですが、一部感想書いてない作品もあり。
省エネというか、無理して全部書いてもねって感じなので。


ハイキュー!!

軽く触れるのは無理なぐらい密度の詰まった話。

これもう1シーンごとに「これはあの時のこの描写がね!こう作用してるんだよ!」みたいな事を画像付きで触れたいレベル。
古舘先生、自分の描いたやつ全部覚えてるのかな。
とにかく過去の描写を活かす活かす。

最後のワンプレーを決めるのは日向……の囮を活かして木兎!というのが本作らしい。
読者も日向が打つと思ったもんね。
「コートの横幅めいっぱい」って、スラムダンクで言う所の「左手は添えるだけ」と一緒でしょ?
つられるよなーこれは。
本当に最後まで日向は最強の囮だった。

黒尾がプレイヤーじゃなくて協会側になったのは意外なようで納得の配置。
ていうかここで音駒の横断幕「繋げ」を入れてくるの、徹底してんな!

さて、次回で最終回ですか。
舞台は東京2020オリンピック、か……。
本来ならベストの時期で、正にオリンピックへ向けた最高の「繋ぎ」になるはずだったのか……。
うん、こんな形で延期になってしまって悔しい。

呪術廻戦

日下部さん、リアリティのある職業呪術師ですね。

どうやら呪術協会は給料良いらしいけど、その分早死にをする訳にはいかないので、組織においてこういう温度の人は存在して然るべきなんですよね。
ちょっとみんな必死度が高いので、私なんかは割り切って仕事してる側の人は、複数いてこそリアリティがあると思う。

そして今週のハイライトというか、最大の謎はこの人でしょ。

呪術廻戦 114話 ラルゥ
ラルゥさん

なにこの人……。
なんで上半身裸にハートのニプレスしてんの?
しかもアドバイスオネェ枠。

え、この人出てきたことある?
いやいやこんな人さすがに忘れないでしょ。

補足

どうやら呪術廻戦0巻にちょっとだけ出てきた人らしいです。名前は今回初登場、との事。

最後、第2の主人公漏瑚がピンチの状態で登場して、次週は大荒れの予感。
日下部さんはこうして手を抜いてながらも一級呪術師の立場にいるっていう事は、普通以上に実力はあるんでしょうね。
どう立ち回ってくれるか楽しみです。

マッシュル

掲載順高ぇー!
いやホント、こんな言い方も失礼ですけど、世論ってのは分からんもんですね。
新人の連載がこれだけ上位に行く事自体は素直に喜ぶべきではある。

内容として普通の前振り回。
注目はドット・フィンコンビですね。
相手が2本線なので、設定的にはボロ負けのはずだ。
フィンの魔法って何なんだろう。
もしかしたら助けに来るかもしれないけど、それまで根性を見せてくれるのかな。

僕とロボコ

あれ、思ったより楽しめてる!
というのも、根底にある「小手先でないジャンプ愛」を感じるからですね。
「宮崎先生はジャンプ好きなんだなぁ」ってのをひしひしと感じるので、私なんかはそれだけで評価が甘くなっちゃう。

鬼殺の剣とか、Twitterやってなかったら絶対知らなかったわ。
(ていうかネタに使っていいんだ……)

あと凡人君が2話にして、ロボコを「いい奴」として評価を固定させてるのも良かったです。
ガチゴリラの「なんだかんだ言って優しい描写」も、一発ネタじゃなく一貫させてて普通に面白いですね。
何となく宮崎先生の作品って、ここらへんの不快さみたいなのがあったんだけど、相当配慮されてる気がする。

ただまぁ、「続くか」と言われるとそれは……うん。
私の低いハードルを乗り越えてくれてるってのはあるんですけどね。
ちょっとギャク系、コメディ系が多くなっている背景もある中、継続的に面白くなっていくかというと分からない。
差別化は図れているけど、他に勝てる強みかっていうと、難しい気はする。

