コロナウイルスの影響で、残念ながら4月20日(月)発売予定の21号は1週間延期して4月27日(月)の発売になるみたいですね。
そして次はGWが入るので合併号だと思うので、しばらく隔週のジャンプが続くという絶望……。

せっかくの機会なので週刊連載という偉業を続けている漫画家さんには休んで欲しいし、集英社の人も万全の体制で仕事をして欲しいとは思います。
とりあえずは今週と来週、じっくり楽しもうかな。

いつものように掲載順で感想いきまーす。


ワンピース 976話

錦えもん、赤鞘にバレてるのむしろ良かったですね。
これで全員が錦えもんをマンセーすると逆に錦えもんの読者評価が落ちちゃうので、尾田先生のバランス感覚はさすがです。

うーん、カン十郎が敵にした途端、超優秀っぷりを発揮しておる。なんて奴だ。
ゲームだとこういうキャラ、後世まで嫌われるやつですよ。

でもモモの助、確か人造悪魔の実で龍になれましたよね?
あれで空飛べたりしないのかな。
本誌で一読しかしてないので怪しいんですが、変身がコントロールできないような描写があったんでしょうか。

ワンピースにしては珍しい海上バトル。
精度の高い長距離砲で射程外から攻撃って、海戦としては本来詰みに近い状況ですからね。
実際、層々たる面子を揃えながら苦戦してたんですが、それを挨拶代わりの一撃で覆すジンベエの強さよ!
やっぱ海賊のメインフィールドである海において、魚人強過ぎるよね……
数年越しの正式加入でもあったので盛り上がりました。

悪魔の実の副作用もあって、本作は海が鬼門の海賊団も多いと思うんですけど、ジンベエの加入で大きな死角がなくなった気がします。
ローとキッドの驚きは当然なんですけど、読者的にはその反応でニヤリとなりますね。

あとジンベエが生きてる事に関して、驚きと安心の声は無いという事で断言して宜しいですね?はい、宜しいです!
銃に撃たれてもそんなに死なないワンピース世界において、殿を務めて生死不明ですからね。
逆にこれで死んでたら悪い意味で驚きだった。
ただビッグマムの到着からかなり遅れてるのは気になりますね。
合流する前に何かをしていたのかな?

尾田 栄一郎 2020/4/3

鬼滅の刃 201話

炭治郎、目と腕の欠損が治って良かったなぁ(現実逃避)
いや、本当にメチャクチャ悲しい展開。なんだこれ。

さて無惨様、「同じ志を持つ仲間が、その目的を達成できる為に、自らが礎となる」という人間に感動して、そこから学んだ動きが「敵対者に、自分の思いを成し遂げる為に、一方的に押し付ける」ですからね。
「思いを受け継ぐ」についての本質を完全に見誤ってます。
本当に人間性のクソさが一貫しているな……

ダイの大冒険でもラスボスの大魔王バーンが主人公側の「なりふり構わず勝利を目指す姿勢」を見習ってきた事があるんだけど、これは純粋に“主人公側を何を置いても排除する敵と認め、覚悟を決めた描写”だったなので、主人公側に関する敬意やバーンの威厳を感じたんですよね。
一方無惨様は感動したとか言って涙を流してるけど、本当に自分の都合しか考えていないタイプの邪悪でした。
最期まで反省してねぇ。

義勇さん、よく隠の人を助けられましたね。
直後、炭治郎が人を殺さないうちに死なせようと太陽光の下に留めようとするクレバーさ。
さすが鱗滝さんの弟子だ。「判断が早い!」

吾峠先生本当に容赦ないなと思ったのが最後のシーンですよ。
数話前に伊之助が仲間の為に泣けるシーンを描写して読者の心を打っておきながら、今回それを逆手に取って「情のせいで炭治郎を斬れない役」を伊之助にやらせるの、さすが吾峠先生だと思います。
読者の心の壊し方を良く分かっている。

先週から間髪入れずこの展開、感情移入して読んでる読者は大丈夫なの……?

