今回はゆっくり遅れての更新。
巷ではタイムパラドクスゴーストライターの佐々木君のダメさが話題になってるけど、魔女の守人も今週アツいですからね……!

更に来週から新連載が4連続。
長期連載作品も続けて終わっていくし、まさに入れ替わりの時期ですね。
新連載も玉石混交で誌面もある意味盛り上がってくると思うので前向きに見届けたい。


ワンピース

アオリ文「岩をも砕く一撃!」
キッドの強力そうな不意打ちを受けててもピンピンしてるアプーに「うん、そうだよな……」となる私。
多分来週ぐらいには今回のダメージもなくなってそう。
ただアプー、最悪の世代として満を持して登場したキャラらしいので、これで退場したらファンはガッカリするよね多分。

アプーの攻撃は耳塞げば大丈夫なのか。
逆に言えば音が聞こえたらダメージを受けるワケで初見殺しの強さがあるな。
でも対策されると一気に弱くなるタイプの能力ですね。

遊郭に入ったサンジの表情で「遊女に会えなかったか」と判断する錦えもん。
作中で何日経ってるかは分からないけど、もはや麦わらの一味との付き合いも長いもんなぁ。
サンジの分かりやすさもあるとは思うけど。

そしてマルコ登場には珍しく「おぉ!」となれたな。
前回登場から何年も時間が経ってるけど、私でも覚えている大物だ!
「でも何でいるの」と思ったら、どうやら有識者いわく「ネコマムシが白ひげ海賊団時代のコネで、助っ人として連れてきた」らしい。
え、という事はマルコが味方になるって事?
それ、超アツい展開なんじゃないか!(今更)

約束のネバーランド

「これまでの記憶もこの先の繋がりも」
「君はもう二度と家族とは会えない」というセリフを考えるに、代償は記憶喪失ではなくて言葉のまま「家族に二度と会えない」になるのかな。

逆にこれで記憶も戻ったり家族に会えた展開になったら、話が違う事になるよなぁ。
心配だ。大丈夫か……?

個人的には、エマはこうなる事を事前に知っているなら仲間たちには打ち明けるべきだと思う。
だって情報ないと仲間たちも普通に探すだろうし、エマの記憶が無いなら無いなりの探し方をするでしょ。
それに、言葉通り「二度と会えない」が代償なら、無駄な捜索になるぞ……?

そして「次号は超クライマックス センターカラー27頁」ですか。
鬼滅の刃とゆらぎ荘の流れを考えるに……終わる?

オイオイ大丈夫か!
あと1話でどうやって纏めるんだろう。
記憶戻ってバンザーイにならないよな!?
思い返すと、私は最近この漫画で心配ばかりしているような気がする。
頼むぞ……!

僕のヒーローアカデミア

エンデヴァー、やっぱりシンプルに強いな!
範囲火力と並行して自由度の高い空中機動+高威力格闘。
敵の死柄木がチート能力の具現みたいになってるから勝負になってるけど、マトモな個性じゃ敵わない強さだ。
迫力もあって読んでて気持ちがいい。

OFAを感知して突撃する死柄木。
次ページの跳躍ヤバいけど、もう一つ一つの個性を説明してられないよね。
今の死柄木って全部入りみたいな状態でしょ。

ただそんな中、ラグドールを登場させて「サーチの個性を奪ってるので感知できるんですよ」と示してくれるのは本誌勢の私としては非常にありがたい。

デクの思いを完全に察して随行する爆轟君、いいなぁコレ!
唯一事情が分かってるとはいえ、さすが察しが良い。
プロヒーローが総動員している中、学生であるデクを死柄木と会敵させる為の流れとしても、非常に自然で素晴らしい。

もしかして最終決戦だったりする?
ここに爆轟君が一緒にいるのアツいよなー。
タッグで戦うって事でしょ。楽しみだ。

Dr.STONE

相変わらず面白い。

敵の強大さに合わせて、司+氷月の加入で科学王国の軍議レベルが爆上がり。
予測の精度が高いし会話でポンポン作戦が決まっていくテンポが心地よい。
でも何か作戦の最後、「逆にこちらも速攻で敵科学者を拘束する」に繋がるのだけ、違和感ない?

