何だかんだでいつもより遅れての更新。
ジャンプは残念ながら来週休みなのでじっくり読んでじっくり感想書いてたら、いつもより長めになりましたよ。

こういうご時勢ですけど、個人で出来る事ってあんまり無いので、もうインドア趣味をじっくり楽しむしかないですね。
知ってる人もいると思うけどコメント欄を一番下に設けてるので、何か暇だったら適当に自分なりのジャンプ感想をチラシの裏代わりに書いてってくれたら、少なくとも私は読みます。
色んな事をやってみて暇をやり過ごそう。


森林王者モリキング 1話

長谷川先生おかえりなさい。

順当に絵が上手くなってますね!
モリキング普通にイケメンなのは良いぞ……!  
通常シーンに紛れる狂気(違和感)のギャップが長谷川先生の持ち味なので、よりギャップを際立たせる為に画力あった方が面白いですよねー。

モリキングが普通に迷惑が掛かる事を気にしたり、勝子も違和感を訴えてるけどモリキングを迫害しないのも、さすが連載経験者ならでは絶妙なバランス感覚です。
でも今回あくまで狂気に取りつかれてるのは翔太だけで、大人は「コスプレお兄さん」と見なしてたので狂気成分は薄めですかね。
前作の青春兵器では学校全体が狂気に包まれてる中、主人公のエージだけ感性が普通だったんだけど、今回少なくとも大人モブは正常っぽいですね。

次週は多分両親にモリキングを紹介する事になると思うんだけど、この時の両親のリアクションでこの漫画の狂気度合いが分かりますね。

ワンピース 977話

ジンベエが遅れた理由は今後の伏線かな?と気になってたんですけど、
・負傷者の手当て(さすが渡世人)
送別会が盛り上がった(えぇ……)
とアッサリ開示。

送別会についてはまぁ……ジンベエはきっと人望あるだろうし、ワンピ世界で宴会って大事な要素だし、呪術廻戦ならともかくワンピース世界だとギリギリ分からん事もないですかね。

海賊チームの性格分かってて頭も回るローの船で作戦会議をやって、適切な助言をさせるの、さすがは錦さん!周到だ!って感じですね。
普通ならルフィの船でやって無理矢理正面突破の作戦にさせられる所ですよ。さすが錦さん!

前から思ってますけど、ROOMは戦略要素としても超強力ですよね。
範囲内の物体を好きなように移動出来るってのは強力過ぎる。
オペオペは全然関係ないですけど。

あとルフィが正面突入するのを予め作戦に持ち込んでるの、ローもルフィ達の付き合い長くなってきて、ローも大分苦労してきたよなって感じはある。

尾田 栄一郎 2020/4/3

Dr.STONE 147話(Z=147)

経度緯度の測定方法は電波の周波数と速度を省略されてるものの「ナルホド」と思ったし、方解石は存在自体も知らなかったので個々で見ると面白かったです。
でも何か今回、方解石の加工が駆け足展開で作為的過ぎたり、発見が千空的には偶然だっり、稲垣先生にしては珍しく無理矢理感が強かったですね。
クロムを活躍させたいってのは分かるんだけど、方解石がなかったら千空はどうするつもりだったんだろう……

すぐにアメリカ着いたのもちょっと残念。
航路の相談で2話、BARで2話使ってますからねー。
まさか本番の船旅を1話で終えるとは思わなんだ……

稲垣先生なら船旅の困難さとか、それを科学的に解決するとか、面白くできる要素沢山あった気がするんですけどね。
不満というか、勿体ないなという感覚です。

ただまぁ船で何話もアレコレしたって結局話の大枠は進んでないので、今後のロードマップを考えるとそんなに長く航海してられないという考え方もあります。

稲垣理一郎・Boichi 2020/4/3

鬼滅の刃 202話

この状況で躊躇無く飛び込む禰豆子の勇気よ。
その後も全く離れようとしないし、炭治郎も全然食う気配すらないし、もうド直球の兄妹愛だ。
「悔しいよお兄ちゃん負けないで」とか……うん、さすがにちょっとグッときましたね。

