買われたら感想書くリスト企画の第二弾、かぐや様は告らせたい 13巻感想です。
Twitterでリアルタイムに読みながら実況したものをリライトして纏めたものです。
ちなみに過去のかぐや様感想の一覧はこちら

前回は覚悟を決めた白銀君の攻め気姿勢や、四宮さんの「白銀御行が好き発言」など、かなり不可逆の進展を見せた12巻。
ここにきてちょっとだけ先が気になる状態になってきた。
というか、この漫画本当に20巻以上続くの?最終回に向かってない?


122話

なんと石上君と四宮さんがついに文化祭での告白を決意してしまった。

そして次回から『文化祭と二つの告白編』が開幕、と。大丈夫かなぁー。
いや、漫画の行く末も心配なんだけど、ガッツリ恋愛パートに入られると私がどこまで楽しんで読めるか分からん。
また花火回のような疎外感を持たされそうで不安が出てきたな。

123話

いよいよ文化祭って事で恋愛展開に身構えていた所に――

かぐや様13巻 文化祭に来るラーメン四天王

突如ラーメン四天王が語る紅茶・珈琲談義の回が始まって笑った。

いや、こんなの予想できないでしょ。
私は単行本で追ってるから何とか覚えてたけど、本誌だけでリアルタイムで読んでる人はこのキャラ覚えてるんだろうか?

124話

石上君がつばさ先輩にアタックできるよう色々サポートと後押ししてくれる四条さん、めっちゃいい人!
「もし駄目だったら一緒に回ってあげる」とか、どれだけ優しいんだ。

そして毎度毎度イチャつく事で、優しい四条さんの心を破壊していく柏木・翼カップル、許せねぇ……ッ!
四条さんの好感度が上がる事で更に憎しみが増してくるぜ。

という事で石上君、四条さんのアシストでつばさ先輩とホラーハウスへ。何か進展ありそうね。

125話

かぐや様13巻 お化け屋敷でイチャつく柏木・翼カップル

安定の柏木・翼カップルである。

この件を目撃した伊井野さんにより、男女混同でのホラーハウスは禁止に。
つばさ先輩と仲を深めようとする石上君の邪魔をするの、許せねぇ……!
(あと、またもや現場を目撃してしまう四条さんが可哀想)

126話

藤原さんの妹・萌葉ちゃん、白銀君に憧れてたのか……。
さて、今回は純粋なコメディ回っぽいね。

藤原さんは苦手克服回で白銀君に色々酷い目に合わされてるので、白銀君の株を落とそうとメチャクチャ必死なのが何か珍しくて面白かったな。新鮮。
途中で萌葉ちゃんの相手を四宮さんがするんだけど、久しぶりに藤原家限定のキツい当たりを見せる四宮さんが懐かしい!

かぐや様13巻 藤原家にキツい四宮さん

相変わらずすげぇ辛辣なんだけど、笑ってしまう。

127話

おー、不意打ちで急展開。

「文化祭中にハートを渡す=告白である」という校内知名度9割のジンクスを知らない石上君が、ただのプレゼントで渡したハートなのにつばめ先輩に告白扱いされてしまった。
まぁ、石上君の性格的になかなか告白実行はできなかったろうけど、ちょっと意外な展開になってきたな。

一部始終を見た白銀君が「ここで石上君が玉砕すると恋愛自粛ムードになるので自分の告白がしにくい」となるの、うまく石上君と白銀君の恋愛を関連付けさせてきたなー。
別々の恋愛だけど、ここを関連させる事で白銀君が(もしかしたら四宮さんも)石上君のサポートをする動機付けが出来るもんね。
読者の興味もリンクするし。
普通に上手い。

128話

「白銀君にハート入りたこ焼きを食べさせたい四宮さん」という、久しぶりに箸休め的な恋愛頭脳戦。

基本的には普通の回だったんだけど……

かぐや様13巻 DV被害者みたいな伊井野さん

伊井野さんのヤバさがどんどん加速していく……!
この子、あまりにもチョロくてカモられやす過ぎる。大丈夫か!?