「見捨てて外洋に逃げれば助かる」
「そんな事はしないが、相手はそれが分からないので速攻をかけてくる」

という流れなら、「じゃあ空母が出来るまで返り討ちの防衛体制を整えよう」にならない?
だって少数での敵地潜入より、敵が攻めてくるのが分かった上での防衛戦の方が有利でしょ。

空からの銃撃がきたらどれだけ防衛に力を割いてもダメだけど、そのために今空母を改造してるんだし、むしろその観点でも空母改造中の今は防衛が必要だと思うんだけどなぁ。
私なら「専守防衛で敵の速攻部隊を撃退」→「空母完成に合わせて敵地急襲」にすると思う。
例えば、「敵火力が強大で防衛が意味をなさないので、やられる前に速攻をかけよう」なら納得できたんだけど、軍議中にそんな描写はないんだよね。

ちょっと稲垣先生への期待値が高過ぎて我ながら重箱の隅をつついてるかも?
一方、最終的にはこんな細かい指摘が気にならないような面白い展開にしてくれる信頼もあるので、漫画としては次回も楽しみ。
羽京とスイカの斥候力にも期待が持てるぞ。

ブラッククローバー

50%から51%になるだけで威力が桁外れになるのどういう事!?

と、理屈屋の私としては冒頭から嫌な予感しかしなかったんだけど、ネロが隠れて封緘魔法を放った所で手のひら返しですよ。
面白い!
友情と作戦がモノを言う納得の勝利で、素直に感服しました。
今週良かったです。

今回ネロが使った「封緘魔法 囹永」って確か悪魔を封じたぐらい強力なやつだったと思う。
それを更に魔言術式で強化してるワケで、これはどう考えても勝利でしょ!
来週でメギキュラが何の説得力もなく力づくで突破したらまた手の平返すぞ!

ハイキュー!

ベストオーダー発表

私はバレー自体は詳しくないけど、味方陣営以外もしっかり描写されるこの漫画においては、烏野メンバーが3人選ばれてるのは大したもんだ。
他のメンバーも納得の人選……と見せかけて、WS2位の佐久早だけちょっと意外だった。

本編

日向、トス役として期待されてるだけで喜ばしかったのに、予想外に左の強打!
左手練習は前にやってたような気がするが、ここで発揮されるのか。成長が留まる所を知らないな!
なによりも左足で空中の姿勢制御をしてるのが非常に分かりやすくて、シンプルに関心しちゃった。

「祭りが終わる」という表現もある通り、試合もそろそろ終わりか。
面白くはあるんだけど、描写や掘り下げは十分行われたと私は思っていて、面白さピークの状態で終わってくれそうね。
ところで、天童の進路って何だったの?

呪術廻戦

伏黒の領域展開でダゴンの必中効果を中和。
上書きはあったけど、中和設定って初出だよね?
チームプレイ的にも領域展開できる術士が一人いるだけで全然変わるな。
強ければ習得できるというワケでもないし、良い設定。

有効な手段だけど伏黒もかなり辛そうで、ダゴンの強敵感が際立って良い。

状況突破の光明が見え、読者が一息つこうとした所に伏黒父が登場。
息をつかせぬ想像外の展開で、読んでて「ここでか!やられた!」となっちゃったよ。
やっぱり面白いな呪術廻戦!
展開で読者を翻弄してくれるので本当に素晴らしい。

あと真希さんの強化装備として先週登場した游雲、「満を持して出てきた割に活躍してねぇなぁ」と前半思ってたんだけど、これ伏黒父に奪われるための配置だよね……?
真希さん見せ場なくて寂しいな。頑張れ。

タイムパラドクスゴーストライター

藍野さんのアシスタント化には「無理矢理ィ!」となったんだけど、ここらへんのリアリティに関しては、もはや無視した方が健全に読める気がするのでスルーだ!

