巻頭カラーは呪術廻戦。アニメ決定という事で、おめでとうございます。
そして神緒ゆいと二人の太星がダブル最終回。お疲れ様でした。


鬼滅の刃 第184話 戦線離脱

鬼殺隊全員特攻はエグすぎるだろ……。そら無惨様も異常者扱いするわ。
先週、愈史郎に「俺を食え!」って言ってた隊士さんを見て「腹決まってんなコイツ」と思ったけど、鬼殺隊全員が鬼殲滅の為に覚悟完了してるのね。

柱合会議で禰豆子が全然受け入れてもらえなくて、
当時炭治郎目線の自分は苛立ったけど、
こんな覚悟した集団の中に禰豆子を連れて行ってたんだよな。
今振り返ると絶対怖いわ。よく無事だった。

でも真面目に考えると鬼殺隊員は基本的に”鬼に奪われた人達”の集団なワケで。
読者としてはモブ隊士として見るけど、一人一人が人間で、ああした特攻を選択するしかないような事が彼らには起きたんだろうなと想像すると……
うん、やめておこう。ちょっと感情移入し過ぎてマトモに読めなくなってしまう。

炭治郎が無惨様の毒で死亡宣言。
これを見て「満身創痍の中、無理に戦わなくて済んで逆に安心した」と考える捻くれ読者は私です。
“常人に耐えられない”を耐えるのが主人公特性。というメタ発言は置いておいて、禰豆子の例もあるので血筋とか竈門家の何かで乗り越えてくれるはず。

となると次に楽しみなのは、炭治郎復活後の無惨様の反応ですよ!
前々回「柱は二人死んだ」⇒「どういう事だ鳴女!」と、
自分の情報リテラシーの低さを棚に上げて部下にブチ切れた無惨様ですが、
「竈門炭治郎は死んだ」⇒「どういう事だ私の血!」
みたいに自分にブチ切れるのかな。それともまた誰か他人のせいにするのかな。

チェンソーマン 第48話 ボンボンボン

タツキ先生お得意の”炭になった人間のリアルな描写”にまさかデンジがなるとは……

さて、デンジに対して「応用が出来ていない」というレゼさんの指摘。確かにボムの応用利かせまくりで、移動やら遠隔攻撃やら時間差攻撃やらスゴイんだけど、デンジも体から出たチェンソーを生かした応用ができるって事?想像があんまりつかない。

そしてあの混乱状態の中で、死体に紛れるアキ君、少年誌では珍しいぐらいプロの仕事をそており!
それでもレゼが強過ぎて正攻法で勝てる気がしない。搦め手じゃないと倒せないんじゃないか。
本誌煽り文では逆襲開始とあるけど、本当に信用して良いんですかね。

ONEPIECE 第963話 ”侍になる”

おでんの立身出世と、それに相応しくあろうとする部下達ってのは理想の姿ですね。ここらへんをテンポよく飽きずに展開できてるのは流石。
そういえば、おでんって白ひげ海賊団の一員だった云々の話ありましたね。
これだけ国内で色々やっておいて、まだ外に出たかったんだな……。

ハイキュー 第374話 初志

チャレンジャー!な及川さん最高でした。確かに強い。
前話に続いてバレーの楽しさを全開で表現してましたね。
このタイミングで及川さんがこんなに好きになるとは思わなかったよ。

漫画的にもここ数年、ずっと負けたら終わりの試合描写で手に汗握ってたので、
こういうバレー楽しいを全面的に押し出した描写は読者的にも久しぶりな気がする。
変人速攻に戸惑う対戦相手を見てニヤリとした時以来みたいな。

3ページに渡って日向が助走していく描写も素晴らしい。
より高く飛ぶために十分な助走を取ってるんだなと、ここまで読んだ人なら絶対伝わるでしょ。
こうして2年間の助走期間をつけた日向は、次週どこに飛び出すんでしょうか。楽しみです。

