週刊少年ジャンプ31号の感想ですよ。

更新が遅ーい!
もっと感想を書く分量を減らしたり、感想に取り上げる作品を減らしたりすればいいんだろうけど、なるべく全部に触れたいんだよね。
難しい……。

いつものように掲載順です。


僕とロボコ

誰かが休載した時の代原や、最近だと約束のネバーランドのスピンオフ、『お約束のネバーランド』でお馴染みの宮崎先生、長い期間を経てのジャンプ連載だ。

いつもの宮崎先生のキャラとギャグだったんだけど、料理シーンが終わってもお母さんが包丁持ってたのが狂気的で面白かった。
だからこそ何で最後のシーンだけ包丁持ってないんだよ!
せっかく面白かったのに、一貫させてくれよー。
勿体ないよー。

後は何かもう……ギャグシーン周りはいつもの感じだったので、申し訳ないけど予想内。
別にいい子ちゃん振るつもりはないんだけど、「キレイで有能なメイドが欲しかったのに、不細工で無能なヤツがきて迷惑だぜ」って文法は、私の笑いの好みではないのだ……。

と油断させておいて、最後の「実は注文もしてないのに来た得体の知れない奴です」ってのは、普通にホラー文脈の怖さがありましたね。
トラックをものともしない超重量・超硬度ってだけでも怖いのに、唐突に日常に侵入してきた目的不明の驚異になってしまった。
おバカコメディだと思ってた中に、急に闇をブチ込まれた感じがして戦慄しちゃったよ!

ワンピース

いやぁイゾウ、満を持して大ゴマで登場しましたね!
待ってましたって感じですよ。
うん、イゾウね……イゾウ……だ、誰だ……?

うわー、もうダメだ!
イゾウが誰か分からん!
お菊だってもう私の中でフワフワしてるのに、兄とか言われても二重でピンと来ねぇ!

私はワンピースに関する記憶領域だけ脳を切除されてんの?

飛び六胞の名前も、今回出てきたページワンとウルティ以外出てこないもんな。
完全にワンピース用の記憶領域がオーバーフローしてしまっている。

ジャンプ感想を書いてる人で、私よりワンピース詳しくない人はもういないんじゃないかな。
1話からリアルタイムで毎週欠かさず読んでるのに、すげぇ損してる気がする。
でも単行本も買わずに本誌を一読しているだけじゃあ限界があるんだよ……

補足

Twitter上で教えてもらったんですが、どうやらイゾウは白ひげ海賊団の隊長としてエース処刑の時に登場していたようですね。
で、最近おでんの過去編に再登場したみたい。えぇ、もちろん覚えていません。

しかし、もうこうなると「ヤマトも過去に出てきたキャラなんじゃないか」みたいな疑いすら出てくるもんね。
ただ、このビジュアルと意外性はインパクトがあるので、恐らく初顔見せだと思う。
違ってたらごめん。

でもなー、エースの名前出してるから、既出キャラの可能性も存在してるんだよなー。

「そんなにフワッフワしてるなら無理して感想書かなくてもいいじゃん」という内なるツッコミはあるんだけど、私のワンピース感想に関してはガバ読者の感想という資料的価値があると思って生暖かい目で見守ってください。

僕のヒーローアカデミア

納得感ある形でデク・爆豪参戦。
感情的判断と思わせつつ、確かに相澤先生が個性を封じてる内に畳み掛ける方が合理的ですもんね。

にしても死柄木、肉体強化でこんなに耐えられる……?
爆豪君の徹甲機銃とかヤケドするでしょ。
皮膚強化もしてるのか分からんけど、理不尽な耐久力だ。

テンポと迫力を両立したコンビネーションでエンデヴァーの一撃がヒット。
ていうか、やっぱり爆豪君のヤツで死柄木は全身大ヤケドしてると思うけど!
これで死なないのは分かるんだけど、個性無しでコレに耐えちゃうとよく分からなくなるので、「頼むから大ダメージ入っててくれよ……!」みたいな謎の祈りが入っちゃうね。

