Re:ゼロから始める異世界生活、Web版の4章初読感想まとめ、その2です!
Twitterでゆっくりやっていたやつを纏めているよ。

これまでのリゼロ感想まとめ一覧はこちら

花鶏 ハルノ (著), 相川 有 (その他), 長月 達平 (その他), 大塚 真一郎 (その他) 、KADOKAWA (2020/2/21)
長月 達平 (著), 大塚 真一郎 (イラスト) KADOKAWA (2016/10/25)

4-24 待った

死に戻ってすぐに、屋敷襲撃を防ぐためのタイムリミットを定めて、エルザの戦闘力を想定。
ノータイムで「現状誰に頼る事ができるか」に思索を巡らせるの、話が早い!
スバル、1章からこのレベルの判断力だと賢過ぎて違和感あると思うんだけど、この話の早さは苦労して成長した結果なので素直に喜べるね。

ガーフィール「俺様ァ、エミリア様以外が『試練』を受けるのを認めねェ。」
なんで!?
いやガーフィール、前ループと真逆の事を言ってんじゃねーか!
なんだそりゃ!せっかく上手く事が運ぶと思ったのに!
「スバルにやらせて功績を横取りしようとするエミリアの姿勢が気に食わないから」とか?
何考えてるのか全然分からん。

4-26 ふんづまり

主人公が割と最善行動を取り続けてくれるから、話の進行が早くて面白いな。

エミリアの過去がザックリと判明。
いやそれよりも、ロズワールの思惑が相変わらず不明だ。「私以上に、エミリア様を王にしたいと焦がれる存在などいるはずもない。」
うーん、何を背負ってるんだろうなコイツは。

ただここまでのピンチ下において、ロズワールがエミリアを突き放す事が出来る理由については想像できる。
以前描写されたけど、「ロズワールはスバルが何とかするという結果だけを、予言で知っている」という事なんだろうね、多分。
スバル的にはかなりタチの悪い奴だ。
最初からちゃんと協力してくれよ……。

4-27 囁き

ガーフィールの心証が一転して悪化したの、死に戻りによる魔女の匂いが原因か。
そりゃどうしようもないな……

自問自答でシンプルに考えを整理して、すぐに立ち直って次の行動を起こす事を誓うスバル。すげぇロジカル!
4章で顕著だけど、行動の組み立てが論理的で、とても共感度が高いな。

4-29 雑食系男子

リューズからの情報収集。
契約で嘘を付けない、という事だけど、誰との契約なんだろうね。

何回も言ってるけど、とにかく主人公が察しが良いし、非常に前向きで建設的。
ちゃんと話の突破口に食いつけるし、IQが飛躍的に向上している……。
本当にスバルが最近論理的で頼もしいので、理屈バカの私も感情移入しながら安心して物語に集中できる。

4-30 帰路の違和感

聖域から”抜け道”で脱出した事があるというフレデリカ。
フレデリカからの情報収集も兼ねて屋敷に戻る。

途中まで会話していた聖域の顔役リューズとの会話に違和感をがあったらしいけど……全く分からんな。
もう1回読み返したい気分にもなったけど、とりあえず先に進もうか。

4-34 終わる世界

屋敷に到着した途端、いきなり危機迫る状況。

前回より圧倒的に早くエルザが襲来。
隠し通路に隠れていた?

ペトラとフレデリカが死亡して、正直言って「あー、今回も無理か」と読者的には諦めたんだけど……ここでベアトリスが半死半生のスバルだけを救出!?
これで生存しちゃうと逆に死に戻れないぞ!大丈夫か!?

4-35 少女の福音

スバル、1度目はエルザの襲撃から、2度目は死に戻りを目的とした自殺から救ってくれたベアトリスを激しく糾弾する……。

いや、気持ちは分かる。
確かに死に戻りのセーブ更新条件が分からない以上、うっかりセーブが更新されると取返しがつかなくなる。
だから分かるんだけど……いやこの展開辛いな。

3章であらかたの逆境は経験して「もうこれ以上の絶望はないだろう」と思ってたけど、こういうタイプの辛さもあるのか。
大方の予想通り、ベアトリスは魔女教の福音書を持っている上に、「お母様との繋がり」というセリフが出た。
主人公との因果もそうだったけど、やっぱり嫉妬の魔女にかなり近い関係者?
しかしそれを考えると、ベアトリスを住まわせているロズワールの思惑が輪をかけて分からんな。

4-36 無理解の果てに

……何がなにやら分からない。

スバルが扉渡りで飛ばされた謎の場所も分からないし、聖域に人がいない理由も分からない。

というか最後の死因……なに?何が襲ってきたんだ。
「音を立てて咀嚼された」って事は獣か?
何も分からん!なんだこれ!

4-38 芋虫

ロズワールの所持してるのも、ベアトリスと同じ完全な福音書か。
やっぱり予言による結論ありきで行動してるっぽいね。

スバルがループに慣れてきて、「試練で苦しんでいるエミリアそっちのけで思索にふける」「今回の周回は諦める=屋敷を見捨てる」という発想に自己嫌悪を持つの、分かるだけに仕方ない。

4-39 ユージン

ガーフィールに監禁されたスバルを助けたオットー。
読者に「ただの商人がこんな危険な橋を渡る必要ないよなぁ」と思わせておいて、

オットー「友人助けようとするってのは、そんなにおかしなことですかね?」

このセリフよ!