ん?なんだこの展開。
文化祭最終日になって、飾りのハートが全部盗まれて、次回に続く。
石上君の告白と白銀君の告白、それぞれの思惑が入り乱れて珍しく複雑な構造になってるんだけど、ここでもう一要素入れてくるの!?
赤坂先生は意味ない事をする人じゃないと思うんだけど、このハート盗難、本当に意味出てくるのか?

129話

ハート盗難事件、そりゃ藤原さんは性格的に盛り上がるよね。
そんな藤原さんに対する白銀君の反応が……

かぐや様13巻 お祭りにはお祭り騒ぎが必要

え、なにこの表情とセリフ。他ならぬ生徒会長が犯人なの?なんで?
(あとちゃっかりバルーンアート習得してて流石)

130話

石上君に告白された(と認識している)つばめ先輩が、断り方を四宮さんに相談する回。
あ~、「断り方」って事は……ダメだったか~。と見せかけつつ、石上君がダメなんじゃなくてつばめ先輩は恋人を作る意識が薄いのね。
いやしかし、本当に混じりっけ無しの恋愛回だな。

恋愛回だけど、「石上君が告白するワケがないからきっとつばめ先輩に告白したのは別のライバルだ」と、つばめ先輩に振るように誘導しようとする勘違い四宮さんや、もう本当に意味の分からない告白の断り方をする藤原さんとか、ちょっとクスリとくるシーンも入ったので何とか読める。

しかし伊井野さん、本当にチョロいな……大丈夫かコイツ…
「もう少し知ってから答えを出してもいいのかな」という事で、つばめ先輩の結論としては『判断保留』。
石上君自身も告白した認識がないっぽいし、読者がゲンナリしない範囲でうまく着地したな。いやこりゃ大したもんだ。
そしてこれで決着が付かず判断保留という事は、やっぱりまだ漫画は続くのね。

131話

そんな事言ってたらオイオイ13巻も最後の話だぞ!文化祭編、まだ続くの!?

12巻から攻め気の白銀君提案による、四宮さんとの文化祭デート。
めちゃくちゃ初々しいカップルみたいな描写を食らわされてしまったけど、二人の好感度が高いから読んでいて吐き気がしない!すごい!
普通の読者ならドキドキするんだろうか…

最後、生徒会室で二人きりになって、「ついに告白か?」と思わせておいて、最後のページでスタンフォードへの飛び級進学を打ち明ける白銀君。

かぐや様13巻 スタンフォード大学への進学を打ち明ける白銀会長

なんだこの雰囲気!?
かぐや様、お前……もしかして終わるのか?第一部完なのか?

13巻振り返り

うわー、そのまま13巻終わった!なんだこれ!

まず文化祭編のまま13巻が終わるという、過去最大のシリーズの長さにも驚いたし、この13巻の終わり方にも驚いたわ!

マジでなんだこれ……。
『五等分の花嫁』の最後の文化祭編みたいな感じの様相が出てきているんだけど、これ逆にどうやれば最終回にならないの?
これだけ丁寧にやってて、赤坂先生がキムチ&居眠りは有り得ないでしょ。
いや、ここまで来るともはや次の14巻で告白して付き合う未来しか見えんぞ。

二人は恋人になって、恋愛のアレコレは石上君に主役交代して第2部が始まるとか、そういうやつか?
ここに於いても未だ恋愛自体に興味がない私だけど、
・私にとって既に”生きたキャラ”である白銀君・四宮さんの未来がどうなるのか
・漫画として、どのように着地・発展させていくのか

という2点の興味で読み進めている。

リアルタイム本誌勢のラブコメ読者は、一体どういう気持ちで読んでたんだろうなぁ。

あと特筆すべきは、恋愛要素が多いながらも随所にコメディやらラーメン四天王やらが散りばめられていたのもあって、恋愛中心なのに不快感なく読めた事。
展開・キャラ・コメディに牽引力があるので、脱落せずに読めている。
やっぱり私としては恋愛以外の要素があればあるほど、滑り止めになる感じね。
とりあえずは色々と14巻次第だねぇ。つづく!

あ、それと四条さんが色々良い子である事が判明したので、13巻で好感度大幅アップしました。
個人的には13巻、四条さんの巻と言っても良い。(ちょうど単行本表紙にもなってるしね)

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