さて、前々から「この人チートだよね」と思ってたマウントレディ、次回大活躍の予感!
でも体の大きさ的にギガントマキアの方が大きく見えるし、何よりサイズ一緒だとしても性別や体つきが違うので、マウントレディに抑え込めって言うのはムチャな気がするぞ……。
周りも援護するだろうし、総力戦の予感。

Dr.STONE

回想を通して「なぜアメリカチームの自力復活者がこんなにいるのか」を明示してくるの上手いなぁ。
予め「意識を保っておけ」っていう助言があったのね。
まぁそれ込みでもスゴイんだけど。

それにしても、相変わらず宇宙の作画がメチャクチャキレイ。
息をのむようなスケール感と美しさがある。

あとこれは全読者が気になったと思うんだけど、3,700万年を経て大人の都合で岩が生えてくるの、申し訳ないけど笑っちゃったよね……

Dr.STONE 157話 石化直後
これが
Dr.STONE 157話 石化後
こうなる

「科学による再現性」により、最大限に脳を働かせていた二人が同時に目覚めるってのは良い。
何が良いって、一連の回想でゼノが完全に千空と同格以上の存在になったと思う。
科学使いのライバルとしてこれ以上ないぐらいの好敵手で、これからの知略戦に期待が持てる。
イバラも知略としては手強かったけど、そんなモンじゃないような激戦が予想されてワクワクしますね。

森林王者モリキング

うん、王器いいなぁ!

やっぱりハイスペック主人公を引き立たせるには「同格のライバルキャラ」ですよねー。
「格下のライバルキャラ」を出しちゃうと、主人公が引き立つどころかご都合感が出ちゃう。
お互い似ているようでちょっと違う良さがあって、並べるだけで面白い。

ハイキュー!!

うわ、今週もやっべ……

今の試合でそれぞれ丁寧に描写・紹介されていた、各キャラの「これまでの積み重ね」をバシバシぶつけてくる集大成みたいな回。
この話だけ見るとただのハイレベルな応酬。
でもこの試合をずっと読んできた読者には、各人の積み重ねが活かされたプレイが連発されているのが分かるんですよね。

その中でも、高校時代の横断幕をバックにする描写ですよ。
“背負ってる感”と”積み上げてる感”があって良かったですね……!
日向に対して烏野の横断幕がくるのは分かってたんだけど、まさかそれをブロックする影山と並べて、二人の背景に「翔べ」を重ねてくるとは思わなかったです。
何で古舘先生は毎週こんなハイレベルの演出が思いつくんだろう……

灼熱のニライカナイ

「犯人は爆弾魔かもしれない」というチャコのセリフの直後に爆発。
イルカが「チャコと何か話しただろ」って聞いてくるって事は……チャコは妄想を実現する系の能力だったりする?

「チャコの能力で海洋生物が人になった」なら、ワンアイデアで今回の展開にも説明がつくんですよね。

全体的には田村先生らしいギャグなのかシリアスなのかって感じのいつものノリ。
2話単体で見て面白いかどうかというと、まあ普通。
でもやっぱりマリー以上に、それを許容できそうな世界観ではありますね。
とりあえず暫くは様子見だ。

で、七瀬さんの水着回はいつですかね?

マッシュル  

今回みたいな展開になった時って、
「何で敵は一人ずつ出てくるんだよ」
「味方側も全員で一斉に潰せばいいじゃん」
とか言う人、絶対出てきますよね!
……まぁ、私なんですけど。

ていうか、満を持して出てきた割にはマッシュが殴るかランスが重力かけたらそれで終わるような奴でしたね。

ドットが頭脳プレーで倒したのは意外性があって良かったかな?
敵が「シルバ先輩は魔法の使い方が分かってない」とか言いながら、「お前も分かってないんかい」みたいな負け方して笑っちゃったけど。
ただドットの学校における強さランクが不明なので、敵が弱かったのかドットが頑張ったのかはよく分からなかったな……。

あやかしトライアングル

「オラァ!腹!パンツ!下乳!淫紋!太もも!食らえィ!」と言わんばかりの開幕サービスシーンで目の保養!