チェンソーマン

「ああああ゛ああ゛あ゛あぁぁぁ!」
「やめろ゛ォォォ――!やめてくれよ゛ォォォ―!」

ぐらいしか書く事ないです。
あぁもう……タツキ先生は本当……なんなの……
基本的に初読ではそれしか浮かびませんでした。
以下、何がどう辛かったかを書いていく。


まず何が辛いって、物語構成がひどい。
直前に3人のほのぼの家族感を最大限演出する回を挟んできたじゃないですか。
私なんかはアレにうっかり癒されちゃったんですよ。
墓参り回とパワー介護回がなければ、こんなにダメージを受ける事はなかったと思いますよ。

そしてデンジの成長が辛い。
いつもおちゃらけてるのに、今回はそのヤバさを肌で感じて、パワーとニャーコを逃がすように指示した上に、襲撃後もパワーに「隠れてろ」と守っている。
個人としても成長してるし、身内を守るという感情も備わってきてるんですよね。
にも関わらず、そんなデンジが今からアキ先輩を手にかけないといけないという苦難。
しかも今まで「マジかよォ~?」みたいな軽い言動があるからキツい展開も緩和されてたのに、今回それがない。

あとパワーの反応も辛い。
「玄関からしたのはアキの匂いじゃ」の戸惑ってる感、ヤバくない?
お前は強奪した車で人轢いた罪を押し付けるような奴だったじゃん!
二人の反応がガチなので悲しさが分散しない!

しかも「アキとパワーはチェンソーマンに殺される」の予言も控えてる訳で……次週もこわいなぁ。

一旦ちょっと落ち着くと、今回の演出は非常に映画的で上手い。
まず連続インターホンをバックにマキマさんから怒涛の衝撃情報と、読者の焦燥感を煽ってくる。
そこから一転してチャイムが鳴りやんでの静寂。
焦燥感の次に煽られるのは不安感だ。
洗い物などの日常シーンを映すカット割も絶妙で、ホラー映画的な演出を見事に漫画で表現している。

ちょっと疑心暗鬼なのが、「銃の悪魔撃破⇒アキ先輩に乗り移る」の描写が漫画内で省かれており、その説明が今や作中でも最も信用できないマキマさんからしかされていない事。
「あの流れでアキ先輩を乗っ取られて逃げられるか?」という謎さがある。
何かこれ、またマキマさんに仕込まれてんじゃないかな……

破壊神マグちゃん

圧倒的清涼剤!
ありがとう……ありがとう……!

縄で吊るされてるシーンを筆頭に安定の可愛さで、4話になっても読んでて全然飽きないですね。
でも今回、ヤドカリも可愛くなかった?
ナプタークをリーダー扱いしてるし、最後ちゃんとプリン差し出してるのえらい……可愛い……

Dr.STONE

センターカラー、相変わらずBoichi先生は美麗なんだけど、ゼノとスタンリーを絡ませて『友情とは、二つの肉体に宿る一つの魂である。』という格言引用。
この二人はもっとビジネスライクな関係性だと思ってたので意外でしたね。
本編でも描写されていたけど、幼馴染だったのか。
千空と司が親友でそのまま大人になったら、こんな関係性だったのかな?
そう考えると強いな。

大樹を指差しする事を躊躇するルーナ。
いやこれ、結構説得力あるよね。
「なにをウジウジしてんだ!」とはならない。

だって明るくて自分に優しくしてくれた人が、自分が指差した次の瞬間に頭が弾け飛ぶ訳でしょ?
感覚的には自分が殺してるようなもんで、一般人には無理だって。
そしてその葛藤を言葉じゃなくて最小限のカット割りで説明するの、相変わらず上手い。

思ったよりも早く千空の正体バレ。
私は「一方的にゼノの正体が分かった。千空達はこの情報アドバンテージをどう活かす?」と思ってたので、ちょっと肩透かし。
それにしても少し前にスパイvsスパイ!とアオってたの、予想通り意味なかったな!
ただ毎週話を盛り上げて終わらせるのは週刊連載として大正解なので、文句はない。

さて、こうなると「科学者は大樹」というブラフをかました意味合いがどんどん薄くなってきた。
もう後に残る意味合いとしては、嘘をついた事が客観的に証明されてしまったゲンがヤバいんですよね。
ゲンは本当に頑張ってて好きなので、何とか辛い目に合わないでいて欲しい。

