巻頭カラーはワンピース。
カップヌードルコラボCMのカラー掲載。
それとジャンプ+で連載されている恋するワンピースも出張掲載されてます。
これホント面白いんでオススメです。

では目次からどうぞ。基本は掲載順です。


ワンピース 972話

カイドウ「どの道お前の体はもう死んでる筈」
おでんも一緒に逃げたらいいのにと思いつつも、 まぁこういう事なんだろうね。
根性補正で耐えたというか。
私の中でワンピース世界での銃は非殺生武器なんだけど、それで撃たれても死ぬぐらいギリギリの状態だったんでしょう。  
カイドウがおでんに敬意を払っているのが良かったです。
おでん、最期まで誇りのある死でした。

そして20年後へのタイムスリップになるワケか。そろそろ過去編も終わりです。
20年の根拠はラフテルに行って知った”何か”がベースになってるんでしたっけ。
ジョイボーイ(?)の到来を指しているのか、もしくは「ラフテルの秘密を知ったら大戦争が起こる」みたいな事に繋がってる?
今の段階ではあまりよく分かりませんね。

恋するワンピース 本誌出張読切

ジャンプ+で連載しているイカれたハイセンスギャグ漫画の出張です。

どんなブッ飛んだ世界を見せてくれるかなと思ったら、ガチのCMネタ潰しみたいな案を2つも出してきやがった!
伊原先生ってイカれたギャグ漫画の回路だけじゃなくて、こういうエモ系の話作りの回路も両立できてるのか。
どういう脳の構造してんだ……

今回も面白いんだけど、いつものブッ飛びっぷりを抑えているのは本誌勢に遠慮したからかな。
ちょっと残念だけど、やり過ぎて怒られるのもアレなので仕方ないとは思いました。

私はあんまりスピンオフ漫画は好きじゃないんですけど、恋ワンピはワンピース知らなくても楽しめるレベル高いギャグ漫画なので、「スピンオフ漫画はちょっと」って敬遠してる人も是非読んでみて欲しい。

鬼滅の刃 195話

逃げるラスボス、やっぱえげつねぇな。
実際効果的なのが腹立ちます。

すごいと思うのが、読者の感想として「まさか逃げるなんて!」ではなく、「あー、うん、無惨様なら逃げるよね……」ってなるあたり、無惨様がこれまで培ってきたイメージの強さを感じる。

それに対する炭治郎の投てき力が相変わらず高い。
無惨様との闘い前半でも見せてたけど、ラスボスのガン逃げという禁じ手すらも止めますか。
刃先を全て敵に向けた上で複数放つというDIO並みの技術をスタンド無しでやってのける。

今週は何よりも井黒さんのデレが良かったですねー。
「炭治郎 感謝する」は耐えられたけど、「二人ならできる!」でやられちゃったよ。
柱合会議の時は二人で無惨様を追い詰める事になるとは思わなかったな。
感慨深いものがあります。

禰豆子が出てきましたけど、半分人間に戻りかけてるのかな?
最初飛び出した時は禰豆子が状況を前向きに変えてくれるかと期待してたんですが、無惨様が追い詰められ始めている現状ではちょっとピンチフラグにも見えて怖いです。

まさかそんな事はないと思うんですけど、禰豆子を吸収して太陽を克服みたいなのは、吾峠先生本当に勘弁して下さいよ。

吾峠 呼世晴 2月4日発売!

約束のネバーランド 168話

ピーターさんが部屋にいないのはダミー映像だとして、エマ達を敵が囲んでるのに気付かないのもダミー映像?
さすがにそこまで大量の映像差し替えだと、気づきそうな気もするんだけど……。
先週の快進撃を見ると、ちょっと納得できないってのが正直な意見。
その後のピーターさん演説のイカレっぷりは良い意味でヘイト溜まって、女王とは違う味が出てますね。

ハイキュー 384話

サブタイの「最強の囮・2」をいつもより印象的にクローズアップさせて日向の攻撃面での成長をミスリードしつつ、ロメロと星海を止めたのは「自分を囮にした守備」だったと最後に答え合わせするの、メチャクチャうまかったですね。
今回の話、完成度高過ぎでした。素晴らしい。

Dr.STONE 140話(Z=140)

コハクの女房感すごいな。尊い。
セリフの内容といいテンションといい、千空を理解してる感じが素晴らしい。
この漫画は主要キャラ沢山いますが、全員それぞれ千空との関係性が被ってないのが良いんですよね。
同じ理解者の中でも、クロムは最初は”弟子”で今は”科学の同志”。
ゲンもどっちかというと”ビジネスパートナー”のような関係性です。
この女房感はコハクだけの関係性ですね。

Boichi, 稲垣 理一郎 2月4日発売!