この作品に関しては頭カラッポにして夢を詰め込んだ方が楽しめるのは明白なので、特に感想も……ないですかね。

あ、でも、すずが「シロガネと仲良くなる」という事で本人なりの解決アプローチを考えてるのは良かったです。
でもそういう事なら、シロガネはすずと一緒に暮らした方が良くない……?
いや、封印されてるとはいえ、危ないのか。
祭里も許してくれなさそう。

さて新キャラ。
本来注目するべきは人間側の第3勢力が存在する事なんだけど、「貧乳キャラか?それとも今は男で女体化するのか?」ばかりに関心がいっちゃうよね。
しかし、物語の進行上、第3勢力が出てくるの早いなー。
もう少しひっぱるかと思ってた。

ド級編隊エグゼロス(出張読み切り)

2~3巻ぐらいまで読んだ事あって、「こんなモン少年誌でどうやるつもりなんだ」と戦慄してたんですが、1ページ目から「少年誌にありがちなボカシを入れる怪人」の登場!
ロケーションを最大限に活かした冒頭ですよ。
て、適応している!

で、2ページ目で説明なく服が弾け飛んでる所でもうひと笑いですよ。
「力を使うと服が弾け飛ぶ」という、説明するだけで頭がイカれてる設定なのに、それ説明しなかったらもっと頭イカれた感じになるじゃん!
いや、本当にこれ何で説明入れなかったの……?

という事で個人的な最大風速はこの2ページ目までで、後はなんか普通の紹介漫画って感じでした。
うん、仕方ないよね……。

破壊神マグちゃん

「お、おい!3話でもう新キャラとか大丈夫か?」となったのは、1~2話までの内容が自分の中で大満足だった証拠。

結論としてはナプタ君いても問題はなさそう。
でも欲を言うと、ナプタ君も可愛い容姿が良かったな!

あとはもう「可愛くて面白い」が断続的に続く状態でしたね。
もう「今週のお気に入りマグちゃん」を何枚か貼ったら感想として成立するんじゃないかってぐらい。
ナプタ君の「狂乱の咆哮」は多分小動物とか操る方向で、別の活躍を見せてくれそう。

アクタージュ

扉絵すげぇ!歴代夜凪だ!
ボーボボ3話のウソ人気投票みたい!

ボーボボ3話 ウソ人気投票

当然のように”同一人物の雰囲気の描き分け”が自然にできてるの、やっぱり画力たっかいですね。
私は中央のカムパネルラと、左端のチョコCMが好きです。
単独でも良いし、並べても面白い。

前回悪役配置だった真美さん、アリサさんと「姉妹のように親しかった」か。
あー、それは因縁がありそう。
真美さんからしたら、多分アリサさんに役者を続けて欲しかったんじゃないかなぁ。

スミスの言い方的に、スターズ側が共演を避けていた?
大女優との共演回避ってスターズとしてはリスクしかないので、アリサさん側に引け目というか、そういう特別な感情があるんだろうなぁと想像できる。
そのうち描写されそうな気はします。

そして演技の方向性について打合せ。
私みたいなド素人は「3人の演技の方向性を合わせるんだな」と思ってたんですが、「まず皐月ちゃんに真波像を固めてもらい、そのベクトルで成長させていく」というのは、非常に納得感高いアイデア。
そして同時に皐月ちゃんを役者として信用してないと出てこない発想。
考え方がフェアでいいなー!

