Re:ゼロから始める異世界生活、Web版の初読感想まとめです。
Twitterでゆっくりやっていたやつを纏めているよ。

これまでのリゼロ感想まとめ一覧はこちら
3章で終わらせるつもりだったけど、先が気になるので4章まで読む事になりました。
かなり長丁場だけど、ゆっくりペースでお付き合いください。

花鶏 ハルノ (著), 相川 有 (その他), 長月 達平 (その他), 大塚 真一郎 (その他) 、KADOKAWA (2020/2/21)
長月 達平 (著), 大塚 真一郎 (イラスト) KADOKAWA (2016/10/25)

4-1 帰り着いた場所で

クルシュからの褒美で、相棒の地竜パトラッシュをもらう。
やったぜ、今後も一緒に活躍してくれそうな気配を感じてニッコリ。
あとそういえば同行してたオットーも一緒。
もはや無意味なキャラがいない事に信頼の高い本作。
オットーも何処かで見せ場がある気がするので、注目。

4-2 罵倒と感謝

屋敷に戻った所を、ラムの要請により出戻ったメイド、フレデリカが登場。
おー、エミリア側のキャラ補充は想定してなかった。
4章の戦力要員になる予感。

あと、3章で親書が白紙だった理由が「レムが消失していたから」という事に、悔しいけど今気付く。
この作品やっぱすごいな、本当に細かく考えて書いてる。

4-3 再会とすれ違い

本当だ!言われてみればベアトリスもレムの事覚えてたわ!
あんなに大変な中、スバル君の記憶力すごいよね……。

さて、相変わらず謎が多いベア子。

  • 「都合の良い道具じゃない」
  • 「お前も置いていったのかしら、ジュース」
  • 「魔女の因子はどうなった」

ここらへんが伏線ポイントかな。

4-5 エミリア派

「現状ロズワールは支援者として落第」

これに言及してくれたのは信用できる。
ちょっと明らかに手落ちが多いんだよな、ロズワール。
何か理由があるのは明白で、そしてその理由が全く分からない。

という事で、商人オットーと村の少女ペトラを懐柔。
人の力を借りる事を覚えたスバルの成長だ。

あとフレデリカやオットーへに対するスバルの態度なんだけど、ちゃんと「謝る所はちゃんと謝る」ってのを明らかに意識していて、3章の学びが活かされてる箇所。

でもまだまだ普段はふざけてるので、結構リアリティのある感じの成長である。
人格変わった?みたいな非現実的な成長させる作者もいるしね。とても良いバランスだ。

4-6 聖域への道中

村人とロズワールが待つ聖域へ。
送り出した後のフレデリカの「これで言いつけ通り」って所で、やはりロズワールの思惑が見え隠れする。
と言ってもまぁ全然分からん。

屋敷にレムは置いてきてるし、4章はエミリアが色々クローズアップされそうな予感。
聖域で色々差別されるのかね。心配……。

4-12 お茶会の土産

黙々と読み進める。
聖域にて、嫉妬の魔女エキドナとのお茶会。

他の魔女の名前やら功績やら、初代剣聖レイドとか、重要情報の洪水だ。

ただ、怠惰の魔女含め、ベアトリスが口にしたジュースという名前は登場無し。
うーん、パックはエキドナの知り合いっぽいけど、ベアトリスの話だけ独立して分からんな。

あと、ちょっと遡るけど、まさかの荒くれものガーフィール登場時のパトラッシュの奮闘には感動したぜ……!
本当にいいやつだ。
スバルは後でちゃんとパトラッシュを労ってあげてくれよ。

4-13 ロズワールの思惑

エキドナの夢から帰還。

最初に言う事が「心配させたエミリアへの謝罪」って所、本章始まってからずっとそうなんだけどスバルの成長を感じて良い。
エミリアへ試練を受けさせようとするロズワールの思惑を見破ったのも見事。
話が早い主人公だと展開がスムーズで良いね。

4-14 質疑応答

ロズワールの意図を確認。
うーん、伏線の匂いしかしないなぁ。

黒い装丁の本と、「どこまで記述に添えたものか」という発言。
魔女教襲撃を予想しながら領地を離れた理由が「スバル君を信じていたから」という結果論での行動。
これらの事から普通に考えると……「ロズワールは予言に示された通りに行動している」だよなぁ。

スバルの「死に戻り」を活かした艱難辛苦の過程は知らないとして、「結果論として何とかしてくる」という事を予言か何かで知っていたから、それに合わせて行動をしていた?

