さて、五等分の花嫁 3巻の初読感想実況いきますよ。

2巻は花火大会という初の長編。
一花のストーリーの出来の良さに関心しつつ、乗り切れない自分のラブコメ耐性の低さにショックを受けたところ。


15話

一花・三玖・四葉が勉強会に参加!
ここらへんは”頑張った成果”って感じで、さすがの上杉君も少し顔が緩む。
しかし五月、まだ上杉君に敬語で喋ってたのかと思ったら、デフォルトでこういう口調なのね。
今気付いたわ……。

さて、少しずつ軌道に乗ってきた所で、「誰か一人でも赤点を取ったら家庭教師解雇」のハードルを設置。
油断してきた所で、ちゃんと山場を用意してきたねー。

16話

「プレッシャーを与えたくないから解雇の事はなるべく言いたくない」とか、上杉君優しいな。
結構私の中で好感度が高いです。嫌な主人公じゃない。

で、よりによって「赤点だと解雇される事」を二乃に知られる……と。
妨害工作するまでもなく、二乃が赤点取れば終わりだもんね。
さーて、これ詰んでない?
もう二乃のご機嫌を取るしか……

17話

一人で勉強頑張ると意地を張っている五月、メッチャ泣いてて少し心が痛んでしまった。
お泊り中なので、三玖のベッドで寝る上杉君。
お前その平常心はさすがにすごいな!鋼か?

で、寝ぼけた三玖が上杉君が寝てる別途に忍び込む予感。
これ、ドキドキ展開というかピンチ展開じゃない……?

あと一花も、今まで「作り笑い」的な表情だったけど、結構色々な表情を見せてくれるようになってますね。
五月の泣きながら勉強頑張る顔もそうなんだけど、話が進むごとに色々な表情を公開していくのがこの漫画の醍醐味って事かな?
多分。分からない。違ってたらごめん。
(どんどん自信がなくなってくる)

18話

お、今回ちょっと面白かった。

意地を張り続ける五月に対して、三玖と勘違いした体で(お互い分かってるんだけど)勉強を教える展開は良かったぞ!
ちゃんとお互い謝ったのもエラいし、上杉君に「一人でよく頑張ったな」と言われて喜ぶ五月の表情も少し魅力的に感じた。
一花のサポートも光ったね。良い長女!

19話

テスト直前のドタバタ。
外国の子供の英語が分かったり、ちょっとした成長描写もあるけど、さぁ次回からテストだ。

ていうか二乃は!?
二乃が赤点取ったら全部ダメなんだけど、ここらへんのフォローしてないぞ!
え……大丈夫なの?
次回あたりでそこに言及が入るんだろうか。

20話

5人全員がそれぞれ別の1教科を除いて赤点なのに驚いちゃったけど、「5人全員で赤点を回避した」という逃げ方はびっくり。
何よりも二乃が助け船を出してくるとは思わんかったな!
家族が大事な子だから、その家族に対して良い影響を与えているという事実に対しては素直に認めてくれるのね。
意外と素直……。

さて、家庭教師継続で一安心だけど、それよりも「ご褒美のパフェを食べに6人でお店に行く」ってのが、信用を獲得した感じで達成感ありますね。
良かった良かった。

とりあえず5人全員に対して、一定ライン認めてはもらったのかな。
これで一段落。さて次回からどう展開するのやら。

21話

一段落してコメディ回。

「正直に感想を書く」と言った手前、正直に書くけども!

家庭教師という縦軸を抜いて普通にコメディやられると!

私としては虚無に近い感情になるぞ!


最後、四葉の「好きだから」「嘘」のシーン、本来の読者の想定としてはドキッとするのが正解なのかな。
「なんで急に?」と思ってしまった。

ん、いや、待てよ。

四葉、例の「過去に会った女の子」って説ないか?

四葉って最初から上杉君に協力的で、まぁそれは性格的な事もあるとは思うんだけど、物語構成的にはエピソード無しで味方になってくれてるのに違和感あるんだよな。

だから「四葉が昔に会った子で、四葉はそれを覚えている」という事なら、今回の話含めて色々繋がるんだけど……

22話

お、次は林間学校に向けての話か。
「キャンプファイヤーで踊った男女は結ばれる」って、何かIFルートが分岐しそうな設定ね。(ジャンプ脳)

ところで肝試しの仮装。上杉君の子供時代と同じ金髪なのね。
これ後でお面だけ外した金髪状態になって、誰かに気付かれる伏線かな?

五等分の花嫁 3巻フータローの仮装

自分で貼っておいて何だけど、アップの画像こえーな。

23話

妹の看病で林間学校を諦める上杉君。
表面上は全く気にしていないようにしてるし、本当に妹想いの良い奴だ。
意地っぱりだけど本当は優しいって性格が一貫してて、私の中で上杉君の好感度は高い。

そんな感じで学校のバスの時間が過ぎた後に、五つ子が揃って自家用車で迎えてに来てくれるのは本当に関係を構築した!って達成感があるね。
上杉君もひっそりと笑顔に。

読者の興味を惹く材料として「過去に会った女の子は誰なのか」は定期的に情報を小出しにしてくるね。
前回ノーリアクションだった為に候補外かと思われていた二乃も、「どこかで見たような」という今回の台詞で、再び候補に。

あと三玖に加えて一花も恋愛フラグが。
ややこしくなってきたぞ……!

3巻振り返り

さて、「過去に会った女の子は誰か」だけど、私の予想は四葉かな。
とにかく21話最後の「好きだから」が唐突で、違和感が拭えないんだよね。

花火回で判明したけど、結構話の中に伏線を忍ばしたり出来る作者さんだって事が分かったので、あの回も「幕間回に見せかけた伏線」だと睨んでいる。

私は展開予想が苦手なので、多分この予想は外れるし、今後の展開次第で四葉説からドンドン変わっていくと思うので、そこらへんの変遷も楽しんでいきたいですね。

現状の感触としては、「まぁ……読める」から、「続きがあるなら読んでも良いかな」ぐらいにはなってきた。
ちょっと上から目線っぽい言い方で申し訳ないけど、前進している証拠!

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