さて、匿名質問箱の要請で設置した買われたら感想書くリスト企画の第一弾、五等分の花嫁の5巻感想です。
いつものようにTwitterで実況的にやっていたものをリライトしつつ纏めています。

現時点での感触は「続きがあるなら読めますよ」ぐらい。
まだ辛くない!すごい!それどこか前向きになりつつある!

ここから先の私の印象がどう変わるか、それは君達の目で確かめてくれ!(クソ攻略本っぽいアオリ)


33話

お、一花と三玖が積極的に迫ってくるようになった!

ラブコメが苦手な私が、ここで「ウゲェ……」とならず微笑ましい気分になるの、こうした変化を「成長」として感じられる描写を重ねてくれたからですね。

まさかこんなガチ恋愛描写を微笑ましい気持ちで読む日が来るとは……。
本作の力か、感想のためにしっかり読んでるからか。両方?

五月「教えてください。あなたが勉強する理由を」

お、ついに過去編突入か?
確かに色々一段落して、気になりつつあるタイミングではある。
「これからも励みたまえよ」とか上から目線で言ってくる謎のお医者さんも出てきたし、次回どうなる?

34話

うぉ、すんなり話す流れかと思いきや、「教えてくれるまで睨み続けます」という五月に対して「なら俺はお前が諦めるまで睨み続けようか」と返す上杉君、すげぇな!
こんなにハッキリとしたラブコメ主人公が世の中にいるとは!病床でも関係ないぜ。

そして過去編突入かと思ったら、途中で捏造話に切り替えやがった!
上杉君、本当にお前ひねくれ者だな……。

とりあえず修学旅行での出会いって事が判明したので、当時の住所とかは無関係っぽいね。
そして「五つ子が”あの時の女の子”では疑惑」がようやく正式に発生、と。

あと五月が「あなたは私たちに必要です」と言いながら上杉君の事を知りたがるのはすごい前進だなぁ。
最初が割と酷かっただけに、少しずつ信頼を獲得していくのは嬉しい。
でもすごいのが、だからといって最初期の「酷い時期」も不快感はそんなになかったのよね。
これは結構すごい事だと思うよ。

35話

上杉君「この中で昔俺と会った事があるよって人ー?」

うわすげぇ疑惑発生直後に聞くのか!マジで頼もしいな!
もっと勿体ぶって「あの子がもしや……いや、そんな事は……」を無限に繰り返したり、ウジウジとすれ違いを繰り返すのかと思ってた!

いやー、これは良いわ。

私はすれ違いを繰り返すラブコメの登場人物を見る度に「お前らさっさと話し合えや」と何度も思ってたんですよね。
大体あいつら、話合えばすぐ解決するような事をグチグチやって話数を稼ぐんだよ。(我ながらヒネてんなぁ)
ここでスッパリと切り込んでくれる上杉君、やはり逸材である。

36話

ようやくの四葉回。
林間学校も不思議なぐらい四葉が掘り下げられてなくて、計算された配置の作劇をする本作において、やっぱり四葉の扱いには違和感と特別感があるんだよなぁ。

さて四葉。
困ったような笑い方で「私が欲しいのはなんでしょうか」ときたか。
四葉は自分の望みが薄い?我慢してる?
次回、ようやく切り込んでくれそうな予感がする。

37話

欲しいものがない四葉。
上杉君の笑顔を見て「欲しいものはもう貰いました」と笑顔になり、めでたしめでたし……ってこれでいいのか!?

え……これで四葉回終わり?うそでしょ?

いや、それ結局「他人の喜ぶ姿」を望んでいるって所は同じじゃね?
対象が五つ子から上杉君に変わっただけじゃね?

んー、「四葉は満足したから良かったね」で良いのかな。
最後のデート先を自分の好きな公園にする事に遠慮してたあたり、四葉は自分を出すのを恐れる子って事でしょ?
なんというかこの主体性の無さというか、四葉本人の意思やコダワリの薄さみたいな所に切り込まないの?
私が気にし過ぎてるのかなぁ。

38話

上杉君が子供とも正面から接するフェアな男である事が判明。再び私の好感度を少し上げて、更に不発ながら三玖が告白する回。
三玖、本気だ……!