禰豆子・善逸・伊之助の悲痛さ、冨岡さんの苦悩で胸が締め付けられる中、愈史郎の「無惨め……!死んで尚これ程他人に不快感を味わわせるとは」適切過ぎて不意打ちで笑う。

無惨様、ラスボスとか邪悪とか関係なく、普通に嫌われるレベルでシンプルに人間性がクソなんだよな……

鬼に対して静かに深い怒りを持ってたしのぶさんに「あの”人”」「尊敬してます」とまで言わせるの、珠代さんに聞かせてあげたかったセリフです。
しかし本当に今回の戦いにおいて珠代さんの功績はあまりにデカい。
禰豆子の人間化、館襲撃時に無惨様に毒を打ち込む、そしてその毒が無惨戦の決定打になる。
こう考えると炭治郎が珠代さんと出会って鬼殺隊との間を取り持ったの、超特級の大戦功ですね。

ハイキュー  390話

この漫画に関しては面白いんですけど安定して感想が書きにくいという。
宮侑、セッター面だけでなくスパイカーとしても掘り下げてきますねー。
古舘先生、どこまで丁寧に描写しきるつもりなんだ。

約束のネバーランド 175話

レウウィス、核が2個あったから生きていた、と。
あんまり覚えてないんだけど、確か女王も複数ありましたね。
レウウィス自身が驚いてるぐらいだから珍しいんだと思うけど、性格が戦闘民族だったレウウィスが知らないのはちょっと違和感だったり。

今回ちょっと個人的には悪い意味で予想外でしたね。
特にレウウィスの心情が掴めないな……。
彼は現体制を享受する側だったので、お世話になった現体制をわざわざ解体する動機が説明されてないと思うんですよね。
人肉への固執は今まで見せなかったものの、大規模な狩場を長年維持するぐらいの狩り好きが、1回負けたぐらいでそこまで根本から無欲になるものかな……。

民衆の心情についても、トントン拍子に進み過ぎて、うーん、納得感薄いぞ。
レウウィスや大僧正の思惑通りの反応しかしてないんですよねぇ。
いやでも鬼世界の統一を何話も細かく描写されてもダレるんで、仕方ないとも言えますけど。
「さっきまで邪血を殺せって言ってたよね」と指摘が入るのは白井先生のせめてもの配慮でしょうか。

最終的には人間世界に行くのかと思ってたんですけど、ここまで問題が解決すると鬼のいる世界に留まるのかもしれませんね。
人間世界に行くとリアルに考えると逆に迫害されてしまう未来も見えているので、このまま鬼の世界で共生した方が良いのでは。
この場になると改めて思うのが、交わした約束って何なんだろう。

フィルとの再会、もうちょっと満を持してかと思いきや、イベント消化的にサラッと導入されたのも予想外。
あ、そんな感じで良かったのね。

色々書いてますけど、「どうやっても茶番」と思っていたピーターさんの退場かなりベストに近いバランスでやってくれたので、「終わり良ければ全て良し」と思わせてくれる可能性には期待しています。
今気になってる細かい事がどうでも良くなるぐらいねじ伏せて欲しい。

ブラッククローバー 247話(ページ247)

ハート王国の精霊守が瞬殺とかマジ!?
田畠先生は本当にモブと決め込んだキャラについて、強さの格を一切考慮しないな……。
これ読者的に「なんて強い敵なんだ!ピンチ!」ってなるより「ハート王国同盟の意味ねーな」の気持ちの方が強くならない?
私はそうなんですけど……。

今回で田畠先生が「クローバー王国側しか戦力として描写するつもりがない」事が実質判明しましたけど、ハート王国まで話を広げて防衛対象を無闇に増やしたの、どうなんだろう。
意味あったのかな。
当初想定していた「強力なハート王国と連合で悪魔付きと戦う」形の方が良いと思うんだけどなー。

