@fuminoski さんから、かぐや様は告らせたい一巻が届きました。どうもありがとうございますー。
— “あの頃”のトドオカ (@todooka) September 19, 2020
既にトドオカの致死量を越えたラブコメ量ですが、五等分の花嫁5巻まで読み終わりましたら、こちらも必ずチャレンジさせて頂きますので……! pic.twitter.com/Nq6mXPnZuo
さて、始まりました。『かぐや様は告らせたい』の初読感想実況を始めます。
何か流れで設置した買われたら感想書くリスト企画の第二弾です。
ちなみに第一弾は五等分の花嫁。
五等分の花嫁が意外といけたので、「それに匹敵する名作ラブコメを!」という事で勧められてリストに追加したって背景です。
今回も事前知識は一切無し。
1~4巻まで贈って頂きましたので、そこまでは読みます。
とか言っていたら最終的に10巻まで贈って頂きましたので10巻まで読みました。
善意で頂きましたが、忖度無しで感想書いてますのでご容赦ください。
一巻表紙の人がかぐや様かな?なんかちょっと怖い印象だな……
タイトルの印象としては、このかぐや様が偉い人で、狙った相手に告白をさせていく感じなのかなぁ。
いつものようにTwitterで実況的にやっていたものをリライトしつつ纏めてるよ。
1話
「恋愛は戦!好きになった方が負けなのである!」
冒頭から言い切った!やっぱり告白をさせていくような話なのかな。
1話読み終わった。こ、こういう話かぁ~!
四宮さんと白銀君がお互いに告白をさせるように頭脳戦を繰り広げるタイプの……コメディか!
そういえばタイトルに「天才たちの恋愛頭脳戦」って書いてるわ!
二人とも抜群に頭の回転が速いので、リアルタイム心理戦っていう感じだ。

四宮さん、余裕そうな表情をしておいて、メチャクチャ必死で回りくどい事をしてるのはちょっと笑ってしまった。
うん、1話としては切り口を含めて面白かったんだけど、これがずっと続くと考えるとどうだろうな……?
読切だと「斬新で面白かったー」なんだけど……
例えば漫画アプリで限定無料公開されてたのを読んでたら、1話読んだ時点で「面白かったけどもう1話でいいかな」ってなる感じ。
さて、これからどうなっていく?
2話
今回は”お願い”をかけたババ抜きか。
「わざと負けてお願いの内容を誘導する」に事前に気付くの、普通に白銀君頭いいな!その後の対応も見事。
でも白銀君は「四宮さんが告白をさせようとしている」と気付いている設定なのね。
今回は白銀君が完全勝利だったんだけど、敢えて「別々だけど映画にはいく」という着地をさせたの、白銀君はどういう心境なの……?
頭脳戦なら最後の妥協は不要なんだけど(我ながらシビア過ぎる考えだ)、白銀君も四宮さんが好きなのかな。
四宮さんは1~2話を見る限り、本人は認めてないけど白銀君が好きだと思う。
1話の感じから「頭脳戦主軸」だと思ってたんだけど、今回の2話の着地とデートへの繋ぎからして、やっぱり「恋愛が主軸」なのか?
うーん、多分両方をハイブリッドに合わせた感じなんだろうけど、今の所はどのスタンスで読めばいいか分からんぞ!
とりあえず読み進めていくか。
3話
おまけの人物紹介を見るに、白銀君は努力型の苦学生なのね。
そして四宮さんは白銀君と映画館で鉢合わせる為に使用人を大量に使うという、最上級の金持ちか。
ちょっとここは対比してるのね。
今回の「映画の席を伝える為のペンペンというヒント」に関するすれ違いは笑った。
毎回、今回の勝ち負け結果が出てくるのね。
ペンタンと聞いて構造式が出てくる四宮さん、突き抜けるほど頭が良いか、もしくはインクメーカー勤めかどっちかだよ!
4話
今回はクイズ勝負。
白銀君が法則性を見つける系のクイズが苦手なの、私もそうなので共感してしまった。
ただ「1週間勉強してようやく1問答えて力付きました」がオチなのはいいんだけど、これはちょっと……何か……うん、普通だな!
3話の映画回も思ったよりコメディ寄りだったし、恋愛要素は薄そう?
5話
弁当回。
今回は白銀君の庶民弁当が食べたい四宮さんが翻弄される回ね。
策を弄する四宮さんを他所に、無遠慮に食べまくる書記の藤原さんへのキレっぷりは面白かったです。


