いつも一人で読んで一人で考えてるだけだったけど、
試しに始めてみました。
なるべく全部の作品に感想書きたいという目標。
ではまず目次からー
鬼滅の刃
ラスボス戦突入で盛り上がりMAXの所をタイミング良く巻頭カラー。
冒頭から冷静にブチギレる炭治郎に、スカしイケメン面をしている無惨に笑う。
お前は前話で、自分が何をどんなテンションで喋ったか忘れたんか。
蛇と恋がやられて嘘だろ!?と思ったんだけど、嘘でした。
愈史郎が琵琶の鬼を操ってたんだね。安心した。
珠代が殺されて怒りを忘れて突進するかと心配してたんだけど、
普通に効果的なムーブをしててちょっと驚き。
でもどうやって鬼に近づいたんだろうか。
あと多分みんな驚きと諦めの気持ちを持ったと思うんだけど、
炭治郎……目が……ッ!吾峠先生は本当に容赦ないから見てて辛い。
ただ、正直モブ隊士さん達が惨殺されていくより、
主人公が戦闘序盤から回復不能(と思われる)致命的な傷を負わされる方が絶望感は強い。実際自分は
「おいおい初っ端からこれどうすんだ。もう戦って欲しくない」
と思ってしまったので、
絶望感の演出としては効果的に機能してるんだよなぁ……。
Dr.STONE
マグマが思った以上に考え無しだった……
そして頼みの綱だった銃もあっさりスルーされ、氷月が復活。でもこれ難を逃れた後はどうするんだろうか。うまいこと氷月だけ石化させて、戦って欲しいときだけ解凍させるポケモン方式……は、この漫画的にちょっと人道的じゃないよな。結構力業での解決も多いけど上手く纏めてくれる信頼がこの漫画にはあるので、落ち着いて次回以降を待てる。不安なく読める信頼感を築いてくれるのは素晴らしい。
ハイキュー
海外で寂しい思いをしてる中に出てきた及川さんの安心感すげぇ。
二人揃って「いただきます」のシーンでホッと温かい気持ちになった読者は自分だけではあるまい。
日向と同じように、読者も知ってる人がいる安心を共感できる。
ここらの演出はさすが。
約束のネバーランド
確かに鬼は単純な栄養面以外でも捕食対象の影響が大きいので、
命に敬意を払って分け合うっていう考えは非常に理性的で、あり得る信仰。
でも現状は王族以外に対して人間の食事を制限したりしているので、
このスレ違いがソンジュが離脱している理由なんだろうね。
教育係の人が連行されてる描写もあるし、
王族はこの信仰をベースにしてたのを、女王が暴走したのかな。
そしてムジカの問答開始。
この漫画でそこまでバトル漫画的な決着の付け方はしないだろうから、
どうするのかと数週思ってたけど、対話と知略でどうにかなるのかね。
ブラクロ
ここで予想外の「修行して半年後パワーアップします」展開。
でもみんなも結構強くなってるし、
先の一域との闘いでもある程度は通用していたので、
修行の必要性が自分にはあまり実感できなかったです。
例えば前シリーズで戦った悪魔より強いってのは言葉では分かったけど、
一度戦ったりして欲しかったかも。
現状の戦力では通用しない事や、
冥域の重要性(これはまぁ先週までの戦いで示したと言えなくもない)を示してもらった上の方が、修行の必要性が納得できる。
でも修行編挟まず即半年経過してるから、テンポ重視?ここらへんは展開のスピーディさと好みの問題なのかもしれないね。これでいいって人もいるか。
チェンソーマン
退魔2課の皆さんがやられる事はそりゃ予想通りかもしれないけど、
カビ生やしたり反撃したりちゃんと格を落とさずに戦ってくれたのは良かった。狐の悪魔が逃げ出して、もう死ぬしかないのに軽口を叩く野茂さんと副隊長が渋カッコいい。
ちゃんと格のある相手を圧倒してくれる事でレゼの強さが際立つよね。
それにしても車で逃げだす時間もなく全滅とは……強過ぎませんかね。
大丈夫かこれ。
どうでも良いけど、最後2ページだけパンツ履いてますね。野茂さんに指摘されて履き直したんだろうか。随分な余裕。
ヒロアカ
当事者達ですら逃げ出したい気まずい場面に、爆豪君は相変わらずの調子である。これが癒しか……。
「許せるように準備をしている」
これ良いセリフですね。色んなギスギスやワダカマリにも当て嵌まる事があると思う。そうなんだよな、こちら側から「許す!」とお迎えにはまでは行けない。
