買われたら感想書くリスト企画の第3弾、メイドインアビスの初読感想です。
Twitterでリアルタイムに読みながら実況したものをリライトして纏めています。
読んだ事ある人はもちろん、読んだ事ない人でも雰囲気は分かるので、気になっている方もどうぞ。
送って頂いたのはこの7巻まで。
明らかに本巻で決着しない雰囲気なんだけど、とりあえず読めるところまでは読ませて頂こう。
ところで7巻表紙、 ペットのメイニャを傷付けた「精算」として酷い目にあってしまった可愛い生き物と踊っている!
無事だったのか!良かった!
これまでの感想一覧はこちら。
43話
ナナチ・レグが行方不明になり、他の住人に襲われかけたリコを表紙の表紙の可愛い生き物(リコ命名・マアアさん)が助けてくれる。
マアアさんがそのまま同行してくれるの嬉しいな。見た目も可愛いしね。
と思ってたらケツが汚ねぇぇー!!!
なんで作者はこんなデザインにしたの!?
成れ果て村、やっぱり裏に隠された秘密な危険があるっぽいね。
そして何故かミーティと一緒にナナチが眠らされているコマが挿入されて、次回へ。
どういう事だこれ……。ミーティはレグの火葬砲で死んだと思うんだけど、幻覚とか見させられてる?
ちょっと6層、やっぱり話の進め方がこれまでと変わってきている。
44話
第2のケモキャラ・ファプタに同行していた機械と同じく、レグは「干渉機」らしい。何に干渉するんだ。
干渉機は各層に置かれていて基本は層の行き来が出来ないらしい。って事は、置かれた層にそれぞれ何か干渉するべきモノがある?
多分覚えておいた方が良い情報だ。
リコin成れ果て村の食堂。
“睾丸焼き”とかスゲー名前のメニューでも普通に食べるリコには相変わらず尊敬するよ。マジで精神力が強い。
こういう色んな生き物が色んなものを食べてる食堂風景とか、作者さんの中で設定やら深く考えてて細かく描写してるのが暗に分かるから面白いな。
そしてナナチとレグを探して、現地の人が入れない地下『目の奥(ドグープ)』に向かうと、拘束された人が。
いよいよ謎が多い成れ果て村に切り込んでくるか?
この6層の話はまさに「探検」って感じで、色々読者の好奇心と探求心を刺激してくるなぁ。
45話
地下に拘束されていたヴエコさん。本作には珍しい大人の女性だ!
何か成れ果て村の創設メンバーらしいけど、どう考えても背景に複雑な事情が見え隠れしている。
うーん、これは間違いなく、この7巻の中で収まるような規模の話ではないぞ……。かなり長編の予感……
ヴエコさんがほぼ服着てなかったので買ってあげるリコ。
本作のこういう分厚い世界観を感じさせる説明はやっぱり好き。
明らかに義務じゃなくて好きでやってるのが分かる。ちゃんと値段まで書いてて芸が細かい。
で、先般のナナチ関連の謎が判明したワケなんだけど、ナナチお前!マジかッ!
三賢ベラフの所にいる複製ミーティと一緒にいる為に、自分を全部売ったの!?
お前そんな誰も見てない所でクソデカ決断をするんじゃあないッ!
でも引っ掛かるのが、ミーティは複製らしいけど、そういう事出来る世界観なの?
ボンドルドと取引したらしいけど、どういう技術があってそんな事が出来たか分からんし、何か魂的な話もよく出てた本作において、魂までコピーできてるのが全然しっくりこないなぁ。
46話
おお、何か今回は本当に長編だ。
村に呼び込まれてきた謎の超強い魔物を撃退してるんだけど、リコがめちゃくちゃ賢く作戦を立てている。
でも「ご都合の良い賢さ」じゃなくて、ちゃんとこれまでの知識と経験を活かしているので違和感がない。
リコが頼もしい事に全く不満はないし、説得力がある。
マ、マアアさあぁぁーん!!(命懸けでリコとメイニャを助けて自らが犠牲になる!)って所でレグが助けに来る。
オイオイ近年稀に見る「待ってました主役のご登場」的展開だ!頼もしいな!
完全に熱血少年漫画の文脈だよ!
47話
前話の盛り上がりも何のその、アッサリ死んじゃう敵。
とりあえずマアアさんが無事そうで良かったよ。でも相変わらずケツが汚い。なんで作者さんはこんな造形に……
そんな感じでひと段落し、主要メンバーで話し合い。
元三賢のヴエコさんが語る村の成り立ちとは!?
価値の化身ファプタの正体と目的とは!?
物語が確信に迫ろうとする中で、8巻に続く!うわー!気になる所で終わった!チクショウ!
7巻振り返り
7巻読了!
5巻総評で言った「少年少女が苦難を切り開く物語」というウリはそこそこに、6巻からは「アビス6層 成れ果て村関連の謎」という点にかなりの重きが置かれてて、ジャンルが変わったような読み味。
だからこそ今回の物語がどんな風に着地していくかが全然読めないし、見届けたい気持ちが強い。
色々な描写から見るに、作者さんが「作品完成度を維持しつつ好きな事を描いている」のは明白。
でも現在読んでいる6層の話はまだ途中だから「何を描きたいのか」がまだ見えてなくて、そういう意味でもとても気になるのよね。
というか正に探検モノって感じで、非常に好奇心を刺激されてより私好みって感じなんよなぁ。
初読感想としてはここまでだけど、ちょっと落ち着いたら続きも読みたいな!
まだまだ続きそうな感じだけど、将来的にはちゃんと見届けるぜ!
表紙の雰囲気的に私が自分から手に取る事はないであろう漫画だったので、買われたら感想を書くリストに送って頂いた方々には感謝だ!
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