次週、ゼノが千空の存在を知ってどうするかはちょっと注目。
最大の驚異として真っ先に殺そうとする場合、敵および独裁者としてのガチ度は高い。
逆に一度何らかの対話アプローチを仕掛けてきた場合は、内容は別として仲間フラグだと思う。
「月に行くのはその時に一番詳しい科学者だ」の伏線があるので、多分仲間にはなると思うんだけど……。

稲垣理一郎 (著), Boichi (著) 集英社 (2020/7/3)

灼熱のニライカナイ

うぉ、マジか!
謎の爆弾タコ人間、てっきり「チャコの妄想が具現化した存在だよ」になるかと思ってたのに、今の所「未発見の生物だよ」で押し通すつもり!?
3話時点だと「イルカ刑事と一緒に未知の生物を取り締まる漫画です」になっちゃうんだけど、本当にいいのか……?

でも田村先生だしな……。
途中で路線変更なんか当然のようにしてくるだろうし、3話で漫画の方向性が分かるという考えが甘いとも言える。
問題は「そんな自由が許されるまで連載を続けられるか」なんだけど、うーん……今の段階ではかなり未知数。
ただ今のジャンプって10週打ち切りがないので、当面様子見られるってのはかなり良いですね。

夜桜さんちの大作戦

仏山刑事、このタイミングで助けに入れるなら、太陽君を囮にせず普通に「そこらへんの目立ってる囚人」をマークするだけで良くなかった……?
でも太陽君の人情にやられて犯人も情報くれたし、良いのかな。でも何であそこで犯人が情報くれたかも納得できないんだよな……

アンデッドアンラック

タチアナ登場!
明らかに戦闘タイプの二人を引き受けるの、頼もしいですね。

あとこれ、自重の支え方が謎というか、足がなくて手だけで支えてる感じなんですよ。
パワーがすごい。
あのパワードスーツ的なの、武器なのか能力なのか全く不明なんですよね。
展開的にタチアナだけで二人を撃破するつもり?かなり楽しみです。

あともう相変わらずアンディの否定能力攻略がスムーズに読者の想像を超えてくるので、私好み過ぎる……!
「治療行為を否定するなら風子にやってもらう」までは予想したんだけど、「攻撃目的の切断なら可能」という発想をすぐに出してくるんだもんな!
これを”勝利の決め手”じゃなく”攻防の一貫”で出してくるのヤバくない?

ラトラさんも一筋縄ではいかない。
私の中では「予想を外す能力」だと思ってたんだけど、具体的に攻撃を捻じ曲げてくるとは思わんかった。
予想も攻撃も的中しないってことは……“不当”あたりか?
でも”ラトラ”という名前に関連しないのでそこが予想する上でネック。
その後「ラトラ鼻治して」「え、治療もできるの!?」と驚愕したら、治療(物理)で笑った。

あとリップの「移った先は当たりだといいな」って事は、否定能力の移転法則はランダムで確定っぽいですね。
不可視が拘束されていた理由もこれで納得。

あと特筆すべきは風子が傷付けられた時のアンディの怒り描写ね。
表情を描かず、後ろ姿で静かな怒りを演出。
その後に風子が「いつものアンディで」って事は、コレ多分カード抜こうとしてたよね?
リップを倒した後にヴィクトールをどう抑えるつもりだったんだ!
前半のクレバーさが吹き飛ぶ静かなキレっぷりが良い……!

チカラ君は「将来的に成長するキャラだろうなぁ」と思ったいきなり大活躍して驚き。
テ、テンポが早い。
しかも「実は複数人同時拘束ができる上に銃弾も止められます」と能力の強さを見せつけて、『UNMOVE-不動-』の能力開示演出!
相変わらず出し惜しみなく盛り上げてくるよなー!

アクタージュ

うお、「子役に対しての掘り下げ」をここまでやってくれるとは嬉しい予想外!