でもなんかキッカケみたいなのが先方から与えられれば、許すのもやぶさかではありませんよ、と。それがどの程度のキッカケかは自分でも分からんけども。
基本的に幸せ家族ってのは当事者全員の不断の努力によって成り立つモノで、全員がちょっとの努力と思いやりを毎日続ける感じですよね。
維持するのだって大変なのに、エンデヴァー家は一度ぶっ壊れてるのを壊した張本人が修復しようとしてるんだからそりゃ大変ですよ。
そんなに余裕あるタイプじゃないのに、不器用ながら色々頑張ろうと四苦八苦するエンデヴァーに人間を見た。応援するぜ。
しかし轟君の家庭事情、連載当初からじっくりと時間をかけて丁寧に描写されているよなぁ。少年誌と相性が良いテーマにはあまり思えないんだけど。
最初は正直あんまり興味なかったんだけど、
ここまできたらキッチリ解決して欲しい。
アクタージュ
王賀美さん、なるほどうまい事やったなって感じではあるんだけど、
これって演出の方向性が根本から覆ってしまってる気がするんだけど
大丈夫なんだろうか。
本番までは間違いなく悟空の冒険活劇という方向性だったはずで、
稽古やら照明やら美術やら色んな演出もそれに沿った準備をしてたはずなんだけど、そんなに簡単に変えられる?
劇の演出って脚本を具体化する全ての作業だったと思うので、演奏だと編曲+楽器選びぐらい全体を左右したはず。楽しい曲を演奏している途中でメインパートが悲しさを表現し出したみたいな事だと思う
漫画の展開としては面白いんだけど、本番中に演出の方向性がガラッと変わってしまったワケで、演劇としてはすごくリスキーな状況では……?
夜凪を追い詰めるのは予定通りでも、主役交代は予定通りじゃないよね?
ここらへんは後でアンサーをもらえるんだろうか。
他の出演者もみんな熱意に燃えてるし、そこは何とかするのかな。
ぼく勉
緒方さんの回かと思ったら先生も割り込んできただと……!?
自分は数年前から
「漫画の催眠術が都合良過ぎて冷めちゃう病」を患ってまして、今回も
「そんな一瞬でかかるのかよ」
「予め設定してないとそんな解除条件にはならないよ」
みたいな事ばっかり考えてダメでした。
少年誌でそんな事にこだわる自分が悪いのは分かってるんだ。他の漫画では呪術とかゴム人間とか怪光線お釈迦スケバンとかやってるんだから。
呪術廻戦
淡々とした嵐の前の静かさ感、良いですねー。
対五条悟という事で呪霊側も周到な用意をしてると思うんだけど、
これ絶対 一般人が戦闘に利用されるよね……。
過去編で非呪術師を守るかどうかみたいな話があったけど、それが試される展開になるのかな。で、主人公誰だっけ。
ゆらぎ荘
冒頭から恥ずかしそうにスカートを履き直す雲雀ちゃんと目を逸らすコガラシ君。ラブコメの一つの見せ場であるエロハプニングすら省略するという、
長期連載ならではの匠の業を感じて下さい。
全員が両手両足で全ての色を押さえないと終われないってのは、
リアルに想像すると結構な確率と苦労な気がする。
コガラシ君「俺だって男なんだぜ」と言ってるけど、あの状況で前を隠さずにブリッジできるのは健全な男子にあるまじき精神力だと思いますよ。
神緒ゆいは髪を結い
何かあんまり触れるのも逆に恥ずかしいけど、
怪光線お釈迦スケバンとか独特の言語センスたまらんッス!
この漫画の読み方はDon’t think feelだと思ってて、
もう世界観とか絵とかがハイスペックなオリジナリティに溢れてて、
何も考えずに浸るのが一番正解ではないかな。
卑弥呼が思ったより早めに出てきててちょっと先行き心配。
ミタマセキュ霊ティ
先週は「ミタマの過去が明かされると思いきや、あんまり明かされないんだろうな」と思ってたんだけど、予想を超えてひどいな!
塩撒いたり銃振り回したりキャベツ高速で切ったり、あれ全てストライプさん直伝の技だったんですね。
途中から明らかにバスケの練習に寄ってておかしいなとは思ったんだけど、最終的にバスケを勧めて去っていきやがった……
あと作者の鳩胸先生のTwitterでストライプさんが紹介されてたけど、この人ストライプ柄以外を着ると死ぬらしいね。だから比較的ユニフォームデザインに自由度があるバスケやってたのかな(深読み)