ぼくは勉強ができない 148話(問148)

予想しなかった訳じゃないけど、ここで真冬先生とあすみ先輩を出してきたかー。
各サブヒロインが主人公の最後の一押しを手伝うという、完全なうるかルートですね。
前回あたりからそうですが、もう後戻りは一切出来ない感じになってきました。

ある意味今週の流れは予想できたので、注目すべきは次回ですよ。
果たして成幸はどういう答えを出すのか。
どうすれば読者は納得するのか。(これが本当に分からない)

チェンソーマン 59話

連載1周年で3号連続センターカラーって、すごいですね。
大変だけどおめでたい事だと思うんですよ。
その1回目のカラーで5Pレズセックスを入れてくるタツキ先生はやっぱり頭のネジ飛んでますね。
自分だったら「やれ」って言われてもやらないし、やるとしても貝合わせまでは描写しない。

さて本編ですが、サンタクロースちょっと強過ぎませんか。
「触れた相手を人形に変えて従える。その人形が衣服の一部でも触れた対象も人形になる」ですかね。
人が多い街中でやると強力過ぎます。

更にマキマさんのセリフから考えて「死体も人形にできる」「人形が契約している悪魔も使用できる」の可能性もあり?
ちょっと本当に洒落にならない強さだ。もう車で轢くしかない。

でも後出しの発想ではありますが、今回の襲撃者(クアンシ達はまだ分からないので除外)の能力を考慮すると、人がすれ違わないようなド田舎に暮らしてたら結構何とかなる気もしますけどね。
サンタクロースは勿論の事、師弟コンビも釘が刺しにくいし。

アンデッドアンラック 6話(NO.006)

ジーナが話終わる⇒戦闘開始ではなくて、話の途中(でも必要な情報は全部出てる)で戦闘を仕掛けるという形に持っていくの、相変わらずテンポの早さが徹底してますね。
アンディらしい行動で違和感もなく、行き届いてます。

あと能力解析パートの情報整理が簡潔且つ適切でワクワクしました。
こういう時に「情報の過不足がない」ってすごい難しいと思うんですよ。
新人さんだと情報不足で独りよがりになっちゃうか、それを恐れて説明がクドくなりがちなので。

血の雨の降らすのだって普通だとどうやってもグロくなるんですが、ギャグっぽく済ますのも配慮効いてますね。
結果的に話の緩急もついてるし、素晴らしい。

ジーナは不変の否定者でしたかー。
前回の言動からみんな予測はしてたと思うんだけど、水が上下に動いてる説明がつかないから、微妙だったんですよね。
空気の形状変化を否定は分かるけど、それを“見えない手にして動かしてる”のは、これは正直言ってあんまり納得いってないです。
でもまぁ漫画が面白いので、積極的に気にしないようした方が吉かな。
それでもこの漫画は期待値が高いので、次回で簡単でも説明してくれたらいいなぁ。

これだけジーナが良い感じにキャラ立ってるので、多分殺す事にはならないと予想します。
「アンディ単体ではジーナに敵わないけど風子とのコンビなら勝てる」ぐらいのバランスを今回で示して、タイトル通り「不死と不運」のコンビとして1席に登録されるんじゃないかな。
個人的にもその方が嬉しい。

ブラッククローバー 240話(ページ240)

相変わらずルージュの運命操作は漫画が心配になるほどのチートっぷり。
ただ冒頭でわざわざ「チャーミー(=魔力回復手段は別の場所にいます」を描写しているので、途中で魔力切れになるのかな。
重力魔法はアスタと相性悪そうですが、修行の成果でどれだけ反魔法のレパートリーが増えてるか次第ですね。

ミタマセキュ霊ティ  25話、26話

センターカラーに2話掲載とはトバしてますねー。
連載続きそうで何よりだけど、 勝手ながらギャグマンガは量産してると病みそうなイメージがあるので、他の漫画家さん以上にあまり無理して欲しくないです。
ゆっくりペースで続けてくださいね。

内容は相変わらず面白かったです。
1話目はゾ風呂と、唐突な謎造形キャラ・佐竹の登場がツボでした。
霊とのコミュニケーション回でしたね。

2話目はそれとは違って、人間同士のコミュニケーション回……というかコント。
何かもう、ミタマ・ソウヤ・ジャンカといい大人がよってたかって女子高生のバイト面接に一生懸命取り組むという形が微笑ましかったです。

鳩胸 つるん 2月4日発売予定

魔女の守人 4話(#4)

敢えてファフナに「俺が守ってやる」ってセリフを改めて言わせた直後にマナスファを崖から転倒させるのはわざとやってるんだろうか……。
これがタツキ先生や画太郎先生なら死んでた。