  • 可愛らしさを求められる為に脱却が難しい
  • 自分の望みではなく、親の要求で女優になった

特に後者。
今回みたいに一流のプロ役者の演技論の時に、この話を出されるとは思ってなかった。

皐月ちゃん、前回すごく好ましい感じの背伸びした子供でニッコリしたんだけど、こうして本音を出して泣いちゃうシーンでお父さんグッと来ちゃったよ!
応援する気持ちが強い。

皐月ちゃんの奮起を受けての夜凪と環さんの接し方も、徹底して皐月ちゃんを一人の役者として扱っている。
それもすごくフェアで、見ていて気持ちいいですね。
頑張れ……!

アクタージュ act-age 12
マツキタツヤ (著), 宇佐崎しろ (著)集英社 (2020/7/3)
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ぼくたちは勉強ができない

冒頭の「え、成幸はこのエピソード量で惚れてたの!?」という衝撃が「卒業旅行 合・流ッ!」怒涛の女性6人追加で掻き消されるッ!

「合流組、何でこのメンツで別行動してたの……?特に紗和子はなんで理珠と離れてたの……?」みたいな事が気になって仕方ねぇ。
私はラブコメガバ読者のはずなのに、何故だ!?
(ちゃんと読むようになったからです)

それにしても今回のこのコマすごかったですね。

ぼくたちは勉強ができない 166話
  • 女11人、男1人の卒業旅行という狂気
  • フッた男とフラれた女を隣同士にする
  • それだけでは飽き足らず、通路向かいの席をわざわざ空けて二人の空間にする。

成幸お前、何でそんな顔して本が読めるんだ……

更に卒業旅行なのに卒業済みの先輩もいるし、何なら教師もいるからね。
もはや卒業旅行ではない。カオス旅行である。


そんなこんなのメチャクチャ展開で私なんかはニコニコしてたんですが、解散してからシリアス突入。
(ずっとシリアスだったかもしれないけど。)

私にして珍しく今週の展開には期待してたんですが、ようやく動き出してきましたね。
そう、待ちに待った第三者アドバイスです。

それが理珠からっていうのは意外でしたが、いざ読んでみると本作における彼女の精神的な成長も活かされていて、ベストの配役でしたね。
ていうか文乃、「生きているだけで心が友達を裏切り続けている」って、そこまで思い詰めてたのか……。
さすがに痛々しい。

さて、「同じ土俵で並び立って戦う」はこの時この状況になって、ようやく通る言葉。
本作では文乃だけ感情の機微に抜群に長けていて、しかも理珠・うるかの気持ちに一方的に気付いていた訳で。
土俵が違ってたんですよね、実際。
それこそ連載初期に文乃が本気を出していれば、戦いにすらならなかったと思う。

恋愛面に関しては、開始時点(開始したという認識すら、文乃だけ早い)での情報差・能力差があり過ぎた。
優しい人がここまで先んじてしまうと、別に見下しているとかじゃなく友人に遠慮してしまうのは当然の流れだと思います。
その観点では、やっぱり「友人に遠慮する恋愛エピソード」というのは文乃でこそ描けるな、と思った。

でもそれは前半の話。
話も後半になり、お互いの気持ちも明らかになってきた。
うるかも理珠も、周りに遠慮して停滞していた文乃に並んで追い越す勢いで成長してきた。
同じ土俵にいる友達として、うるかが成幸を、理珠が文乃を後押しするという形は、うるかと理珠の成長を感じられて良かったと思います。

一方、私の温度が低いから肯定できるという側面はあるかも?
成幸にもっと分かりやすく恋に落ちて欲しかった人には、今回成幸が恋に落ちる描写を説明不足と感じるひともいるだろうし、「うるかと理珠の成長を文乃の後押しに活用するな!」っていう人がいてもおかしくない。
キャラに感情移入するほどそういう文句も出やすいと思うけど、今回文乃ルートって事で、ここは一ついいんじゃないかな。

既に成幸からの伝言を受け取った以上、「戦いに行く」と決めた文乃については、漫画的メタ視点を入れずとも勝ち確定の戦いではある。
ただこれは告白の成否じゃなくて、あくまでも抑え続けていた自分と向き合う闘いなのかな?
だから次回はまぁ告白シーンとして、文乃ルート最後では「向き合って良かった」と全力の幸せを見せて欲しい。

