買われたら感想書くリスト企画の第3弾、メイドインアビスの初読感想 2巻です。
リアルタイムに読みながら実況したTwitter企画をリライトして纏めています。
前振りの1巻、旅立ちと問題提起の2巻って感じで、3巻以降の展開がとても楽しみ。
既にラブコメ感想の時よりも露骨にテンションが違って申し訳ない。
メイドインアビスの感想一覧はこちら。
17話
オーゼンの訓練開始。
手取り足取りってタイプじゃないとは思ってたけど、いきなり10日間アビス内に放り出しての生存訓練だ。
・リコ:体は弱いが心が強い
・レグ:体が強いが心が弱い
なるほど。言われてみればそんな凸凹コンビだよね。
2巻で分かったけど、リコが想定よりもずっとタフで覚悟が決まってるのよね。
オーゼン「他の白笛に遭遇するから、五層には留まらない方がいい」
六層に早く行った方が良いぐらい危険って事……?
どんな奴らなんだろう。白笛紹介のこのコマ、多分覚えといた方がいい予感。
一番ロクでもないらしい、ボンドルドとか今後出てきそうよね。
オーゼンに深層の話も教えてもらい、母親ライザの形見の武器・無尽槌(ブレイズリープ)を受け取って、第3層大断層へ。
さてさてテンポ良く修行も終わり。
ここからは正真正銘、本当に未知で危険な冒険になりそう。
修行の成果がどう出てくるかね。
18話
あ、やっぱレグの火葬砲はリスクあるのね。
「使用後10分で昏倒して、2時間起きない」とは、これはなかなか厳しい縛りだ……
という事で、二人の連携プレイであっと言う間に大型蛇を撃破。4層・巨人の盃へ……って早い!
かなりトントン拍子に進んでるぞ!もう4層か!ペースが速い!
19話
大型のハリネズミみたいな獣、タマウガチと遭遇。
毒針を持ってて探窟家を100人以上殺してるらしいから注意って
ええええぇぇぇえ!?!!
早速グッサリ刺さってるんだけど!!!
え……これ大丈夫?
いや………………ヤバくない?
うわうわヤバイ、ピンチだこれ。リコ死ぬんじゃないのかマジで。
ノンキに感想書いてる場合じゃないぞ。
退避時の上昇負荷で血も吹き出して幻覚も見てるし、毒で腕も腫れてるし……本当にリコがヤバイ。
リコ、レグに「毒が回る前に腕を切り落として」と指示。
この状況でその指示が出来るのはエライけど、まさかこんないきなり欠損するのか……!?
こ、これは。い、陰惨……ッ!
腕を折ってから切り落とすのは確かに現実的で合理的なんだけど、レグじゃなくてもコレは辛過ぎる。
読んでて震えてきた。
まさかいきなりこんなガチでヤバい事になるとは。
トントン拍子とか言って悪かったよ……
(仕方ないけど)レグがモタモタしている間に、リコが死にそう……。
私も想定外過ぎてドン引きの大ピンチの中、表紙に出てきた新キャラ登場だ!
やった!なんか分からんけど助けてくれそう!!!
20話
新キャラ、「成れ果て」(ってなんだ?)のナナチによって救助されるリコ。
できる範囲で腕の縫合もしてくれるし、良かった……!!!
「リコが切断部分を肘先で指示したのは、先に進むため」
なるほど。リコ、すごい判断力と決断力だ。
確かに上昇負荷を承知で上への退避を勧めたり、幻覚と毒に苦しみながら腕の切断を指示したり、今回の大ピンチを通してリコの精神の強さを痛感したな。
ちょっと異常なレベルでタフだった。
6層の上昇負荷「人間性の喪失」の影響で生き残ったものが「成れ果て」なのね。
本当に過酷だなアビス。
ナナチはその中で人間性を失ってない例外中の例外かー。
その例外の理由は何かありそうね。
というかナナチ、6層から生きて帰れるだけの能力があるって事?
相当なベテラン探窟家なのでは……
最後、ナナチの回想に出てくる謎の仮面……
ってお前、オーゼンが言ってたボンドルドじゃね?
何か実験とか言ってるし、やっぱりロクでもない予感しかしないなコイツ。
21話
リコの治療完了。
なんていうかアビスの特別なキノコを使ったり、重厚な設定を活かした良い意味でファンタジーな治療であった。
それどころじゃなくてスルーしてたけど、どうも「アビスの呪い」を回避する方法があるっぽい?
という事で、次回に続く。これは重要情報だ……!
22話
「アビスの呪い」の正体が発覚。
なるほど、意識に反応して出るものを拒もうとする力場かー。
ナナチや深層の獣にはそれが見えていて、敵の行動の未来予知まで出来るのね。ズルイ。
何となく、リコとか力場を見れたりしないのかな。
何か目が呪いの影響下にあるって話だったし。
23話
ボンドルド、許せねぇ……ッ!!!
ナナチと、人間性を失ったもう一人の成れ果て”ミーティ”の過去が発覚。
ボンドルドの実験の影響でこうなって、ミーティは死ねない体なのか。
うわー、辛いなこれは。辛い。
なんだこの漫画。優しさがない。登場人物に対する優しさがないぞ。
悲しい話にも程があるわ……。
24話
あぁ……
うわぁ……もう……うん……
ナナチの「ミーティを殺して欲しい」という願いを「ミーティの尊厳を取り戻す」と解釈して、火葬砲で叶えてあげるレグ。
もうここの描写がね、ちょっと哀しくてたまらん。
メチャクチャ悲しい。久しぶりに泣きそうになったわ。
このシーン見てくれよ……。
火葬砲で吹き飛ばすのに、フカフカで綺麗な場所を用意してあげて、可愛いぬいぐるみとかも沢山置いてやってるんだぜ……。
ナナチがどれだけミーティの事を大事に思ってるかって事だよ……。
そして最後にクソ野郎のボンドルドの描写。
どうもナナチを逃がしたのはわざとで、ミーティが死ぬかどうかモニターをしていた様子。
「おめでとうナナチ」じゃねぇんだよ!!!!!なんだコイツ!!!ふざけんな!!!!
3巻振り返り
3巻読了……。
いやまぁ、「面白かったかどうか」と言えば面白かったし、もうビックリするぐらい感情は揺さぶられたよ。
というか半分ずつ読む予定が、気付いたら1日で一冊読み終わってたよ。
いやでも、この絵柄と雰囲気でこんなに悲しい話を食らわされると思う訳ないでしょ。ボンドルドはクソ。
なんかリコの負傷から、ずっと力入れて読んだわ……。
物語としての力が強い。
とても悔しいのが、この作者さんは人間の感情を人並み以上に理解している。
だからこそこんなに響くような展開と演出をブチ込めるワケですよ。
ちょっとこれ、アニメは観れないわ。初めて創作で泣いてしまうかもしれん。
あとボンドルドはクソ。
いつもの私なら、「ナナチは仲間になったら活躍しそう」とか「力場が見れるようになったのは呪いの影響って事ね」みたいな事を考えるんだけど、もうちょっと……そういうのは落ち着いた時に4巻を読み進めながらするわ。
一旦暫く休んで心の力を蓄えて、4巻に挑みます。
そしてボンドルドはクソ。
つづく!
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