一方、藍野さんの反応を見てから原稿を破るのはダメ過ぎてスルーできない。
あの流れで破られてしまう藍野さんが「自分の反応が悪かった」と普通に責任感じちゃうからね。
次回から自分の感想を言うのが怖くなっちゃう。

私がアシスタントだとして、みんなで頑張った原稿を謎の理由で破られてるワケで、文句の一つぐらい言いたいんだけど、佐々木君ゴリラ並の握力があるので逆らうの怖いんだよな……
だって54ページの原稿ですからね。
常人の力では絶対に破れないでしょ。

真面目に言うとこの原稿破りシーン、作品としてはどういう意図があってやってるんだろうね。
「妥協を許さない一生懸命さ」の表現だとしたら、読者の感覚と離れ過ぎていて嫌だなー。
絵柄やこれまで作ってきた作品の雰囲気的に、デフォルメ表現を一切許さない感じになってるので、どうしても過剰演出として鼻についちゃう。
もしかして、原作者ネームと佐々木先生作画でのギャップがあるのかなってぐらい。

「面白い」ではなく「本物に近い」を目指す佐々木君のやり方は「気持ちは分かるが間違っている」のは言うまでもないと思う。
それより言いたいのは「アイノ版・佐々木版の作画はそれぞれどうなってて、どう違うのか」を今の段階でもある程度読者に示してくれないと、残念だけど佐々木君に寄り添いようがないんだよなぁ。

さてこの漫画、もう本当に異例なんだけど、そろそろどういうスタンスで読めば良いのか教えて欲しいんですよね。
(実質ギブアップ宣言)

  • 一体、あと9日で間に合うのか!?
  • 佐々木君は相変わらず間違ってんなぁ。
    どこで気が付くんだろう

と、どっちの感想を狙ってるんだろう。というか、「間に合うのか!?」ってハラハラしてる読者は存在するんだろうか。

ゆらぎ荘の幽奈さん

最終回。いや、最後まで本当にすごいわ。

  • ヒロインIFルート描写に展開的意味合いを持たせる
  • コガラシ君霊媒体質の活用
  • 幽奈さんを選ぶ事への納得感の演出

これらを1話にまとめ、情緒的にも展開的にも満足感の高い最終話だった。
本当に最後まで丁寧で素晴らしかった。

IFルートの記憶が残ってるのは最初「鬼過ぎる」と思ってたんだけど、ヒロイン達が「それを踏まえた上で幽奈さんの背中を押す」という展開に活かされているんですよね。
「聞かなくて良いの?告白の返事」コマの各ヒロインの涙と決意の表情は、記憶が残ってないとここまでの深みは出ないですよ。
全員健気過ぎる。

同様にコガラシ君にもIFルートの記憶が残ってる事で、「それでも幽奈を選ぶ」という、確固たる決断に繋がるんですよ。
勢いとかタイミングで選んでるんじゃないよ、という決断の重みを感じる。
しかもそれだけじゃなくて「各記憶を繋ぎ合わせて幽奈を救う方法を俺も探していた」に繋げるの、展開上手過ぎるでしょ……!
IFルート描写の時はこんなに意味ある結果に繋がってくるとは想像もつかなかったよ!

あとコガラシ君の霊媒体質という戒めからの脱却ね。
正直漫画的には霊媒体質って舞台装置的な意味が強かったし、コガラシ君本人には「重い枷」だったんですよね。
最後にこの霊媒体質を活用して幽奈さんを救えたのはコガラシ君にとっても本当に救われる話で、最終回を締めるギミックとして教科書に載せられるぐらい最適な配置だと思う。

普通に事を進めてしまうと、成仏寸前の幽奈を選ぶと「同情じゃないの?」という疑いが避けられないんですよね。
他ヒロインとコガラシ君の両方に「幽奈成仏済みのIFルート」の記憶を残した上で決断させる。
そして、霊媒体質を活用させてコガラシ君を縛っていたものを克服させる。
これだけやれば、納得するしかないでしょ……!