ブラッククローバー

ダンテの肉体魔法がダサい上に強力過ぎて笑っちゃったんだけど、最後良かったですね。

アスタ、大ダメージを受けて立てないのにヤミ団長に「オマエがいないと勝てねーぞ」と言われたら奮起出来るのはシンプルにアツい。
燃える展開で次週がかなり楽しみ。

田畠裕基 集英社 (2020/7/3)

タイムパラドクスゴーストライター

宝くじ、「当然買わなかった」かー。
1話の旧担当の指摘に対しての反応もそうだったけど、やっぱり佐々木君は手段に固執する失敗する凡人タイプなんですよね。
本当に現状「たまたま未来のジャンプが送られてきただけの存在」になってて、主人公としてのキャラ立ちや、配置の必要性が感じられないのが辛い所。

そりゃ宝くじ買ってウッハウハ!は読者ヘイト高まるんだろうけど、佐々木君の好感度を考えるともう誤差レベルでしょ。
それよりも、「借金でアシスタント3人を雇って連載を1年続ける」事のリアリティの無さの方が問題だと思うんですよね。
宝くじは大人しく買っておいて、「良かった、これで当面連載が続けられる……!」で良かったんじゃないかな。

さて、一気に半年経過して、次回から藍野さんと対決。
漫画の中身に関する言及は殆どないので、「純粋に漫画の面白さで戦う」漫画家漫画としての展開にはならないはず。

というか普通に考えて佐々木君が勝てる展開が一切見えない。
次週、藍野さんの『ANIMA』がスゴ過ぎて落ち込む佐々木君を描かれても、漫画としては面白いのだろうか……

AGRAVITY BOYS

おぉ、まぁ普通にストーリーとして読めるし合間のギャグも息抜きできるんだけど、何故か全体的な普通感は否めないな……。
「尻にブロッコリーを差して抗争を陳腐化させる」って奇抜なアイデアなはずなのに、なんでこんなに読んでて意外性がない感じの受け止め方になってるんだろう……。

中村充志 (著) 集英社 (2020/7/3)

ボーンコレクション  

嘘だろ九尾!?どういうつもりだよ!
お、お前めちゃくちゃ……ダサいじゃないか……。

ボーンコレクション 11話の九尾

腕と足細いのに顔デカいし、何か尻尾も「子狐かな?」みたいな短さだし、性格的にも器が小さそうだし、こんな事ある!?

酒吞童子をプロレスマスクの浮浪者スタイルにしてる時点で「雲母坂先生攻めてんなー」と思ってはいましたよ。
でも今回はこれ、演出的に強者な感じ出してますからね。

いやーすごいですね。
妖怪を題材にした漫画で、九尾をこんな感じで登場させるとは度肝を抜かれた。
今週はチェンソーマンと同じぐらい読者の度肝を抜いたんじゃない?

でもつい最近妖怪ミルクボーイが出てきた漫画ですからね。これも作品の味として昇華されていく可能性はある。

ブンキテン

お、久しぶりの電子版限定連載。
キミを侵略せよ!を連載されていた稲岡先生ですね。

でもラブコメかー。
苦手ジャンルなのでちょっと残念。
「幼馴染のアイドル」と「血の繋がっていない妹」という笑ってしまうようなテンプレに、「記憶喪失の2ヵ月間で何があったのか」というミステリ要素を足してきた構造ですかね。

この漫画最大の敵は「2ヵ月間の記憶がない事を打ち明けたら話が終わるよね」というツッコミをどこまでごまかせるかなんですよね……
とりあえず冒頭は「これ以上心配掛けられない」を理由にしてたけど、二人と付き合ってる事が判明した以上、さっさと打ち明けるべきだと思うよ。
ここをスルーされると私みたいな読者はスーンとなっちゃう。


☆ついにここまで来たか……。
 こんなの笑うでしょ。でもちょっと欲しい。


ドンジャラ 鬼滅の刃
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