「それは嬉しいよね」という感じで、皐月ちゃんの奮起もすごく共感できる。
芸能界のパワーバランスが分かり過ぎている皐月ちゃんを描写しておいて、「あの二人をガッカリさせる方が問題」と言わせる事の重さよ!
皐月ちゃん、可愛いのは可愛いんだけど、それ以上に素直に応援できるな。

  • 指摘は素直に受け入れてメモを取る
  • でも表面上は「知ってたけどね!」と振舞う
  • 強がる表情じゃなくて、元気いっぱいで可愛い

うわー、素晴らしい「前向きで良い子供」のバランスだ。
全国のお父さんもニッコリですよ。
想定外のクローズアップですが、暫く皐月ちゃんの魅力で殴られていきそう。

何か振り返ってみたら皐月ちゃんの感想して書いてないな。

呪術廻戦

先週、芥見先生の容赦がない作劇を散々見せつけておいて、まさかの伏黒パパ自決……

私みたいな漫画脳は「わざわざ復活させたからには、伏黒パパはもっと展開に絡ませるはず」みたいなスレた発想があるんですが、そういう漫画慣れした発想を裏切ってくれるのはとても楽しい。
こんな親としてのエモ描写で決着するとは思わんでしょ。
いやぁ、やられた。

でも、本誌一読組には「禪院じゃねぇのか、良かったな」の真意が測りかねる所がある。
伏黒は母方の姓だったと思うので、要するに「禪院家に養子として入らずに、呪術師をやっている」という事に対しての”良かったな”か?
確かに伏黒パパ的にはゴミ溜めらしいので、一番良い状況なのかもしれない。

ブラッククローバー

記事ページ「黒の情報団」

今回、めちゃくちゃいい仕事してますね。
簡潔に分かりやすく敵の目的と戦況を解説。
「ヤミが誘拐されたら敵の計画が達成されてしまう」という本編バトルの重要さを分かりやすく説明している。
確かに戦局があっちこっちに移る上に長引いてるので、目的と状況がボヤけつつあったんですよね。

ヤミのセリフで「自分勝手に世界を滅亡させるイカレヤロー共」「あれ?これピンチ?」みたいな超絶簡略説明も入ってて、これだけ読んでも概要が分かる。
こういうのって担当編集が作ってるのかな?
すごいなー、優秀だなー!

本編

ダークドライアドの契約悪魔は今冥府にいて、遠隔で力を貸しているから100%は引き出せませんって事か。
そしてアスタの悪魔は「どこにいるか分からないから100%引き出せるかもしれない」という伏線。
実際どこにいるんでしょうね。グリモワールの中?

インフレの極みみたいなハイスペックバトルだったけど、これを制したはヤミさんの回避不能の消滅魔法。
「今ここで限界を超える」はヤミさん伏線みたいによく言うけど、有言実行で本当に格好良いな……。

これでダンテが生きてたら本当に意味不明なんだけど、冷静に考えてこれで死んだら少年誌としてグロ過ぎるので、その観点だと生きてるんだろうな……

タイムパラドクスゴーストライター

うわぁ、勿体ない!
せっかくの衝撃展開で読者興味を引けたんだから、ここはテンポよく話を進めてくれよ!
「佐々木君はホワイトナイト関連のお金を使わず借金してるから、当たりくじの番号を教える」とかいうツッコミ所満載情報で読者の気持ちを止めちゃダメだよー。

読んでて「返すアテもなく借金してるとか、また佐々木君は見通しの甘い事やってんなー」って冷めちゃったもん。
せっかく7話使って溜めたんだから、ここは勢いで引っ張って欲しかったなー!

ルート144とかも、まぁ将来的な伏線なんだろうけど、未来からのメッセージ2発目としては「お、おぉ。意味わからねぇな……」って食いつきが止まっちゃうと思うんだよなー。

さて、メッセージにあった「イツキちゃんに勝つ」ってのはよく分からない。
まず思いつくのは「藍野さんに連載をさせると死ぬから打ち切りにさせろ」という意味なんだけど、「佐々木版ホワイトナイトがアンケート順位や発行部数で勝つ=イツキちゃん新作の打ち切り」ではないもんなぁ。
でもそれこそ漫画連載の有無に左右される”死の源流”も分からんのですよね。