「無理そうな状況を突破するのが漫画の面白さ」だとは思うんですけど、今シリーズの戦力差が「敵側への絶望感」よりも「味方へのガッカリ感」になってしまうの、一体何がいけなかったんだろう。
やっぱり修行期間を設けておいて、パワーアップ描写がイマイチなまま敵に負け越してるからかな……。

各国の戦力と戦略をゲーム的視点で見る

スペード王国があまりにも萎える強さを発揮してくるので、ゲーム的視点で現在の戦力差が如何にクソゲーかについて考えてみるテスト。
先に結論を挙げると下記3点がクソゲーに感じる要素です。

  1. ヒーローユニットの平均水準に大差がある
  2. 一般ユニットどころか弱いヒーローユニットすら有効戦力として機能しないゲームバランス
  3. クローバー・ハート王国側の勝利条件が「スペード王国の殲滅」しかない上に防衛国土だけ広い

これだけ条件が揃うと、「スペード王国は逆にどうやったら負けるのか」って感じになりますね……

まず①ユニットの平均水準に大差があるのがヤバくて、金色の夜明け団が悪魔の力が使えるたった一人のモブに壊滅させられてるんですよね。
今週もハート王国の最上位であろう精霊守が瞬殺されている訳で、明らかにスペード王国だけ強さの層が違う。

通常のゲームだと一般ユニットで囲めばヒーローユニットも撃退可能なバランスが多いんですが、②ブラクロ世界は一般魔導士が何人束になってもネームドキャラに勝てないので、①の条件も重なってスペード陣営の戦力を覆す手段が少ないんですよね。

ハート王国に関してはハート女王以外は有効戦力として認められていない事が今週判明しちゃいましたし、ヤミとかハート女王とか単体で強い戦力はあるんだろけど、スペード王国としては3箇所ぐらいに戦力を集中させてれば基本負けなさそう。

そしてハート・クローバー連合は有効戦力が少ないので③クローバー王国の殲滅はハードル高く、更に防衛国土は2国分と無駄に広いので、スペード王国とすれば離れた場所を襲撃するだけで奇襲や敵戦力の分散が簡単に出来るんですよね。
スペード王国の勝利条件だけ「ヤミ・ヴァンジャンスの捕獲」とハードルが低いのも好条件なんですけど、いきなり勝利条件を狙いに行く必要もなく、同時に2~3箇所ほど奇襲続けるだけで敵の国力と戦力をガッツリ減らしていけるヤリ得戦法が使えるんですよ。

前シリーズの敵側である百夜の魔眼は「エルフの転生」イベントが入るまでは有効戦力が圧倒的に少なかったので、ゲリラ戦法するしかなかったんですよね。
でも今回はスペード王国はそうじゃない。
スペード王国が「悪魔の力」というテクノロジー優位がある現状、クローバー・ハート側がテクノロジーのアップデートをしてユニットの性能差を埋める前に、早々に戦力集中させて潰せば戦争終了だと思うんですよね。

――という感じなんですが、こう考えると本当に絶望的ですね……。
ま、あくまで漫画とゲームは別物なのでこうした視点もありますよって事で、どうか一つ。

田畠 裕基 2020年04月03日

ぼくたちは勉強ができない 155話(問155)

センターカラーから良い感じにセクシーで、私もニッコリ。
しかしカラーの裏ページも理珠の説明かと思いきや、下半分で真冬先生のフィギュアが紹介されてて笑う。
更に次ページから関城ルートが始まってて笑う。

でもこのフィギュア、衣装とポーズかなり良くないです?
最近のはすごいよね……


ぼくたちは勉強ができない! 桐須真冬 競泳水着Ver. 1/7 完成品フィギュア

さて本編。
うどんが4桁単位まで増加していくボードゲーム、クソゲー臭しかしないんですけど、いや実際ボドゲ作りって難しいよね!
私も一時期色々触ってみた事あるんだけど、「シンプルなのに最適行動がなく、プレイスタイルに幅を出させるゲーム作り」って本当に困難で、マジで人の心が分からないと難しいんだよな……。