ハイキュー  389話

1話からずっと影山を悩ませていた「コート上の王様」という縛り、ついに決着!って感じの回でした。
1話から丁寧に積み重ねた398話分の重み、こりゃそうそうマネできるもんじゃないですよ。
最後「コートを統べる」でモノローグ止めて、影山の表情とマントを見せて読者に『……王様だ』って思わせるの、演出最高じゃないです?

Dr.STONE 146話(Z=146)

松風さんの過去回想+修行。
最初に司と手合わせした時に「現代の戦闘技術を習得したら……」って発言もあったので、今回の描写と合わせて明らかな松風強化フラグですね。

氷月やモズ(コイツも伸び代あるよね)と強キャラが勢ぞろいしたにも関わらず、松風の強化に関して2度も言及してるの、稲垣先生の信頼が高いからこそ どういう意味が出てくるのか気になります。

「才能+技術による最強戦力の獲得」が目的なら、モズが尾張貫流槍術覚える方がストーリー的に無駄がなくてシンプルなんですよね。
将来的に松風が強くなっていないと成り立たない展開がある?
何か犠牲にされそうでメチャクチャ嫌な予感がするな……

ブラッククローバー 246話(ページ246)

ダンテさん、何で「悪意が満たされない」を描写するコマで女性との事後が描写されてるんですかね……。
寝取りか?寝取りなのか?

冥府設定の説明。世界広げてくるなぁ。
これ連載が順調に進めば、そのうち冥府編に突入しそうですねー。
世界樹魔法はまぁ何か分かる。
闇魔法は次元斬りで世界の封印を破る、幽遊白書の桑原みたいな役割かな?
冥府編が後半にあると考えたら、いずれこの二人は捕らわれちゃうんでしょうね。
ダークドライアドの顔見せが早かったので、そのうち出てくる裏ボスにやられちゃうのかなぁ。

後半に出てくるスパイ、黒の暴牛の新キャラっぽいですね。
不在団員が何人かいるっていうのは本作冒頭で描写されてますからね。
罠魔法のゾラとか、ヤミ団長が結構自由に勧誘してるので後付けで出てきても違和感ないです。
でもスパイって忠誠心と人間的信用がないと務まらないと思うんですが、それって暴牛のキャラっぽくはないよね。

僕のヒーローアカデミア 267話(No.267)

カラーのミルコさん超イカしてますね。
たくましくも美しい。堀越先生こだわりのキャラ造形ですよ。
あと普通に周りのウサギさんめっちゃ可愛くて上手いですよね。
さすが初連載の舞台が動物園だっただけあります。

荼毘の正体、”名前で正体が明らかになる”という事は、既出の固有名詞なんだよね?
ステインの思想は「紛い物のヒーローは不要。本物のヒーローだけ残れば良い」でしたっけ。
今回の「この世界に本物のヒーローなんていやしねえ」という発言的にも、ヒーロー側にいて絶望した人間なんでしょうか。
鈍い私でもようやく「これエンデヴァー家の死んだ事になってる子供じゃないの」となってるんですが、  やっぱりエンデヴァーへの怨恨なのかなぁ。

あと相変わらずミルコさんは覚悟がキマってるプロっぷりで最高でしたね。
エンデヴァーも助けに来たしさすがに戦闘続行は無理だと思いますが、非常に印象に残ったキャラなので生存は出来そうで何より。

約束のネバーランド 174話

ピーターさんの退場描写良かったですね。
「GFに生まれたら友達になれたかな」と幸せなIFを見せながら、笑顔の子供ピーターをバックに「なれるわけないだろ。断固願い下げだ」とは絶妙なバランス。
ピーターさん、エマの主張を認めると自らの人生を否定する事になるので、意地でも懐柔される訳にはいかないんだよね。
死ぬ事でしか救われない人だったので、多分この描写が最大限ベストの前向き表現だったんじゃないかなぁ。

最初包囲網から逃げた時はどうなるかと思ったんですが、最期の着地点が良かったので私の中では結果オーライです。

いよいよ次週から王都で最後の詰めかな。
イザベラと協力できた方が展開としてはアツかったので残念ですが、同行したら従来キャラが結構霞んじゃうので仕方ないですかね。
王都情勢に関してはレウウィスが生きてる理由と目的がサッパリなので完全に一切予測不能です。
来週を待つしかない。

ぼくたちは勉強ができない 154話(問154)