あと村のルールに恐怖しか感じない。
え、村長の第一印象で手厚い歓迎 or 袋叩きの二択になっちゃうの?中間はないの?
「未来ある善人をもてなすのが趣味」で手厚い歓迎をするってのはまぁ理解したとして、じゃあ袋叩きをするのは村長のどういう趣味からきた発想なんだ。
聞くのも怖いわ。

そして問題はここです。

魔女の守人 4話不意打ち
魔女の守人 4話反応早い

技名を言いながら不意打ちして「反応速ェな」ってなんだこれ……。
先週「魔女と騎士のタッグバトルが上手く描ければ盛り返せるかも」と言っていた自分の淡い期待は、この瞬間砕け散りました。
先週のイキり描写も手伝って、敵騎士のゲンがただの「魔女の力に過信したクソガキ」にしか見えないんだよなぁ。

この戦闘、1話冒頭でマナスファの広範囲大火力見てるから問題ないなと思いきや、マナスファは首輪してるから魔法を使えないんですね。
次週、そこには首輪の設定を忘れて魔法を連発するマナスファの姿が!は、さすがに無いか。

魔女+騎士タッグにファフナは一人で挑むって考えると、少し次週への緊張感が高まりますね。
ただ味方側だけ制限プレイってのも楽しみ辛いところです。

呪術廻戦 96話

五条悟、本当に規格外描写に事欠かないなー
今まで好き勝手に自由を楽しんでいた悪役としては、そりゃ封印に賛同するよね。
敵二人の性格・過去・動機を一気に纏めたの、やっぱり上手い。

マッシュル 5話

先週読んだ読者全員が「この後嫌がらせ受けてブッ飛ばすんだろうなぁ」と思った通りの展開。
前向きに評価できるのは「嫌がらせには全く怒らず、友人が侮辱されたのに怒った事」と、何よりも「この展開を1話で終わらせた事」ですかね。

巷で量産されている「スカッと話」は個人的に存在自体が苦手なので正当な評価ができないんだけど、「スカッと話」としては一定以上の質だったんじゃないかな。
あんまり好んで見ないジャンルだから分からないけど。

夜桜さんちの大作戦 25話(作戦25)

センターカラーとても力入ってるな!美しい。
本編は思ったよりスピーディで良かったです。
家族の力を全終結したのも最後の戦いっぽくて良かったんですが、センターカラーだからまだ終わりじゃないのかな。

この漫画のオリジナリティである「No.1スパイ家族の許嫁」要素が後ろに引っ込んでしまって久しく、 すっかり「スパイバトル漫画」が板についてきましたが、今週の引きを見ると方向性はまだまだ戻りそうにないですねぇ。残念。

権平ひつじ 超人見知りの高校生・朝野太陽が話せるのは、幼なじみの夜桜六美ただ一人。けれど六美は代々続くスパイ一家の娘で、極度のシスコンの兄が太陽排除に動き出した! 自らと六美を守るため太陽がとった手段とは!?

AGRAVITYBOYS 10話

いきなりの乗組員3人+ロボ追加にちょっとガッカリしたのは自分だけですかね。
しばらくはキャラ紹介メインになってしまうかな。

しかしこれだけ豊富な男性キャラが揃った状態、女性ファン的にはこの漫画どうなんでしょう。
下ネタあっても好かれるケースがあるのは銀魂が証明してくれてるので、ここらへんの層を掴めれば連載継続が盤石になりそうなモンですけど。

アクタージュ 102話(scene102)

やっぱりテレビ的には王賀美さんがやらかした感じに取るかー。
分かってたけどちょっと悔しいな。
それに動じてない王賀美さんは予想通りだったけど、「俺たちが謝るべきは観客だけだよ」ってセリフが良かった。
このセリフがあるかないかでキャラの厚みが全然変わってきますね。

先週、「羅刹女編は黒山さんの実力お披露目も兼ねてるのでは」と予想しましたが、ズバリ映画を見越した話が出てきましたね。
でも実際、自主製作でないプロの映画ってスポンサーの事を考えると好き放題のキャスティングなんて不可能なんですよ。
主演の俳優や組み合わせ、類似ジャンルでの実績など、過去のデータを基に興行収入の見込みを立ててスポンサーを説得しないといけない。

他の俳優ではなく夜凪を主役にするには、夜凪単体での実績と有名さは必須になるし、更に助演に千代子ちゃんと王賀美さんを使うならば、この組み合わせで結果が出たという過去データを作らないとスポンサーが説得できない。
それが出来ないと恐らく「千代子ちゃんを主役にして夜凪を助演にする」という”大人の意見”が通ってしまうでしょう。

黒山さんが考える超大作映画を理想のキャスティングで実行するには、現在の邦画界だと不可能に近いほど遠いロードマップが必要で、諦めずに実現の可能性を追い続ける黒山さんはすごいですね。
将来的に黒山さんの映画を撮影するときは、過去のオールスター総出演でカタルシス満載になるでしょうから、今から楽しみです。