約束のネバーランド 第159話 ありがとう

そういえば初登場時の最後、ソンジュは不穏な発言して”完全な味方ではないよ感”を出してたな。
確かにソンジュは命に敬意を払う思想ではあるけど、人間を食べない思想じゃないもんね。
過去の伏線回収と、ソンジュの心の動きを忘れずに丁寧に描写されてるのはさすが。

そんなソンジュの毒気を抜くエマ。安定した主人公ムーブですね。
作中 エマより賢い人はいるけれども、これまでエマはその素直さとひたむきさで多くの心を解かしてきました。
ちょっと理屈っぽい本作においてこそ、しっかりとした存在感を放つ主人公ですね。

鬼側の体制とは決着。残りは人間側の体制と対決ですか。
これまでラートリーの内面はそんなに描写されていなかったので、果たしてどういう人物、どういう考えなのか。

ブラッククローバー 第230話(ページ230) 叩き潰してやる

滅魔の剣!新しい剣だよね?先週あったデザインの違う黒刀はこれかー
滅魔の剣は魔法に依るバッドステータス無効の効果ですかね。
刀身の巨大化はどういう原理か現時点では不明。
用途に合わせて武器を使いこなしていく描写、すごく好みです。

他の魔法使いがマナゾーンで防げるはずの間接的バッドステータス付与がアスタの弱点だったので、これで一層隙がなくなりました。
更に宿魔の剣による飛び道具も可能になって……いや本当に強くなってるな。
というかこんなに強くて今後の敵は大丈夫?

僕のヒーローアカデミア 第251話(No.251) 一週間

父親の面目躍如だ、頑張れエンデヴァー!
と思ったら3人のインターンの成果が発揮されました。
エンデヴァーの足が途中で止まったのは、息子の表情?それとも何かを思い出した?
結果、エンデヴァーは何も出来なかった訳で、来週どんな雰囲気になるんだ。怖い。

アクタージュ 第91話(scene91) 夜凪のために

王賀美さん、ちゃんと観客みてるしアドバイスとかするのね。
本当にベストを尽くしているなこの人。

武光君の気持ちはすごい分かります。
でもそんな心持ちだと主役の個性の前に埋もれてしまうのか。
完全に武光君に同調して読み進めていたので、途中でハッとしました。
でもこれは結局精神的なスタンスの話で、意識し過ぎると逆に良くないので演技中の修正は普通難しいと思う。さて、どうするのか。

脇役って難しいんですよね。魅力的な脇役は良い作品に必要不可欠で、”主演を輝かせる”っていうのは自分が引く事では微妙に無いんだよな。

ところで最終的にま問題としては、この舞台って羅刹女が悟空に倒される話……だよね?
悟空側が悪役とされる中で、これ本当にちゃんと着地できるのか。
ただこの脚本の結末は作中で明確に明かされていないので、羅刹女にも救いは用意されているのかな。

呪術廻戦 第85話 渋谷事変③

サブタイトルがハンターハンターじみてきたね。
しかし五条さん本当に強いな!術式無しでも圧倒的過ぎる。
で、隙見せたら術式で潰される訳か。無理ゲー過ぎる。

ところで九相図の長男、コイツ野放しにしてるとヤバいんじゃないかな。
弟二人の術式はどちらも防御無視系の強力な呪いだったし、一般人の血を撒き散らしてる描写も気になる。

神緒ゆいは髪を結い 最終話  神緒ゆいは髪を結い

あぁ、終わってしまったー。
後半ブッ飛んでて面白かったし画力と演出は一貫して半端なかったけど、前半のラブコメ的な感じが椎橋先生に合わなかったのか無念の結果に。
先述の通り後半面白かったけど、自分はラブコメ苦手なせいか、前半は普通でした。
逆に前半好きな人は後半ついていけなくなった人もいたんじゃないかなぁ。
お疲れ様でした。