前半は「へー、みさおって理珠のスタンドで近距離パワー型なんだぁ」ぐらいしか感想なかったんですが、まさかの失恋描写挿入!
なんでよ!時間スッ飛ばして大学生編に突入したのは失恋シーンを描かないためじゃなかったの!?キィーッ!
文乃はまぁ次のルートで救わるんでファンもそこで溜飲下げたら良いんですけど、うるかはあと3回負け続けるのか……

そして今回の描写で『ヒロインレースは成幸の意思は関係なく先手を取れば勝てる』という事が判明してしまい、成幸に対して「なんやコイツ」という思いが強まりましたね。

奈落の仔(読切)

投稿が14歳で現在22歳!若い!

話はまぁ世界設定開示とバトルシーンって感じで、よくある普通のジャンプ読み切りって感じでした。
読切テーマとなる『他人に自分の自由を任せていたけど、これからは自らの力で自由を獲得する』なんですけど、なんで主人公が野党を信用してたのか全然分かりませんでしたね。

周りからも「野党の言う事なんか信じてるの?」とか早々言われてるし、主人公自身も「振り回されるのはゴメン」「どうせ奪われる」とか人生に絶望してるもんだから、『あぁ自由になるのは諦めてるんだな』と思って読んでたんですよ。
そしたら後半に「実は自由にする気がなかった」って事が分かってショック受けてましたね。なんでだよ!
野党のボス、明らかにヤバい奴ですし、信じる要素どこにあったんだ……。

主人公の能力は懐かし憑依合体でしたね。
ちょっと地味ですけど、もう一つ出てきた「斬った相手を凍らせる」もまずは敵を斬らないと始まらないんですよね。
かすり傷ならともかく、刀で切った時点で大体致命傷なので、よく考えたらそんなに強くはないと思う。
それなら歴戦の経験を憑依して剣の達人になれる方が強いのかもしれません。

この能力、料理人を切り殺して「料理ができるようになったぜ!」みたいな応用できたら超万能なんですけど、少年漫画には向かないダークさだから無理かな……。

呪術廻戦 102話

冥冥さんの神風(バードストライク)酷過ぎない!?
「カラスの命を代価に本人は実質ノーコスト」とか設計ミスじゃねぇか!
オフラインゲームなら禁止カード、オンラインゲームならナーフ確定でしょ!

用益潜在力のセリフといい、冥冥さんはまた五条悟とは違った方向で唯我独尊ですね。
味方側にいても「あーうん、この人はこういうキャラなんですよ」で済まされる、ギリギリのラインの人だ。

偽夏油、「最近の術士にしては」ですか。
考察材料が少ないので分からんのですが、昔封印されていた何かが復活したとかですかねぇ。

マッシュル 11話

まだ私はこの漫画の魅力を理解しきれてないんですが、ランス然り、キャラの好感度操作に関してはちょっと信頼し始めてたんですよね。
そんな時に出てきた新キャラの赤髪ですよ。
同じ寮って事は仲間キャラなんですよね。
冒頭からマッシュの顔面にツバを吐きかけるクソムーブなんだけど、これ好感度挽回できるのか……?

ランスに関しては普通に好きになってきてます。
マッシュの事を完全に仲間としてみなしてて面倒見が良く、アドバイスめっちゃしてくれる。
「直に入れるな。不衛生だ」って冷静ツッコミキャラも、この漫画の不足を埋めてる気がする。
(本作の勢いのあるツッコミ、何かノリきれず苦手な人いません?)

チェンソーマン 65話

クァンシもそうだし仮面をとった暴力さんとか、満を持しての強戦力を全て噛ませに使うとは……。
闇の悪魔、強いとか勝てないとかではなく、まさに土俵が違う超越者っぷりです。

ネットで結構沢山の人が指摘されてるんですけど、暴力さんの素顔、前にコベニをかばって死んだ荒井さんにメッチャ似てるんですよね。
いや、というか本人じゃない?
特異課って死んだ人を悪魔に憑依させて魔人にしてるって事?
「強過ぎるので普段は毒のマスクを着けて力を抑えている」ときいてフーンと納得してたんですが、そういう伏線があったのか……。