今のところ、私が女性として良いと思うのは三玖かな。
一生懸命に上杉君にアタックするし、表情も可愛く感じる事が多いかも。
報われて欲しい度が一番高い。

ラスト、「このままみんなで楽しくいられたらいいね」
これは……フラグ!次回何かが起きるフラグだ!

39話

試験一週間前にも関わらず、重めのケンカ発生だ!ピンチ!

やっぱり……と言ったら可哀想だけど、発端となったのは二乃。
上杉君の「ただでさえ遅れている。4人にしっかり追いつこう」で雰囲気変わったので、ここが二乃の逆鱗か。

うーん……劣等感?には見えないよなぁ。
横並びの五つ子が好きで、差が出るのが嫌って事なのかなぁ。

上杉君の問題集が破られて、押し問答している三玖が怒るかと思いきや、ここで五月が飛び出してきたのは普通に予想外。
上杉君の努力を否定された事について五月はメチャクチャ真剣に怒ってくれて、嬉しい半分・驚き半分。
まぁ五月は1話で初対面の上杉君に勉強教わろうとしてたし、33話でも「変わりたい」って言ってたもんなぁ。

40話

あー、なるほど。
上杉君自作の問題集(5人分)が全部手描きだと知ってたから五月は怒ったのか!
いや緊迫したシーンなのは分かるけど……ちょっと上杉君が怖くて集中できないわスマン!

何だよお前、公共施設とかでコピーしろよ……。
それかほら、給料貰ってるんだし、徹夜せずにコンビニでコピーしたらいいのに……

それはさておき、二乃と五月が家出かー。
本作でも過去トップクラスのピンチ展開では?
しかも試験前だし、色々問題が山積みだ……。

考えてみれば、二乃に対して上杉君自身が直接信頼を獲得する機会は比較的少なくて、今回でそこを頑張るのかな。
しかし、なかなか苦労しそうな気配……

41話

五つ子の過去が色々判明。
お母さんはやはり亡くなっている様子。

というか何よりも、今の父親は血が繋がってないって事か!
うわー、これ複雑だぞ。
だってあんまり気にしてなかったけど、今って要は「金だけ渡して放ったらかし状態」だもんな……。

よく考えると、父親の仕事を放棄しているもんね。

林間学校で一花が前に五月に言っていた「フータロー君はお父さんとは違う」ってそういう事か?
そもそも父親とは信頼関係がないのかな。

五つ子だけで身を寄せ合って生きているような状態だったと考えると、初期に二乃が上杉君にアタリがキツかったのも、分からんではないかもしれん。

そして……げ、四葉また部活に誘われてんのか。
色々問題を抱えて落ち込んでいる上杉君の所に……出た!「あの時の女の子」だ!

これ、確実に五つ子の誰かが変装している姿でしょ。
一体誰なんだろう。
結構閉塞的な状況なので、この子の登場によって事態が色々前に進んでいくのかな?

5巻振り返り

5巻読了。
いやー、ちょっと気になる所で終わられちゃいましたね。
このタイミングで登場させるのは上手いよなぁ。
これはさすがに、普通に続きが気になってくるわ。

ちょっとアレですね。
悔しいけど、「6巻が手元にあるからすぐ読めて良いな」みたいな気持ちはありますよ、実際。
楽しんできている!

5巻ハイライト

五等分の花嫁 5巻36話の四葉
36話

四葉が一瞬うろたえてから、いつもの笑顔と調子に戻るシーン。
「良いな」という意味でのハイライトじゃなくて、「努めて明るい調子でいようとしてるんだな」っていうのが分かる。
意外な素顔が見れたようで、ちょっと印象的だった。

にほんブログ村 漫画ブログへ