本作、ある程度気になる展開はしてくれているものの、漫画として上手さはあまり期待できない事が、今回の話運びで露呈してしまったような気がする。

アンデッドアンラック

一般学生のチカラくん。

あー、やっぱり身近な学生視点で見ると、「自分以外の周り全員が急に英語を喋る」ってメチャクチャ怖いよなと実感。
更に拉致されていきなり殺されかけるって、かなりハードモード……。
能力は「不動」で、「両目で相手を見て自分も動かない事」が発動条件?
普段は両目で相手を見ないように、髪で隠してるのか。
理屈でキャラ造形が作られるのは好きです。

会敵直後に的確に敵戦力の分析を開始するアンディ。
そうそう、これだよこれ!
アンディのこのクレバーさが大好きなんだよなぁ!
「サポート型なのに軽装なのは、攻撃に対抗する手段がある?つまりカウンタータイプか?」と瞬時に考えるのは、実に良い!
予測と対策を立てながら戦う否定者戦、考えてみたら久しぶりでワクワクしてきた!

今回の注目は「否定能力は死ねば別の人に移る」という新情報。マジで!?
ジーナから引き継がれた“不変”の否定者が登場するという、ファンなら憤死間違い無しのクソエモ展開がくる可能性があるって事……!?
そして”不可避”が再登場して「あっ、そうなんだ。ふーん」という展開もあるって事ですね!(温度差)

ただ一方この設定、「じゃあ何故ユニオンは風子を殺そうとしたの?」という疑問が生まれるんですよね。
“不運”自体を危険視するのなら、逆に死なないように捕獲・拘束しておいた方が良い訳で……。

「ユニオンは否定能力の移転設定を知らない」という仮説を立てられていた方がいて、ナルホドと納得。
敵側にそういう情報アドバンテージがあってもおかしくないし、仮に任意対象に移せるなら否定者狩りをしている理由もよく分かる。
アンシーンを生け捕りにしてる時点で、任意対象に移せるってセンはなさそうな気がしますけどね。

戦闘開始。
「不治による治療禁止は他者なら可能」は、発動条件が恐らく「相手を傷付ける」であろう事から理屈としても通るし、風子とのコンビが活きてくる素晴らしい発想!
この漫画は「再生ができない!ピンチ!」みたいな問題からノータイムで解決策を出してくれるテンポが最高に心地良いですね。

分かってましたが、やはり不治は11人目には加えない。
順当に考えたらチカラ君かな?
この漫画、風子を除けば完成型のキャラばっかりで成長型のキャラがいないので、チカラ君の扱いとか描写とかで、この漫画の新しい側面が見られる気がする。
そういう意味でも楽しみなキャラだ。

夜桜さんちの大作戦

前から雰囲気は感じてたんだけど、太陽君の成長っぷりが『史上最強の弟子』じみてきたな……。
まだ発展途上だけど全兄弟の技を習得していっているので、将来的にはスーパーオールラウンダーになってそう。

チェンソーマン

銃の悪魔の「無慈悲感」の演出が上手ェー!
前回に引き続いての死亡者列挙とか、日常を描いてから突然の死という絵的な唐突感。
さらに「特定の誕生月(しかも対象外の方が少ない)の心臓に弾丸を打ち込む」というご無体能力。

それに対してマキマさんもヤバい。
500km先を”認識”じゃなくて”視認”って何なの……?
大阪~東京間の直線距離は400kmなので、それよりも広いとか異常過ぎる。

何より、マキマさんの能力発動準備のページにある死亡者リストに「早川アキ」ってあるんですけど……。
いや、まさかそんな。こんな、こんな所で……
と思ったら、能力発動シーンで「早川アキの”生前”契約悪魔」という確定情報ですよ。
うわーだめだ。辛過ぎる。こんな事して大丈夫か少年誌。

いやしかしマキマさん、というか支配の悪魔。
何度も死亡してたり色々謎は多いですが、「死体の契約能力が使える」ですか。
またコスト踏み倒しじゃん!