圧倒的戦力でほぼ全滅するメンバー。
マキマさんが助けに来る可能性もあるんですが、タツキ先生はここからご都合主義で助かるイメージがないんですよね。
これは前作ファイアパンチから続くお家芸、登場人物リセット展開ですかね。
確かにこれ、お約束を打ち破る衝撃度の高いタツキ先生の必殺技なんだけど、気を付けないと読者離れちゃうので少年誌だと難しいと思うんですよね。
タツキ先生、うまくハンドリングしてくれよ……

アクタージュ 108話(scene108)

有島あゆみちゃん、サインもらえて良かったね。
サインしてる時の夜凪の表情が「照れてるけど最高に嬉しい」みたいな今まで無かったような感情が表れてて、やはり宇佐崎先生は表情の画力がズバ抜けてるな、と。
王賀美さんと千代子ちゃんも良い顔してるし、演劇漫画の作画担当としてこれは強いですよねー

黒山監督の映画編、この漫画の天王山みたいなものだと思ってたんですけど、王賀美さんの反応を見るに割と直近で実現するかもしれませんね。
過去の読み切りとかを見る限り、マツキ先生は映画の知見が一番ありそうなので本当に楽しみです。
黒山監督の「表現したいもの」って何なんだろう。

その前にCM編突入?
清涼飲料水のCMに大手芸能事務所の社長がマネージメントとか、圧倒的成り上がりストーリーですね。
そんな驚きも霞んでしまう、新キャラ鳴乃皐月ちゃんの可愛さがヤバい。
おかしい、私はロリ属性はないはず。
にも関わらず何だこれは。何かの扉が開こうとしている……

ゆらぎ荘の幽奈さん 202話

かるら回。
この人なんだかんだで漫画的に一番安定してるので、安心して読めますね。

コガラシ君のエロハプニング体質、流禅さんに「僕の理解を超えたモノ」って評されるのメチャクチャ面白いですね。
その正体は読者はみんな知ってる『大いなる意思』によるものなんだけど、そりゃ作中キャラにはどうしようもないよね。

でも普通に悩んで責任を感じているコガラシ君を見て、ちょっと心が痛みましたねー。
コガラシ君も男なので流石に内心は喜んでると思ってたんですけどね。
コガラシ君経由で読者サービスが挟まれるたび、罪悪感を抱いてたのか。
なんかごめんよ……

アンデッドアンラック 12話(No.012)

シェンがガチ注意するのは意外でしたけど、内容を聞いてみるとアンディ(と読者)にとっての新情報開示で、納得のいくお説教でした。
素直に謝るアンディも潔くて良いです。
こういう描写で頭の良さが出るよなー。

UMAスポイル、一定範囲(しかも街まるごと入る広さ)に入るだけで腐敗カウントダウンって、アンディが偶然相性勝ちしてるから良いけど他の否定者だとキツ過ぎますね。
時間経過と数字の関係を見ると恐らく1,000秒カウントスタートだと思うので、他の否定者だと範囲に入ってから1,000秒で倒す……事すら許されずに捕獲でしょ?無理ゲー過ぎる。

攻略の糸口としては子供が地下に隠れている所ですね。
ストレートに考えると子供は無効という事?
「UMAは能力の発動条件無し」っていうシェンの前言が撤回されるような話ですが、どうなんでしょう。
でもそれだと風子は18歳でギリギリセーフ?
それを利用して近寄って、不運発動という流れなんだろうか。

夜桜さんちの大作戦 31話(作戦31)

個人的にはまた新キャラ回かって感じなんですが、渋カッコ良い初老キャラ出ましたね。
適度な軽さとやる時はやる感じ、なんか女性人気出そうだなぁ。
私個人はキャラ人気だけで漫画は読めないタイプなんですが、こういうタイプの漫画が誌面にあっても良いとは思います。

ミタマセキュ霊ティ 32話(code32)

「塩派はテキトーで頭が悪い」
「キャラメルは考えが甘くてネッチネチ」

何という人格批判……
憎しみをぶつけ合う きのこたけのこ論争並みの泥沼化でしたね。
ソウヤが絡むと本当にハゼレナ酷いよね……。

オパチュニティ出てきたのは完全に想定外で吹きました。
この流れで出てくるとは思わなかったよ!