本編ですが、やっぱり同じ脚本でも演出と演技で全く変わってきますね。
次週、夜凪達の芝居とどう違うか、原作はもちろん作画でもどう描けるかが楽しみです。

アクタージュ 10巻
宇佐崎 しろ, マツキ タツヤ 2月4日発売!
Amazon

ゆらぎ荘の幽奈さん 196話

夢展開×ヒロイン人数とは思わなんだ。
雲雀はやっぱり自分が認められたいんだなっていう微笑ましさがあったんだけど、朧の異世界を数年経由させる理由が全く分からないんだ……。
どういう願望の現れなんですかね、この子は。

かるらについては、さすが万能のトップ実力者だけあって事態の解明が適切です。
その上で「この夢を現実にさせよう」というガチさも持ってるんだよね。
これでストーカー気質さえなければ……!

ミウラ タダヒロ 2月4日発売!

サムライ8 39話

「八丸クソガキ問題」「八丸のアンに対する扱い問題」は作品の妨げになってたので、これを解決しようとする先週の展開も良しとしていましたが、まさか両方に一切触れないとは思わんかったよ!

「アン→八丸への思い」を正常化した事で解決したような感じにしていますが、別に読者はそこに違和感持ってないですからね。
嫉妬や虚栄とか八丸の精神性が未熟だったり、アンを個人として尊重しているように見えなかったり、とにかく読者は八丸の性格を問題に捉えてたと思うんですね。

アンが「八丸をちゃんと見てなかった」と謝る事自体は、それも事実なのだろうから構いません。
アンの事情を聴いた八丸が、改めて兄ではなく自分としてアンを守る事を誓うのも良いです。
でもそれで解決って……八丸は!?
八丸だってアンをちゃんと見てなかったですからね。
前回は五空とかにも指摘されてました。
それを……アンだけ謝って解決にしちゃいけないよ!

今回アタが急襲してきた通り、恐らく終了のカウントダウンは始まっています。
ここからはストーリーの本筋がメインにならざるを得ないので、今回の展開は八丸の精神的な問題を解決する残り少ないチャンスだったはずです。

最期に師匠が「互いを本当に見つめ合えた」と締めてしまった以上、 「アンとの関係性問題」 は「八丸を兄と重ねていた」という既知の情報を公開しただけで解決扱いになってしまいました。
それはつまり読者の大半が違和感を持っている「八丸クソガキ問題」の大部分が作中で解消されない事を示しており、作品としての完成度に大きい影響と不安を残す事になりましたね……

私は八丸の「クソガキ問題」や「アンをちゃんと見ていない問題」は”その後の成長を際立たせるための狙い”だと思ってました。
あんなクソガキだった八丸がこんなに立派になった!みたいなギャップがあった方が成長が感じられるじゃないですか。
ただ今回の展開で「岸本先生は八丸の性格に問題を感じていないのでは」という恐ろしい可能性を感じました。
それはあまりにも……作品を客観的に見れていない……

そんな感じで勝手に期待したものが裏切られて一方的にガッカリしてしまったワケですが、話としてはアタの急襲により話が大きく動きそうですね。
あと数話で終わりかなぁ。

ZIPMAN 11話(011)

今週で終わりかなと思ったんですが、クライマックスへの繋ぎ回でした。
ただそれを踏まえても何という虚無っぷり……ッ!
芝田先生、名刺回あたりからストーリ―力の弱さがガッツリ出てしまっていて残念です。

敵側の行動理念は「好きなキャラで好き放題する」だったと思うのですが、となると最後の「ジップマンの大事な全てをめちゃくちゃにする」という事に一貫性をあまり感じませんね。
ジップマンを潰したいなら登場した時に総力で潰せば良いし、そうしないのは目的外だからじゃなかったの?
更に怖いのはボスをバックに4人のシルエットがいる事で、さすがに再び1話ごとに1人倒す展開にはならないよね?

★2月26日発売予定。18~19話収録。ヒノカミ神楽の収録回である19話は、映像・音楽もそうですが、冒頭からの構成も見事でした。

【完全生産限定版特典】 ◆特製三方背ボックス ◆キャラクターデザイン・松島晃描き下ろしデジジャケット ◆特典CD(椎名 豪 劇伴音楽集4) ◆オーディオコメンタリー 第十八話:花江夏樹、松岡禎丞 第十九話:花江夏樹、鬼頭明里 ◆蛇腹ブックレット12P ◆特製花札4枚 ◆第十九話「ヒノカミ」ノンクレジットエンディング映像 ◆第8巻・第9巻連動『鬼滅ラヂヲ』公開収録 観覧無料招待応募券

にほんブログ村 漫画ブログへ