ミタマセキュ霊ティ 第14話(code14) 解説!ハゼレナの一日

今週も平和な世界でメチャクチャ面白かった。癒された。
とりあえず癒されたシーンを箇条書きで。

  • 一緒に寝るター坊とピーちゃん
  • 掃除機をかけるゾビロ
  • 日課のように職員室に連行され、帰りには仲良くなっているミタマ
  • 恋愛相談に乗るし涙腺も弱いゾビロ
  • 隣のおばちゃんみたいにおでんを持ってくるミタマ

全開の幽子に引き続き、解説おじさんのキャラも立ってきましたね。
回を追うごとに地味に色々積み重なってきてる。

ふたりの太星 第27話(#27) ふたりの太星

最終回。全体を通してのこの漫画の印象は、前半はイマイチ。中盤は独特のノリに戸惑い、後半読み方分かってきたという感じでした。
でもここまで話が進んだんだから、もうちょっと読みたかったかな。
投獄?からのミスリードはちょっと驚かされました。情報遮断の必要性は分からないけど。

好みは各々あると思うけど、自分なりの考えとしては。
振り返るとこの漫画、先週の感想でも触れた”世界が閉じてる感”が気になりました。
結局これまでのまともな対戦相手には格上描写があんまりなく、
「どうやって勝つんだろう」みたいなドキドキやカタルシスが少なかったです。

かといって某所でトレンドの無双系ストーリーのような話運びでもないので、話の縦軸であるプロ試験もそんなに危機感なく読めたのが勿体なかった。

同世代のライバルは全員が太星に別格の注目をしてたし、本人達も結局一番対戦したかったのは別人格の自分だったワケで。
太と星にはもっと周囲に興味を持って、影響受けて、成長して欲しかったです。
それでも最後まで”二人の太星”にフォーカスした終わり方で、そういう意味で終始、一貫はしていましたね。
お疲れ様でした。

サムライ8 第28話 免許皆伝 達麻

ダルマ師匠、魅せてくれるぜ!
って思いたいけどやってる事はホルダーで巨大化して斬ってるだけなのであんまりレベルが違う感はなかったです。
覚醒でオラつくタイプの人だったんですね。最近だとミタマと同じ感じですね。

候剣って用語は前に出てたっけ。
状況的に回復不能の攻撃って意味なんだろうけど、候剣という言葉自体にはその意味を全く含んでないので、こりゃ次出てきても忘れてる自信ありますね。
この色々と乖離した名前センス、実にサムライ8らしい。

この漫画は本当にたくさんの用語が出てくるのも辛い上に、それが”未説明だから分からなくて良い”のか、”説明済なので分かる必要があるけど、自分が覚えてない”のか、本当に混乱する。

トーキョー忍スクワッド 第25話 黒脛紫門

因縁の強敵が急遽来襲する打ち切り展開キタ!と思ったら身内でした。
何で扉と壁を破壊して入ってきたんだ……

五廻書設定ありましたね。忘れてた。
でも現状読者に把握できている五廻書は記憶術だけで、戦局を左右するほどの重要アイテムとしては感じられていないので、イマイチ乗り切れないな。
これまでの話でも、五輪の書を掘り下げるようなストーリーなかったですしね。

師匠強いけど、どっちかっていうと迅さん弱いなと感じてしまうのは防戦一方だから?
師匠との腕試しはそんなに興味なかったので、次週に続いてしまって戸惑いました。こんなペースで大丈夫か。

ビーストチルドレン 第26話 合わせる

漫画全体で通してみると説明無しでガッツリ試合やった後なので、展開の順番はおかしいんだけど、現在のスクラム編はちゃんと初心者目線でラグビーの話をしてくれているので面白いです。
チームスポーツをちゃんと描いてくれているのでラグビー知らなくても共感できる。

Dr.STONE reboot 百夜 第5話(z=5) 百夜を待つのは忙しいこと

え、ISSに取り残されたレイの話を掘り下げるの!?
状況に対して淡々と解決していく話なので、面白さって意味では普通。画力は驚異的。

でも人間が帰ってくる事を信じて明るく頑張ってるレイが不憫で悲しくて辛い……
来週もレイの話だとすると、何だかんだで百夜と再会する可能性あるよね?

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