ルームシェアしてる時点で多少はあると思ってましたが、予想を超えてガッツリ関城の掘り下げが来ましたねー。
これ、熱烈な理珠ファンとしては、関城さんの掘り下げを快く思わなかったりするのかな。
公平を期すために各ルート同じ分量、例えば単行本1冊(9話)分やると仮定すると、理珠の話が削られるって考え方もできるんですけど。
ただ関城人気は結構高い様子で、関城がいてこその理珠ルートだってファンもいるみたいなので(だからこそルームシェアしてるんでしょう)、意外と理珠ファンも納得してるのかもしれません。

最後に関城母が初登場ってなんだこの”いじめてオーラ”はッ!?
これは嗜虐心が刺激されるタイプのエロさ……!
たまりませんね。

展開的には、関城さんのリアクションとか、誕生日プレゼントに現金を渡す所とか、「いい親じゃないのかな」と思いながら、私も中学ぐらいから誕生日は現金を所望してたので、リアルに考えると直接渡しに来るだけ良い親なんだよな……。
でもフィクション的には距離感あるし良い親じゃないのかな……。

呪術廻戦 103話

扉絵で遊び心を爆発させる芥見先生、ストーリーの思い切りの良さもそうだけど、この人ホント度胸あるよね。でも『呪術廻戦』のフォントとかも結構凝ってて、単純なおふざけじゃないんだよな。という事で、良い扉絵。

元ネタは言うまでもなくだんご3兄弟なんだけど、ネットで「呪術の扉絵はネタが古い」って言ってる人がいて「確かにそうかもなー、10年ぐらい前だっけ」って調べたら1999年発表で死んだ。

そして本編、真正面からのバトル良いぞ~!
ジャンプして穿血の発射を誘ったり、刺された足で押し返したり、虎杖の覚悟の決まりっぷりも気持ち良い。

脹相も百歛を先に仕込んでおいて穿血(遠距離)と超新星(近距離)で後出し二択できるの、格ゲーだと許されないレベルで強いですね。
読みやすい上に両者とも色々考えて動いてて、面白い。

最後、メカ丸再起動しましたけど、戦力的には支援難しいですよね。
赤血操術は加茂家の術ですし、メカ丸としては知らない術式ではないでしょう。
何か知識面でアドバイスしてくれるのかな。

僕のヒーローアカデミア 268話(No.268)

複数バトルにおけるイレイザーの有用性、相変わらず高いですね。
身体能力が改造されてない普通の人だと、割と詰みに近いのでは。

次週でいよいよ死柄木が起動するのかな。現No.1のエンデヴァーにイレイザーもいるし、ヒーロー側がかなりのメンツなんですけど、メタ的には死柄木がここで負けるはずないんだよね。
75%でもこのメンツを突破できるぐらい強いんだろうか……

マッシュル 12話

12話でセンターカラー!完全に実力で勝ち取ってますね!

本当にすごいな。
そんなおめでたいセンターカラーで好感度が現状最底辺の赤髪君をクローズアップするの、これで良いのか……

COOLを連発する赤髪君を見て「甲本先生は許斐先生のフォロワーなんだな」と思ったんですけど、女の子の反応が辛辣過ぎたので「偶然被っただけか……」と思い直しました。

赤髪君、マッシュの顔面にツバを吐きかけるクソムーブから好感度をどう持ち直すのかと思いきや、今回女の子の色仕掛けに騙されて「ブッ殺す」「死ね」ってブチギレちゃってて、こんなキャラどうやって好きなったら良いのか逆に悩みますね。
挽回できるのかな。できたらすごいな……

ところでこの試験、森サソリの退治が目的なんですけど忘れてません?
私は忘れてましたよ。

ニューロ秒速点火(読切)

4コマ読切ってアウェー過ぎて相当不利だと思うんですけど、「何でパンツ一丁なの」「股間を隠すためです」にはセンスを感じました。

というか本編より気になったのが目次コメントと紹介文の回文が天才過ぎる。
「やいたかにです。しかし、すでにかたいや」
「このバカタレ、魚に泣かされたカバの子」

考え付く事自体すごいんだけど、何よりも17歳という若さでジャンプ掲載したのに、自己主張する数少ない機会である目次と紹介文で両方とも回文をブチ込んでくる精神性がすげぇ。
こういう謎のコダワリを持ってる人が最終的に化けたりすると思う。
ツカダハル先生、覚えておこう。