オットー、お前って奴は……。
最初はただのモブだと思っててマジでゴメン。

最近かなり殺伐な展開が続いていて、何より本来味方として動くべきロズワールも、まぁ敵じゃないんだろうけど全く腹の内を明かさないドライっぷり。
読者と主人公の心が色々疑心暗鬼になっている所に、オットーのお人好しっぷりはかなり響くね。
まんまと好感度が上がってしまうぜ!

4-41 虎

ロズワールに危害を加えた主人公を守るラムと、急にスバルを殺そうとするガーフィール。
ラムとロズワール、二人の行動原理が両方よく分からん上に、更に二人が交わす会話が輪をかけて分からん!
これは多分4章内で明かされる話だと思うんだけど、ガーフィールの代償行為って何なんだろうね。
とにかく謎ばかりが続く。

4-42 命の価値

うぅ、パトラッシュが殺されるのやっぱり心が痛いな……。
忠誠心が強くて賢い良い子なのに……。

そして虎に変身したガーフィールを吹き飛ばした風、なに……?
描写的にはどう見てもスバルがやったっぽいんだけど、魔女の力を戦闘に活かせるようにもなるって事か?
でも本作が安易なパワーアップをさせてくれるとも思えんし、分からん事だらけだ。


うわ、これはちょっと……さすがに言葉にならんな……

パトラッシュだけでなく、脱出させたはずのアーラム村の人たちも主人公救出に来てくれて、ドンドン殺されていくという……。
これはあまりに悲し過ぎるわ。
そしてガーフィール、お前ドン引きだよ……。
ユリウスの時とはワケが違うぞお前……

4-43 そして誰も――

ガーフィールを含め、殺された村人たちの死体までが消失。

もう今ループが絶望的なのはかなり前から明確。.
色々心を砕くような描写がありながら、あまりウェットな心情描写に文章を割かずに「せめて聖域無人化の謎の一端を見る」とスバルが動いてくれるのは、読者的には正直合理的でありがたい。

そして、聖域無人化の理由は……え、肉食兎の大群?マジ!?
唐突過ぎるぞ!なんだこのUMAは!

一体ならまだしも100体以上いるっぽいし、全く意味が分からん!
意味が分からんし、しかもこんなの解決策とかある?
魔女教でもないし、ましてや聖域側でもないでしょこれ。
説得とか絡め手で何とかなるタイプとは思えんぞ。

4-44 禁忌

死に戻りからの、エキドナによるお茶会へ即刻招待。

おーきたきた!
ちょっと前ループが衝撃的過ぎて心理的な後遺症はあるんだけど、何か色々教えてくれそうな雰囲気!
そしてエキドナ、死に戻りを自覚するような発言。
相手がそれを知っている場合でも、スバルが口に出せば……ペナルティはどうなる?
次回へ続く!気になる!

4-45 茶会の条件

おー、ペナルティ発動無し!

「嫉妬の魔女の愛情からくる権能で、死に戻りの回数制限は恐らくなし。」
まぁ予想はついていた内容なんだけど、初めて死に戻りについての会話ができる状態だ。
何か感慨深いな。

4-46 蝗害

死に戻り地点の考察は初めて。
「スバルが死の危機を乗り越えたと魔女が判断した場合で、スバル以外の危機は無関心」か。確かに納得感が強い。
ドライな話、これを把握する事で動き方が変わってくるね。
少なくとも前々回のループで漠然と「早く死なないと」みたいな事にはならずに済む。

そしてあの肉食兎、白鯨と同レベルの魔獣か!
「大兎」。名前は覚えてるけど、白鯨の例もあるしデカい奴かと思ってたわ。
複数いるアレが大兎か……。
サブタイトルの蝗害ってそういう事ね。

しかし、屋敷と聖域でそれぞれ起きる別々の問題。
物理的に距離が離れている上に、ほぼ同時に大兎とエルザが出現するの、どうやって解決する?

4-48 茶会の対価

暴食の魔女ダフネ、思った以上にヤバかったな。
にしても「自分の指を食わせた相手に、回復したからって普通に話せるスバルの異常性」に言及が入るとは思わんかったな。
前ループでも「読者的には助かる」と書いたけど、確かに目的達成に向けた割り切りが極まってはいるよね。

4-49 らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー

やっぱり死に戻りの言及はノーリスクじゃなかった!そりゃそうかぁー!

嫉妬の魔女による聖域襲来。
既にガーフィール以外の人間は飲み込まれたご様子……。
前ループでガーフィールは完全な敵で、こちらとしても良い印象がなかった彼が頼りってのは……皮肉なもんだ。

4-50 らぶらぶ(略)みー

サブタイ長ェ!
でもそれに違わぬ執着っぷりをみせる嫉妬の魔女。
なんとか取り込まれる前に自害できて良かったけど、影の中にいたのはエミリアの体でした、と。
前に魔女教が言っていた「器になっている状態」って事かね?

いやしかし、次々と余談を許さぬ状況だ。
読む手が止まらんぜ。

この嫉妬の魔女の影、問答無用の範囲攻撃なので大兎の撃退に活用できると思って読んでたんだけど、無理そうね。
魔女の顕現にエミリアが器として必要なら、それは取れる手段じゃないもんな。
マジで大兎どうするんだろう。

つづく!

花鶏 ハルノ (著), 相川 有 (その他), 長月 達平 (その他), 大塚 真一郎 (その他) 、KADOKAWA (2020/2/21)
長月 達平 (著), 大塚 真一郎 (イラスト) KADOKAWA (2016/10/25)
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