マキマさんが前シリーズで「仲間の死体は回収して」って指示してたの、サンタクロースに利用されない為だと思ってたけど、自分が使役する為だった訳ですね。
マジで味方側の能力と発送じゃないな……

来週、デンジが扉を開けたら誰が出てくるのか。
何となく岸辺さんかな、と思う。
もしかしたらマキマさんの撃破に参加させられるんじゃないかなぁ。
未来の悪魔の予言を考えると、早川先輩は今マキマの支配下にある訳だし、その流れで早川先輩を手に掛けるのかも。

ぼくたちは勉強ができない

うるかを振っといて今更”資格がない”は意味不明。さっさと告白しろ!
VS
フッた女性と意中の女性が同席する旅行ってだけで神経キツイのに、告白なんて出来るか!

あちらを立てればこちらが立たず。
ド正論同士の戦いが、今始まる……ッ!

いやそれにしても、温度が低い読者でお馴染みの私でも、さすがにもどかしくなってきたぞぅ!
今の展開って、「IFルートがない一般ラブコメのすれ違いシーン」としてならアリなんだけど……いや、だとしてもちょっと冗長ですね。

手を変え品を変え、ウジウジパートがかなり長いと思う。
ましてやこれは「文乃ルート」。
その大筋として展開すべき内容と長さかというと、私の中ではかなり怪しいと思っている。
例え文乃がこの後自分と向き合ってゴールインしたとしても、適材適所な話のチョイスと展開ではない気がする。
共通ルートでもっと短くやっても良かったのでは?と思う。

成幸が文乃を気になりだしたのは「成幸君”が”いいんだよ」かと最初思えたんですが、これを言われた直後にうるかの告白を断ってるのでちょっと早い。
あくまで「成幸君”が”いいんだよ」“決定打”ではあるもの、”気になった理由”は他にありそうですね。
「同居生活」ぐらいしか考えられないけど、惚れるような描写はなかったんだよなぁ。

ちょっと申し訳ない言い方になるんだけど、

・おそらくキャラ重視の人には辛い展開
・プロット重視の理屈読者である私にとっても冗長

という現状の評価に対して、このラブコメの名作はどう着地をするつもりなんだろう。
今回読んで、そういう視点で気になるようになってきた。

ボーンコレクション

新キャラの獅子野銀々、思った以上に侍を連呼してくるな!まるで八丸君みたい……

こういうキャラって徐々にキャラ崩壊していったり語尾がネタにされたりするんだけど、初登場から2ページ目でもう何言ってるか分からんもんな。
キャラの振り切れ方が新人作家離れしててすげぇわ……

  • パンに突っ込む時の声が「パギャーン」
  • 側溝のフタで頭をどつくヒロイン
  • 秋冬から電話がきたら道の端で正座する調教済みの二人
  • カザミのやられ方がヤムチャ

こ、小ネタが……小ネタがいちいち面白い!
「面白い漫画は日常遅らせるだけで面白い」と言うけど、正にそんな感じだったな。

最後に妖怪術の先生が登場。
禁忌とされてるらしいのに、なぜ彼女たちは使えるのか?
そして片方が妖怪って事?
色々気にはなるんだけど、これで妖怪術の設定をどれだけ掘り下げてくれるかはちょっと気になる。

AGRAVITY BOYS

唐突に過去編突入。
急なストーリー展開ですね。

サガもクリスも、意外と壮絶な人生を送ってきた事が発覚。
「この漫画は学園が舞台の方が良かったんじゃないか?」と思わせるようなガチャガチャ感。
やっぱり登場人物の制限が入る未開惑星設定はキツいね。

今週のベスト3

  1. チェンソーマン
    「圧倒的の演出」が上手い
  2. ハイキュー!!
    集大成。よくこんな展開を連発できるな
  3. アンデッドアンラック
    久しぶりのvs否定者にテンション上がる。

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