あとミウラ先生の丁寧さが光ってるのが、朧の「大奥など受け入れられんという気持ちが分かった」というセリフですよ。
これでハーレムルートの余地を完全に潰しておく事で、唯一無二の幽奈ルートにもっていってるんですよね。
まさかここまで素晴らしい畳み方をしてくれるとは……!

そんな訳で最高に納得の最終回。
この漫画、最初は何てことない中堅漫画だと思ってたんですが、

  • コガラシ君の好感度
  • バトル設定の重厚さとバランス
  • ヒロイン同士の良好な関係性
  • 美麗な作画と書き込まれたネーム

と、ミウラ先生の徹底した配慮による絶妙なバランスが発揮された良作でした。

多分ここまで描き上げるのに、ミウラ先生は本当に全身全霊をかけていただろうと思います。
心から「お疲れ様でした」と言いたいですね。

しばらくは充電してもらって、また数年後に次回作を出して欲しいですね。
良い作品をありがとうございました。

ボーンコレクション

お、回を重ねるごとに全体的な独特さがクセになってきたぞ?
何なんだろうねこれ。
今週とか、今まで以上に心地よくスッと読めた。
キャラもセリフも、ちょっとずつ非凡な所があって、独特の読み味を出してるんだよなぁ。
連載が続くとドンドン化けていくような気がする。

でも、バトル設定の適当さに関しては如何ともしがたいものがある。
A級妖怪も倒した初期の状態で1%。
今回の5%であの威力だもんね。
もう、りのちゃんのエリート設定とか「あったねそんなの」レベルなんだけど、せっかくの幼馴染キャラなのにどうするんだろう。
りのちゃんだけ6話にして進退窮まってない?

ミタマセキュ霊ティ

冒頭、四天王がテニスの審判席に座ってるので「どういう事なのセキュ霊ティ」と戸惑ったんだけど、次のコマでミタマが同様の疑問を持ってて笑った。
ミタマも分かってないなら本当に何でテニスの審判席に座ってんだよコイツら!

ハゼレナの為に即断即決するミタマは本当に格好良いな。
修行シーン公開の前ページから「ドクン、ドクン」という効果音と共に衝撃的光景に備えるような王道演出をしておいて、まさかのバスケ。
鳩胸先生は本当に王道演出を逆手に取っていくよね……。

アンデッドアンラック

この漫画って、セリフやモノローグで説明するんじゃなくて、今回だと

・失血死
・ウチに入るなら
・俺が死ぬまで治らない

と考察材料を提示して、「こいつが不治か!そして別の組織があるのか!」読者に導き出させる手法を使ってくれるのが好きなんですよね。
「能動的に物語を読む楽しさ」を提供してくれるんだよなー。

にしても先週の展開でさすがに「今週で黙示録クエストが全部終了して結果報告まで終わる」とは思わないよ!
相変わらずテンポの化け物過ぎる。
これだけアイデア大放出させて、戸塚先生が息切れしないか心配だけどね。
ムチャした風子で倒れて時間が飛ぶとか、無理感がないのも素晴らしいなー。

そしてついに出ましたね。
「好感度が上がるとアンディに死んで欲しくない問題」ですよ。
個人的な終盤予想はアンディが「惚れた女を泣かせられるかよ」と死を拒むプラトニック展開なんですけど、少なくとも「好きになったので不運で死んだ!やったぜ!」とはならないでしょ。

あと、今回衝撃的だったのは「全世界言語統一」の描写。
否定者(円卓メンバーではない)以外の記憶と、文明まで改変って、かなり大掛かり。
でもやっぱり言語って文化なので、言語統一は功罪あるよなぁ。
中国語もなくなってるから、ムイも「知道了」ではなくて「了解しました」って言ってるもんね。
同郷のシェンとしては寂しいのでは?

