買われたら感想書くリスト企画の第二弾、かぐや様は告らせたい 2巻感想です。
一応は楽しめつつも、明らかに探り探りで読み始めた1巻。
先にいっておきますが2巻もまあ迷いながらよんでます。
いつものようにTwitterで実況的にやっていたものをリライトしつつ纏めてるよ。
11話
冒頭の前提説明といい、1話を踏襲したような作劇だなーと思ってたら、ミラクルジャンプからヤングジャンプへの移籍回だったのね。
この漫画、元々ヤングジャンプだと思ってたけど、移籍してたんだ……
ところでカラーの端っこにいるコイツ誰!?
10話やってまだ出てないぞ!地縛霊か!?
さておき本編。
内容に関してはLINE交換の主導権争いという、いつもの恋愛心理戦なんだけど、
- 白銀君の頭の中で「告白する⇒拡散される⇒”死”」という圧倒的な論理飛躍
- 四宮さんがガラケーでLINE出来ないというオチ
はクスッと面白かったです。
というかもうギャグマンガスタンスでの感想しか出来ん!
12話
手紙でデートの誘いを受けた四宮さんを、白銀君が阻止しようとする回。
自分の名誉を守る為に「教師チクリ」や「四宮さんの気持ちの軽さを指摘」など手段を選ばない白銀君、逆に面白いなコイツ……。
どうも貧乏キャラみたいだし、結構親近感が湧いてきた。
四宮さんも最近かなり恋する乙女感が出てきたね。
あと白銀君の妄想で毎週のように四宮さんが「お可愛いこと……」ってバカにしてくるの、ジワジワと面白いな。
四宮さんは実際に一回も言ってないのに、なんで毎回妄想がここに着地するんだ。
13話
四宮さんのコーヒーカップの入れ違いにより、間接キスをするかしないかの話。
とてもラブコメ色の強い葛藤だ……。
中学生じゃあるまいし、高校生だとそんなに気にしなかったと思うんだけど、舞台が超一流学園なのでそこらへんはウブなのかもしれない。
というか2巻……というか本作、我ながらとても表面的で浅い感想を書いている自覚があるんだけど、それはもうアレなんだよ。仕方ないんだよ。
ギャグとしては「ここが面白かった」と言及するぐらいしかないし、恋愛要素もホンノリと薄味過ぎて、恋愛に関する興味とアンテナが低い私の心だとプラスにもマイナスにも振れないのだ。(それが問題では?)
14話
校長が没収した過激なティーンズ雑誌の処分を頼まれた話(いや校長自分で捨てろ)
今回は心理戦ではなくて
「初体験がキスであると勘違いしている四宮さん」によるアンジャッシュネタで、一風変わった面白さ。
「生まれたばかりの甥っ子とビデオに撮られながらしましたよ」
「狂気!」
は笑ってしまった。
そして白銀君の読者に対するメッキが圧倒的ペースで剥がれていく……!
モンスター童貞は面白すぎる。
変に説得力のある拗らせ方してるよね。
15話
Gで始まる虫「じょうじ」
ヤングジャンプ移籍を実感させるネタが来たな……!
というか虫嫌いの白銀君、前話あたりで急速にメッキが剥がれてきた直後に最大のピンチ!!!
謎のワクワクが私を襲う。
今回はいつも以上にアタフタしながらも、一生懸命意地を張り通した白銀君が面白かったので満足感が高かったぞ!
どうやら私はこの漫画では白銀君が好きになってきているようだ。
そして素手で捕まえて逃がす藤原さん、マジで強キャラの風格が出てきたな……。
あと12話でもそうだったんだけど、そんな強キャラである藤原さんに対しての四宮さんの脳内でのアタリの強さが酷くて面白い。
16話
う、うおぉ……ッ!ラブコメッ!(今更?)
四宮さんが「彼を好きなのか不安」という女生徒の相談を通して、白銀君への恋心を自覚していくという、恋愛の話だ!
ここ数話での私の白銀君への好感度が高いから耐えられたけど、そうじゃなかったら耐えられなかった。
しかしラブコメを読んでいるのに恋愛の方に重心がかかった途端、私の心が「くるぞッ!耐ショック体勢ッ!」ってなるの、我ながら何を求めて読んでいるのか分からなくなるな。
17話
コスプレ猫耳を付けたら、お互いの姿が可愛過ぎて逆に本心を隠しまくって変になる話。
ニヤケを隠す四宮さんがいつもの「お可愛いこと」の表情にたまたまなり、白銀君も「あの表情!」ってなってるけど、現実では初公開だからね、その表情は……
18話
買い出しをかけたNGワードゲーム。
久しぶりに二人の頭脳戦だ!と思ったら、藤原さんヒドいな!
本気の悩みを装い、励まそうとする四宮さんにNGワードを言わせて「ドーンだYO♪」は鬼過ぎる!
この子もやっぱり賢い事が分かったけど、空気読めないのはマジだなコイツ!
そして、次回は買い出しを兼ねたデート回か?
19話
デートじゃなかった!
連絡先を交換したけど、どうしようか一喜一憂する四宮さんの話。
以前から出ていた付き人の早坂さん、若いと思ってたけど同年代なのね。
電話したら何故か白銀父が出たり、クスリとくるシーンはあるものの、基本的には恋愛に軸足を置いたラブコメ回だったね。(ガッカリするな)
20話
フランスの学校との交流会で、一人だけフランス語が喋れない白銀君が苦しむ話。
藤原さんも喋れるの、さすが上流階級だ……!
校長の指示で相手校の学生にキツイ事言われる白銀君(でも言葉が理解できてない)に対して、反撃をする四宮さんが頼もしい。
でも白銀君、本当に愛嬌のあるキャラになったな……
単行本書き下ろし漫画
おー、今回の書き下ろしオマケ漫画、もはや本編では?
撃退したフランス校の学生に悪口を言って落ち込む四宮さんを励ます白銀君。
四宮さんの「まるで昔の私みたい」というセリフ。1
巻の後半でも触れられてたけど、四宮さんは昔は冷たい人だったみたいね。
そのうち過去編として語られるだろう。
よし、2巻読了。
いやー……、どうだろうなコレは……。
努力型の庶民である白銀君への好感度はそれなりに上がってきて、彼の活躍や一喜一憂を中心に楽しめている所はある。
でも、とにかく恋愛部分に関して我ながらドン引きする程興味が持てないところが致命的な感じがするなぁ。
ギャグ漫画自体、私が大好きという程のジャンルでもない上に、ギャグ漫画として考えると他のギャグ全振り漫画の方がやっぱり良いので、課題は「これからギャグ以外の軸で本作を楽しめるか」かな?
それこそストーリー的な縦軸が展開されるとか?四宮さんを抜群に好きになれたら恋愛も楽しめるんだろうけど、難しい気がする……
という事で、現在の感触としては「まぁ読めるけど……」って感じ。
頭脳戦の方向が薄れ、四宮さんも乙女としての側面が強調されていき、少しずつ読み味は変わっていってる。
どうやら3巻には新キャラも出るらしいし、何らかの化学反応が起きたらいいなぁ。
引き続き、感想自体は正直に書かせてもらいます。
つづく!