あと「意中の相手を貶められて」ってセリフ、何だろうね。
さっきから気になる伏線の連発だ。
早く4章読み進めないと、色々忘れちゃいそう……

4-18 親子

さて、スバルの試練。
父との語らいと、不登校になった理由の独白。

そういう事だったのか……。
父親が出てきた時から「スバルとノリが一緒だなぁ」と思ってたんだけど、スバルの茶化すような人付き合いの仕方とかは、偉大な父親に対して間違えた参照の仕方をしていたワケね。
子供時代から現在までの人格形成がここまでちゃんと納得のいく形で語られるとは思わなかったし、「元の世界に戻る事ができず、両親に何も返せない事」に気付いたスバルの号泣も、かなり私の胸を打ったよ。
とても感動的で良い話だった。

そしてこの父との語らいを経て、スバルは更に成長するだろうな。
あ、それと好きな子について、エミリアだけじゃなくて、ちゃんとレムに対しても言及があって良かったです。
いやしかし、ここらへんもうアニメになってるんだっけ?
音楽や演技による演出が加わったら、これかなり泣ける感じになりそうな気がするぜ。
さて、父親とはお別れ。次は母親と話をする?

4-19 宿題

全てを分かって見守ってくれていた母親との会話と、あの時に言えなかった最後の「いってきます」。

ああぁぁぁ!!!
これちょっとマジで本当にグッと来たな!

試練始まるまでは、こんな親の愛情と有難みと離れる事の寂しさを食らわせてくるとは思わんかったわ!
不意打ちで良い話過ぎる!

「大事なのは最初でも途中でもなくて、最後」
「結果よければオールOKという受け取り方とは違う」

母親から最後に出された宿題。
サブタイトルにもなっているけど、宿題の答えは今後出てくる予感。
4章の最後か、もしかしたら物語の最後かもしれないけど。
多分覚えておいた方が良い言葉だ。

4-20 試験結果

文句無しで試験終了。

というか、本当に最後まで完全に文句無しの、揺らがない答えを得たスバル。圧倒的な頼もしさだ。
何となく過去の物語構成からして、4章も前半で主人公のダメさが描写されると思ってたんだけど、ここまで成長して頼もしさを出してくれるとはね!
私の好感度も急上昇だ。

で、嫉妬の魔女サテラが初登場。
想像以上にスバルに執心してるし、偏執的なイカれっぷり。
問題は「なぜスバルにこだわるか」なんだけど、現状では考察材料がほぼ無い。
ただ、死に戻りの時に会った記憶は消してるのね。
もしかしたら記憶を消されてるだけで、過去に会ってるのかもしれんな。

4-21 決意新たに

スバルに対して、エミリアは試練突破できず。

確かにトラウマの重さや敵の多さが圧倒的にハードモードなんだよね。普通の女の子にはキツいか。
しかしガーフィールの「どっちに纏まっても俺様にとっちゃ胸糞悪ィことになるだけ」ってのは気になる。
もっと厳しい試練が後に控えてる?

4-22 弱さ

意気込んだのも束の間、何日も試験を突破できず精神的に限界のエミリア。かわいそう。

ガーフィールとの交渉でスバルが試練を突破する事になったけど、でもここでエミリアが本当にリタイアすると今後ただのマスコットになるよね。
最終的にはエミリアの掘り下げも兼ねて、エミリア自身が試練を突破する事になると予想。

にしてもスバル、エミリアの精神的支えになりつつも、ロズワールを差し置いて水面下で聖域側の人間に交渉。
ちゃんと要求が通りやすいようにガーフィールから口説いてるし、本当に頼もしくなったな……。
一言でいうと「話が早い」。明らかに作中の進行ペースに良い影響が出ている。

4-23 踏み出した一歩

ガーフィールの要求通り、試練はスバルが受ける。
その代わり、聖域に軟禁中の村人は村に戻す、と。

エミリア試練突破による名誉挽回チャンスが奪われたメタ的な不安はあるものの、まぁ合理的ではあるよね。

とか思っていたら屋敷に戻った瞬間エルザに殺される。
お前そういえばいたな!しかし、唐突~!

予想外に差し込まれた1回目の死だけど、エルザの雇い主って誰なんだろうね。

2章時点では「当然、雇い主は候補者の誰かでしょ」と思ってたんだけど、候補者全員の人となりを見た今だと、誰も該当者がいないんよね。
魔女教……は違う気がするし、まだ知らない勢力か?

花鶏 ハルノ (著), 相川 有 (その他), 長月 達平 (その他), 大塚 真一郎 (その他) 、KADOKAWA (2020/2/21)
長月 達平 (著), 大塚 真一郎 (イラスト) KADOKAWA (2016/10/25)
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