そして最後の罰、「UMA銀河の追加」って、ココに出てくるの!?
「全世界言語統一」もそうだったけど、記憶と文明も改変されちゃうので、曜日もそうだけど「銀河が存在した文明」に変わっちゃうんだろうな。
否定者はちゃんと追加理に関する知識は与えられるのだろうか……

森林王者モリキング

長谷川先生お得意の「善良な常識が狂気に振り回される回」だ!
もう冒頭からずっと面白かったんだけど、「1才です」に戦慄する先輩から、理解不能のトレーニング風景で正気を失って発砲する岡村警官が面白過ぎた。
最後のオチもそうだけど、長谷川先生は本当に「狂気の浸食」が面白い。

読切:戦乱FREAKS

作画は肥田野先生!
週刊連載にも関わらず気合の入った怪獣作画で楽しませてくれた、ZIGAの作画担当してた方だ!

化物の作画がメチャクチャよくてバッチリの人選なんだけど、個人的に地味に「すごいな」と思ったのが、ノーマル状態の千龍のデザイン。
「頭半分吹っ飛んで刀が刺さっている」という、純然たるグロ造形のはずなのに、ちゃんと「キャラクター」になってて、怖さみたいなのが無い。
どういう技術なんだろうこれ……

ストーリー的にもちゃんとしてる。
主人公虎鉄の過去とか設定周りとか、「言いたいけど今回の読切には最低限の説明で良い事」なんかをしっかり我慢できてるんですよね。
原作の矢部先生、多分新人だと思うけど、すごいと思う。

チェンソーマン

冒頭アオリの「早川家」という括り方で笑っちゃったんだけど、関係性が独特で面白過ぎる。

なんていうか家族とか兄弟とか既存の言葉に当てはめると違う印象になっちゃうんだよなぁ。
「早川家」という唯一無二の関係性として、三人が纏まってるのが心地良いんだ。

なんだこれ、めちゃくちゃ微笑ましいぞ……
あと、先週パワーために旅行を犠牲にするデンジ君にシュンとしちゃったんだけど、元気になってて良かったです。

アキ君も早川家の独特な関係性に価値を感じてるのは伝わったけど、銃の悪魔討伐辞退までいくとは意外。
「怖気づきました」と言うまで変わったか……!
最後の食事描写、この流れなら食べた後に
「……悪くない」とか、
「まずいな」に普通なるでしょ。
吐くとは一切思わなかったので、読んでて噴き出しちゃったよ!

マッシュル  

不良先輩(名前知らない)の改心フラグ。
この漫画は分かりやすさ特化なので、先の展開が読めるのは問題なし。
不良先輩がどういう風に介入してくれるか、期待しておこう。
あとドット君の髪型変わった理由が全然分からないんだけど、何なのこれ。
描きやすさ?

そしてレアン寮の襲撃。
ギョロ目のオロルさん、狂気系キャラかと思ったら相手の謎発言を冷静に否定してて笑った。
何かこの漫画に珍しくキャラを外してきたな。

次回、純然たるバトル回か?マッシュ以外のバトルってちゃんと描かれた事はないので、少し楽しみかな。

ぼくたちは勉強ができない

すげーな文乃編!
文乃にスポットが当てられてるよ!(当たり前)

理珠編の前半は関城母がエロ過ぎた記憶しかないんだけど、実は理珠編だって2話目だと水着試着とHカップである事が公開された”理珠の魅力発揮回”だったんだよね。
10代Hカップを好き放題できる成幸への憎しみと嫉妬で発狂してたので覚えてる。
だから、2話目時点で文乃にスポットが当たってるのは別に不公平ではないかな。
うるかはゴメンよ。

内容については、普段の私だと無心になるぐらい純然たるラブコメ回だった。
でも冒頭の髪型バリエーションとか、表情豊かな文乃が素直に可愛く感じられたぞ。
あと謎のイケメン成幸も面白かった。
今回は幸せを噛み締めて終わり。
やっぱり文乃編前半のキーは「友人への引け目」なのかなと漠然と思った。