アクタージュ 109話(scene109)

演劇漫画の視点で見るCM面白ぇー!
言われてみれば「主演はあくまで商品」って映画・演劇では有り得ない価値観で、根本から成り立ちが違いますもんね。

世の中にはインパクト重視で意味ないCMも多いですもんね。
カレーメシのCMとか出来上がり見てもワケ分からんし、役作りとか感情移入が求められるCMってむしろ少ない気がする。

更に普段飲む商品を制限されるとか、夜凪は有名人としての脇が甘いので難しそう。
そう考えると序盤でやった単発のシチューCMと違って、期間契約型CMの高額ギャラは「撮影の拘束時間ベース」だとコスパ異常に高いけど、「有名人の生活とイメージに一定の拘束が入る」と考えると安いワケないんですよねー。

当然のようにいきなりの本番で戸惑う夜凪。
夜凪みたいなタイプだと事前に準備させといた方が良かったと思うんだけど……アリサさん意外とスパルタですね。
ただアリサさんは夜凪と同タイプの役者だったらしいので、上手い事導いてくれる安心はある。
あと皐月ちゃんかわいい。

ミタマセキュ霊ティ 33話(code33)

正直後半のぽいずん♪汚染は鳩胸先生の狂気度が高過ぎて引いてしまったんだけど、レギュラー背後霊達の歌シーンは個性出てて良かったです。
あとハゼレナ、今回だと「次 触ったら私帰りますね」とかたまに冷静に辛辣になるの、ただの良い人じゃない感じがして良いよね。

チェンソーマン 66話

おー、素直にマキマさんが助けに来たぞ。
超越者たる闇の悪魔に対しても普通に戦えつつ、みんなを救うとか、本当に最強キャラなんだな……。

そしてまたしてもトーリカを犠牲にして地獄から戻るという非道っぷり。
何でみんなコストを実質無視するんだ……。

でも地獄への送還は「おじいちゃん+子供3人」に対して、地獄からの帰還は「トーリカの全て」で成り立つんですね。
考えられるのは

  1. “送還”よりも”帰還”の方がコストが安い。(人間達は元々地獄の住人ではないから)
  2. 対象者が死んでたり満身創痍になってる

ですかね。
あんまり細かく考える必要はないかもしれないけど。

今回すげぇなと思ったのは闇の悪魔の肉片を取り込んだ師匠。
なんだこのデザイン……

チェンソーマン 悪魔の肉片を取り込んだ師匠

例えば先週あたりにこの画像が早バレとしてネットに流れてきたとするじゃないですか?
「クソコラやんけ」とスルーする自信がある。
なんせ本誌で見ても「クソコラやんけ」と思ったぐらいですからね。

なんだかんだあって、デンジとの一騎打ち。
この漫画、途中経過はゴタゴタと予想外の展開を出してくるんですけど、最終的に「デンジがこの敵を倒せばクリア」とゴールだけは単純明快にしてるの、タツキ先生なりに少年漫画に配慮してくれている気がします。
最後が分かりやすいだけで読み味が大分スッキリしますからね。

AGRAVITY BOYS 17話

すごく建設的な話し合い回でしたねー。
②見つけると③買うという発想にはナルホドと納得。
言われてみれば、未開の地でタイムマシンを最初から作るよりはとても現実的なお話。

私的には今回面白かったんですけど、という事は多分この漫画については「ギャグ主体」よりも「ストーリー主体で合間にギャグ」ぐらいが自分の好みみたいですね。
それにしても2話の伏線、余すところなくフル活用ですね。
ジャンブロー君も結構活躍してるし、ここらへんの無駄の無さが地味にストーリー力の高さを感じます。
そのうち1話で外に捨てられたジェナダイバージョンもヒョッコリ再登場するのかも。

中村充志 2020/4/3

アンデッドアンラック 13話(No.013)

うわあぁぁ!優しくも頼りがいのある保育園の先生をキャラ立ちさせながら、その回で決死の特攻をさせるとかうわあぁぁ!