毎回ミタマは正論言ってるのに酷い目にあって可哀想だったんですが、何か今回ムカつく顔だったので可哀想感は薄かったですね。
でもミタマは好感度高くいて欲しいので、バランス取ってるんでしょうけどムカつく顔は個人的にはなくても良いかなー。
ここらへんは好みでしょうか。

魔女の守人 10話(#10)

満を持してようやく魔法バトルの設定が明らかになったんですが、細かい所とテンポの悪さが気になって仕方なかったです。

この作用反作用のシーンとか「何も考えずにとりあえずそれっぽい事を言わせてみました」としか説明できないような気がします。

「裏をかけ」
「まっすぐしか出来ません。裏の裏は表です!」

のやりとりとか、私がドレイクさんだったら「何でもう1回裏返して表に戻してんだよ、裏かけっつってんだろ」って怒ると思うんですけど、「馬鹿と天才は紙一重か……」って肯定してくれるの、ドレイクは褒めて伸ばすタイプ。

魔女騎士戦のルールが明確になる事でようやくゲン戦の描写が理解できましたけど、先にやっといてくれとしか言えないし、今回もバトル描写のコマ割りとセリフのお邪魔感が気になりましたね……。

もう10話になってしまったけど、今回のルール説明をゲン戦でやって2~3話ぐらいで纏めたら大分印象も変わったんじゃないでしょうか。
アンデラも3話で否定者戦の基本ルールと敵撃破までやった事でメチャクチャ印象上がったので。

ZIPMAN 17話(017)

最終回。
うーん、とりあえず終わらせたんだな、という内容でしたね。
結局ラスボスの正体とか目的とか、スーツの原理とか、何一つ明らかにならなかったなー。
キャラもストーリーもトップクラスに無味無臭で、「降りかかる火の粉を払ってたらヒーローになりました」というお話でした。
とにかくキャラ・ストーリーの弱さが致命的でした。

問. ZIPMANって結局どういう話だったの?
答. スーツを着て敵を倒す話だよ。

としか振り返れないのが悲しい。
主要キャラ達の成長や関係性の変化も薄いし、何も救われてない。
敵のスーツ技術が流出して世の中は便利になったっぽいですけど、そこにドラマや思想も感じられませんでした。

なんていうか、技術論じゃないと思うんですよ。
前作のヨアケモノ含めて、キャラ・ストーリー面で芝田先生の特徴やコダワリが私には見つけられないんですよね。
うーん、芝田先生、「少年漫画をやりたい気持ち」「やりたい演出」「やりたい画」はあるのかなと思います。
でも「描きたい話」「描きたいキャラ」はないのかなぁ。
別に不快でも良いから何か心を動かしてくれるモノがあれば取っ掛かりに出来るんですけど、無味無臭だとそれも難しい。

一方、迫力のある絵やZIPを模したコマ割りとか映像面は一貫して良かったですよね。
1話では巨大な敵と戦闘という事で絵力が強かったので、期待感高かった人も多かったのでは?

次回作も検討されているみたいなので、今の画や演出に加えて、キャラ・ストーリーにこだわりを詰め込んでもらえたら大躍進する……かもしれません。
探せばきっと、芝田先生のコダワリはあると思うんですよね。
お疲れ様でした。

AGRAVITY BOYS 16話

まずは掲載位置に度胆を抜かれました。
私の中ではこの漫画そこまでヒットしておらず、回によって当たり外れはあるんですけど、最後尾になるクオリティではないと思うんですけどねー。

話的には普通に面白かったです。
でもババだけ結構ひどい目に合いがちで、作中で言われてるような異常性癖に見えないのは何なんですかね。
今回もそりゃ二人が磔にされてる中で亀甲縛りとギャグボール食らってましたけど、それもグリント一家にやられてるだけですからね。
いや、あんまり真剣に掘り下げるべきかも分からんのですけど、ゲラルドの方がよっぽど性癖の歪みを感じるんだけどなぁ……

最後、賞金稼ぎの新キャラが登場するフラグかな?
今までは地球チームだけしか登場させ辛かったので、異星の賞金稼ぎが入ると色々話を広げられそう。


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