夜桜さんちの大作戦

おー、また新キャラだ。
「学校に通っているが目立たない事しか取り柄が無い最弱スパイ」と、今回も見事に既存新キャラと被ってないぞ!
このまま毎週新キャラを量産し続けて欲しい。

ところで前から思っていた事が今回確信できたんだけど、あの電撃銃ってショボいよね……
夜桜家特性らしいけど、武器としての有用性が一切語られないまま、当たった敵もピンピンしてる事が多いので、護身用のスタンガンぐらいの格しかないんだよね。
なんか読んでて憧れるような武器を使って欲しいなぁ。

アクタージュ

羅刹女でもふんだんに発揮されてたけど、「演技の上手さを画力で表現する」という演出がネームレベルで浸透してきたなー。
本作序盤って、演技の上手さ演出をセリフとか展開で下支えしてたと思うんですよね。
でも最近はマツキ先生としても宇佐崎先生の画力が「頼れるレベル」と信用してネーム切ってる印象がある。
そしてそれに応える宇佐崎先生。
素晴らしいコンビだ……

そして画力と演出で4人全員の演技レベルの高さを見せつけたあと、「実は演技をしていた夜凪が混ざってました」と更に主人公だけ一段階上を行く展開!素晴らしい!

私は結構素直に読む読者なので、夜凪が潜んでるの全然分からなかったから驚けたしな!まんまと楽しめた。

先週も触れたんだけど夜凪って
デスアイランド

大女優とのWキャストで舞台

清涼飲料水のCM

とあまりにも順調で、正直言って「今回の大河もどうせうまくいくんでしょ」みたいな気持ちがあるんですよ。
そういう私みたいなヒネた読者に対して、「なるほど、他の女優よりも一枚上手だ」と思わせてくれたのは嬉しい。

AGRAVITY BOYS

掲載順がずっと厳しいですねぇ。
この漫画、「何がダメで、どうすれば良かったのか分からない度」で言えば歴代の連載でもトップクラスなんですよね。

個人的には安定して「悪くない」が続いてて、たまに「面白い」があって、文句がほぼ無いんですよね。

確かに特化した武器はないんだけど……今回も展開としては全然悪くなくて、順当に話が進んでて不満はない。
ただせっかく設定した縦軸がずっと放ったらかしになってるのは気になるかな。
でもそれが致命的という訳でもないしなぁ。

魔女の守人

騎士の生命エネルギーを魔女に送って魔化を遅らせる『魔法の糸』!
いやーすごいの出してきましたね。
「もう複数の騎士でコレやったらいいじゃん。さっさと普及させろよ」ってなるもんな。
この世界って魔女が戦争の主力だし、この利権だけで城が立つでしょ。

今後の旅で他の国に寄ったとしても「そちらの国が保有する魔女に各1回ずつ魔法の糸を使用させます。だから旅の支援をしてください」って言ったら一発だもんね。

そしてドレイクさん、研究がここまでの領域に辿り着いてるのに「魔女を救うのは諦めた」ってなるのが謎過ぎるよ。
いやどう考えてもあと一歩の所まで来てるでしょ……

そして唐突に出される「クロードは他の騎士達に信頼されている」要素ね。
これ自体は問題ないんだけど、ここまでじっくり描写する期間を取ってるんだから、これを補強する描写やエピソードを少しは挟んで欲しかった。
あまりにも唐突感が強い。

そして唐突感の極めつけとして、1コマで説明される「それはそれとして司祭は横領してたので投獄されました」で笑っちゃったよ!
これだってせめて、ちょっとぐらいは伏線を出した方が良いと思うんだけど……。

そんな感じで色々ツッコミはあるんだけど、総評として明らかに今回から展開を巻いてるよね。
新連載も4つ始まるみたいだし、これはどう考えても……。

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