今のところは、白銀君と四宮さんどちらが優位という事もなく、回ごとに攻守交替して翻弄されていく面白さを楽しむコメディって感じね。
主体が恋愛縛りってのは展開的にも私的にも不安があるんだけど、今の所は頭が良い人のギャグマンガってスタンスで読めばいいのかな……?
6話
白銀君(童貞)による他人の恋愛相談。
「それでよく恋愛心理戦ができるな!?」ってぐらい、ギャグマンガ級に明後日の方向にアドバイスをする白銀君が、もはや逆に心配。
ただ今回の描写だけを見ると、白銀君は四宮さんとの距離をまだ測り兼ねてて、好きって事ではないみたい?
7話
強がる二人による旅行論争。
海派と山派が途中で入れ替わるのは面白かった。
何か、考え過ぎて空回りをする二人に対して、ぽわぽわしている藤原さんの強キャラ感が強くなってきている……!
おまけカットの人物説明によると、藤原さんもヒロイン扱いで、「白銀と四宮が付き合うとは限らない」とのこと。ふむ……
あと白銀君、メチャクチャ弱点が多くて笑ってしまった。


「泳ぎは特訓すればいい」って考え方とか、クイズ回もそうだけど頑張り屋さんなのね。
8話
四宮さん出題の「10の質問」による心理戦。
「好きな生物」というお題で「白銀君の事だと思わせておいて、実は藤原さんの愛犬ペスでした」というオチなんだけど、ちゃんと話の冒頭でペスを登場させてるのは誠実だと思った。

冒頭で「私達が出会ってからもうすぐ1年」って言ってるけど、1話は「何もしない内に半年が経過」と書いてあるので、既に1~8話で約半年近く経過してるのね。
かなり時間経過の進みが早いけど、大丈夫なのか……?(謎の心配)
あと、四宮さんとの出会いとか、生徒総会のゴタゴタとか、過去編もありそうな前振りもあるね。
そのうち描写されるんだろう。
9話
いつもの心理戦から離れて、珍しく徒歩登校する四宮さんが子供を助ける良い話。
私の苦手な無味無臭回だ……!(正直な言い方ですまん)
四宮さん、基本的に寂しがりの人なのね。
ここまでの徹底した強がりっぷりを考えると、納得感はある。
10話
居眠りした白銀君にドギマギする四宮さん……っぽい青春シチュエーションと見せかけて、お互いが心理戦をしているというテンプレを逆手に取った回。
居眠りをする白銀君の顔に触れる四宮さん、「実は眼球運動から眠りの深さを見ていたのだ!」は良い意味で予想外だったね。
最後に「実は白銀君も寝たフリでした」ってあたりも、本当にこの二人は高度な事やってるよね……
1巻振り返り
とりあえず1巻読了。
これはちょっと……大丈夫か……?
私個人の事情としてラブコメとして読むのはキツイし、ギャグとして読むには牽引力がない!
二人が高度な心理戦をしてるのは分かるんだけど、私の根底に「別に二人が付き合おうが興味ねぇんだよな」というラブコメ読者にあるまじきマインドがある為に、この方向性で楽しんでいく自信がないぞ!
恐らくキャラの可愛さで牽引する漫画ではない……と思う。
私が前に読んで楽しめた『五等分の花嫁』とは違った方向性で、理屈っぽい作者さんという感じはしている。
感傷的な絵や雰囲気を楽しむ感じじゃなくて、あくまでネームとかセリフとかで魅せてくれる方向の理屈っぽさがある……気がする。
まだ1巻だけど。
頑張ってキャラ寄りのコメントをすると、藤原さんがちょっと可愛いかな……



あ、さすがにスクショは撮らないけど、カバー裏にもちょっとクスリとくるようなオマケが入ってるのね。
カバー裏に関する作者さんの意見とスタンスが書いてあるんだけど、「正直でよろしい!」って感じで作者さんの無理のないサービス精神は好感が持てる。
現時点の感触としては「読み方が掴めず不安しかない」。
ただ五等分の花嫁もこんな感じだったし、言い方悪くて申し訳ないけど五等分の花嫁1巻の方が辛かったので、これからどのように変化していくかは分からない。
この変遷も含めて、引き続き正直に感想書きつつ読んでいきます。
つづく!