「夢があれば腐ったりなんかしない」
先生はスポイルの攻略法を知らないはずで、普通に励ましていたんだろうけど、実際に腐敗カウントが伸びてるのは自分好みな理屈遊び感です。

しかしアンディの作戦、リアルな話 風子の精神が持たないと思いますけどね。
だってみんなドンドン自分に触って特攻して死んでいくワケですからね。
先生の描写的にも腐敗した人達は人間性を失ってないし、自分を経由してドンドン神風特攻されたら普通の人間なら耐えられないと思う。
そこの所はスルーした方が良いのかな。

そしてまぁ今回で個人的に明確になったUMA戦の弱点なんですけど、やっぱりスポイルはキャラとしては弱いよね……。
腐敗は本当に強力なんだけど、相性勝ちしてるアンディからするとただの大型モンスターになっちゃってるのが現状。

今回は保育園の先生とか町の人でドラマ作ってるけど、やっぱり敵は人型の方が話作りやすいよなと実感。
ジーナは”変化を受け入れる”というテーマもあってドラマ的にも面白かったですよね。

ところ今週も掲載位置低かったですね……。
毎週ジャンプを開けて最初にする事は「アンデラの掲載位置を確認する」なんですけど、もう先週あたりから本当に胃が痛いな……
扉絵のアンディも格好良いし、頼むからなんとか生き残ってくれ。

夜桜さんちの大作戦 32話(作戦32)

七悪って高校1年!?考えてみれば年下だからそうなるのか。

「正体は美少年」ってあたりは商業的に「分かってるな」と思いました。
その割に設定が重過ぎますけどね。
青年誌とかで見る悲しいミュータント系読切の主人公が張れるレベル。

最後の続き方もそうですけど、今回はちょっと従来と違うタイプの話に挑戦してる印象。
この漫画における続きモノってスパイ系ストーリー漫画の時なので、今回の「日常+ちょっとの危機」みたいな形で続くのは初めてじゃないですかね。
正直私はストーリーパートの「太陽君がカッコ良くスパイする話」が全然響いてないので、今回どのように締めるかに注目してます。
人情系で締めるのか、またもや「太陽君カッコ良い」で締めるのか。

ゆらぎ荘の幽奈さん 203話

宮崎さん回。
もう扉絵の段ボールに乗せてるおっぱいのサイズに注目しちゃいますよね……。
というか、大人になって更にデカく描いてるよね。
ミウラ先生の描き分けに関するコダワリ、嫌いじゃあないぜ。

宮崎さんだけ過去の積み重ねを強く感じるので、私の中で宮崎さんのメインヒロイン感は幽奈さんより強い。
ところで最後のキスシーン、少年誌なので描写はここで終わってますが、 抱き合ってるコガラシ君の後ろがもうベッドだしこの後確実に性行為してるよね。

ミウラ タダヒロ 2020/4/3

魔女の守人 11話(#11)

安定の意味無し変装ワロタ。
「メリット=簡単に国の人間に化けられる」って書いてたのに、むしろこれが決定打になってしまうという逆効果っぷり。
考えてみれば、ファフナはともかく若い女性二人が騎士って割と目立つ気がする。
作中の騎士って今の所全員男性ですもんね。

新しい魔女騎士コンビ、クロードも最初嫌な奴かと思ったんですが、彼なりの筋が通っててちゃんとキャラ立ってますね。
でも残り話数が正直少ないと思うので、ここらへんをサラッと消化しないとウッカリこいつらと戦って最終回になるんじゃないかと余計な心配が……。
最後のバトルが良い人って割と前代未聞だと思うんだけど、どうなんでしょうね。

ていうか重力魔法と細剣って相性悪いよね……。
こういう武器選択とかでも「坂野先生、本当はバトル興味ないんだろうな」ってのが伝わる。


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